白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(9)五輪尾根

白馬岳から蓮華温泉のタイトル9

朝日岳山頂から栂見新道まで、青空の下最高の風景を見ながら歩くことができました。でもね…その幸せは…まだまだ続くんです!

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まだまだ続くよ青い空…吹上ノコルから白上地まで

イラストマップ1

前はそそくさと通過しましたが、今回はゆっくりと風景を堪能することにしました。
目の前に広がる緑色が目に優しい〜。

そう、栂海新道と蓮華温泉の分岐点に私は居たのだ

笑顔の登山者のイラスト
と、自己語りがしたくなるような風景。

吹上ノコル

そうだ!栂海新道手前にあった、銀色の看板も見てみよう!

吹上ノコル2

う〜ん…心の目が綺麗になっても、全く見えないハゲっぷり。
雨風でハゲちゃったのかしら…?自然は厳しいわね。

さて、お名残惜しいが…そろそろ蓮華温泉へ向かって歩き出すことにします。
まずは分岐点から歩いてすぐにある白高地を目指すぞ!

吹上ノコルから蓮華温泉へ向かって歩き出す

歩き始めて、再び興奮!

なによ〜もう〜この素晴らしい登山道!
笑う登山者のイラスト3

登山道を挟むように白い花が散りばめられていて…カワイイ!

吹上ノコルから蓮華温泉へ向かって歩き出す2

振り返れば、雲ひとつない青い青い空が美しい〜!
さっきまで自分がいた場所がどんどん遠ざかっていくのがチョット寂しい。

朝日岳を振り返る

この区間はずっと笑っていたと思う。そして…

今、ここに入れて本当に幸せ〜…
喜ぶ登山者のイラスト

と、何度も口にしました。
どんなにクサイセリフを吐いても、前にも後ろにも誰も居ないから恥ずかしくないわね〜。

吹上ノコルから蓮華温泉へ向かって歩き出す3

今まで登山で色々な登山道を歩きましたが、ここも
ぜひ!もう一度歩きたい登山道!
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まあ、二度と歩きたくない登山道の方が圧倒的に少ないんですけどね。

五輪尾根を歩く1

岩場も好きだど、こんな緑いっぱいの道もいい〜。

五輪尾根を歩く2

気がつけば、足元にはピンク色の花も咲いてます。

五輪尾根を歩く3

あら…!今回の山行ですっかり見慣れた銀色の道標。
目指していた「白高地」かしら…?思ったより時間がかかったわね…
ん?違う…?

五輪尾根の道標

どうやら、気がつかないうちに「白高地」を通過しきっていたようです…。

緑の道をひたすら歩く…白高地から五輪高原まで

イラストマップ2

朝日岳山頂から蓮華温泉への登山道は道が一本続いているので基本的にわかりやすい上、ペンキマークもところどころについています。

五輪尾根のペンキマーク

花に囲まれて緑の稜線を歩いていく登山を今までの登山では経験してこなかったので新鮮。

五輪尾根を歩く4

その先に木道が現れました。
ここから朝日小屋も、蓮華温泉もかなりの距離があるのに…木道を設置してくれているなんて…
ありがとう!
…って、人間のためよりも周りの食生物の為に設置されているんですよね。
だから、この木道から外れることなく歩きましょう。

五輪尾根を歩く5

途中にあった菖蒲?

菖蒲

過去に描いた昔ばなし漫画飯食わぬ女房も大嫌いな菖蒲かな?
確かにこうして見ると…突き刺さってきそうな草だよね〜。

五輪尾根を歩く7

周りに浮かれて道を誤らないよう、ペンキマークは要チェック。

五輪尾根を歩く8

水が豊富だから、こんなに緑豊かなのかな〜?

岩場を登る

この幸せな道がいつ終わるんだろう、そう…幸せはいつまでも続かない…。
楽観主義者なのに、永遠は信じないタイプなの。
だから、振り返る。

朝日岳を振り返る

一番幸せだった頃を追い求めて…。
進行方向が木々に囲まれ始めると、終わりを予測する…。

五輪尾根を歩く10

が、すぐに木々は抜けて…また別の山々の風景が広がった。

五輪尾根を歩く11

こうして撮った写真を見返すと、徐々に徐々に標高は下がっていってますね。
遠くに見える山がどんどん高くなっていく。

また振り返る

壊れた標識がちょっと物悲しい…。

五輪の森を歩く2

ちょっと前のめりになって登らねばならない場所で…

………!

青い顔をした登山者のイラスト

五輪の森を歩く3

木の根っこを蛇かと思って、チョイびっくりした〜!

う〜ん…正直、今回の記事は道の抑揚がないですよね…書いていても同じコトしか書けず…悩みました。
だって〜同じような道がずっと続いているんですもの。

遠くの山々をもう一度見る

こちらは五輪の森というらしい。
地図を見ると、近くに五輪山という山があるらしい。
ここで衝撃の事実…。
結構歩いてきたつもりだが…蓮華温泉まで、まだ9.1キロあるんですって!

残りの距離を見てビビる

うひゃあ〜長いな〜

考える登山者のイラスト

ここから先もぐーっと下り道。

五輪高原

朝日岳は全く見えない場所になったけれど、これはこれですっごいイイ!

五輪高原2

標高は結構下がったはずだけど、下から湧いている雲のおかげで、まだまだ雲上モード満載よ。

7時57分五輪のどこかに到着

五輪高原3

どこだかハッキリさせたいんだけど…この標識をどんなに間近で見ても…わかりませんでした…。
多分…五輪広場だと思うんですけどね…。

自然には逆らえない…五輪広場から花園三角点

イラストマップ3

さあ!この見晴らしの良い場所なら携帯の電波は入るかしら?
…弱いなぁ。
あ、でもかろうじ電話はかけられそう!
ダンナに電話をして、
(1)現在蓮華温泉から最寄りの駅までの公共機関がないこと
(2)それ故タクシーに乗って駅まででなければならず、その費用が2万円ほどかかる
ことを告げる。

に、2万円〜!?

お腹をさするダンナ

ええ、ダンナにとっても2万円は大金です。
ネットができる環境下にいるダンナに
私がうまく帰れる方法探しておいて〜
と、自分の責任をなすりつけて…先を進むことに。

五輪高原からの眺め

ここらは五輪高原というエリアなのかしら?
こちらもとても風景が素晴らしく、歩いていて心が満たされる道。

五輪高原からの眺め2

登山道は相変わらず歩きやすい。

五輪高原を歩く

今回歩いた、白馬頂上宿舎から蓮華温泉までの登山コースは距離はあるが、道自体の難易度は低いと感じました。
なので、このコースを歩こうと思うなら、長時間歩ける持久力を高めておくことは必要かもね。

って偉そうに書いてますが…私もバテバテでした

悩む登山者のイラスト

すると、私が歩く先に雲の塊が現れた。

五輪高原と雲

ゲームで例えるならLv.30のモンスターみたい!

五輪高原を歩く2

私の背後はまだまだ抜けるような青空なのに…それに相反するように雲が立ちふさがる。

五輪高原を歩く3

先ほど湧いてきた雲は空をどんどん侵略し始めた。
負けるな〜!青空〜!!

五輪高原と雲2

私自身が雲ゾーンに下っていっているのもありますが…。
あっという間に周囲は真っ白けっけ。

五輪高原と木道1

う…うう〜ん…自然には逆らえないから仕方ないけれど…。
できればずっと晴れていて欲しかったわ。

五輪高原と木道2

ん〜イイや!ポジティブに捉え直してみよう!
白いモヤモヤの中に湿原と白い花がぼんやり浮かんでて…

湿原

幻想的じゃない!?
そう思うようにすれば、ガスも悪くないさ。

湿原と白い花

近くで見たくなるけれど、木道から外れては絶対に!ダメ!!

五輪高原と木道3

吹上ノコルを通過してから、ハッキリとわかる道標が出てきた!
どこだ?この場所は〜?

8時28分花園三角点に到着

花園三角点に到着

ここに来るまで、誰にも抜かれていません。
もちろん、テント泊装備の私は全然早くない…。
なのに…誰にも抜かれていない…ってことは…蓮華温泉に着いても誰も居ないかも…ってことは…蓮華温泉からひとりタクシー乗車、つまり2万円近い出費は確定ですね…。
イイのよ…イイのよ…こんな素晴らしい風景を見て歩けたんだから…

2万円以上の価値があったわ!


負け惜しみではなく、本当にそう思えた山歩きでした。

次回「白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(10)白高地出合」に続きます。