白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(4)白馬岳編

白馬岳から蓮華温泉のタイトル4

強風ですっかり心が折れて…このまま猿倉へ下山しようかとも思いましたが、まあ白馬岳から栂池間は過去に歩いていて、ルートも記憶にあるので強風の中でも歩けるな…そう判断し、とりあえず白馬岳へ向かって登り始めました。

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強風とガスの夜明け…白馬岳

白馬頂上宿舎から白馬岳までのイラストマップ

まだ周りは薄暗い上に、ガスに包まれているので白馬山荘が見えない…このルートで正しいと判断しているものの、万が一間違ったらいつでも引き返せるようにと、ゆっくりゆっくり登り始めます。
※カメラのフラッシュのおかげで明るく写っていますが、実際はヘッドライトをつけて歩いていました。

白馬頂上宿舎から白馬山荘へ向けて登る

白馬頂上宿舎から白馬山荘への登りは危険な箇所はないのですが、私はこういう小さな石が転がる場所でよく転ぶので気をつけて登って行きます。
村営頂上宿舎から10分も登ると、稜線沿いに出た。

天狗荘への道標

そこには天狗山荘への標識が…不帰キレットを通った時に通過した「天狗山荘」。
いつかは泊まってみたいテン場です。

天狗山荘が左手なら、目指す白馬岳は右手方向。
確信を持って歩いていると、ガスの中から白馬山荘が見えてきたよ。

白馬山荘が近づいてき

ガスの中から現れた白馬山荘は大きくて…何かの要塞みたい!
前は白馬頂上宿舎でビールを飲んだ後に登ったから白馬頂上宿舎から白馬山荘までの登りがキツかったけれど…今回は飲んでないし〜、朝一発目の登りだから体力は100%だし〜。

だが、シンドイ

疲れた顔の登山者のイラスト
整備された石の階段をチマチマと上って行くと、ガスの中でぼんやりと光る窓ガラスが優しく姿を現してきました。

白馬山荘の階段を登る

ちゃんと到着できて一安心。

5時39分白馬山荘に到着

白馬山荘に到着

白馬山荘は日本最大の山荘。山荘とは別にレストランもある、一般的な山小屋とはスケールが違います。
日曜日の朝はかなりの数の人が泊まっているようで山荘の入り口には常に人がいました。

白馬山荘前の道標

ここで今日の天気をチェック。
今日の天気は曇くのち晴れ。
明日の天気は晴れ。

晴れ…?

笑顔の登山者のイラスト
本当に晴れるのかな?
晴れるなら…当初の予定通りにやっぱり朝日小屋、蓮華温泉へ行きたいな〜。
何棟も立つ山荘の間を通過して白馬岳へ向かって登る。

白馬山荘から白馬岳へ向けて登る

過去に登った時はお天気だったのに、今日はガスに包まれて真っ白。
それでもルートはわかりやすく整備されているので、風景のない岩道を淡々と…ひたすら淡々と登る。白馬山荘から白馬岳へ向けて登る2

ルートから外れないように柵で囲まれた上り一辺倒のガレ場をチマチマちまちまチマチマ登る。
標高が高いのでちょっと頑張って登るとすぐに息が切れ、風も強いコトもなんとなく気持ちを落ち着かせない。
更にガスで視界「0」のため…楽しめない登りでした。
そして…白馬山荘から10数分で白馬岳の頂上に着きました。

6時00分白馬岳山頂に到着

白馬岳へ到着

ここは…晴れていれば、周囲の山々や白馬の街が見えるハズ。
だけども〜全然見えな〜い!

ガスで何も見えない白馬岳

強風も相変わらず吹き荒れているので、手にしたスマホを落とさないよう気をつけて写真をとりました。
そして、さほど寒い日ではないのですが、やはり風にずっとあたっていると身体が心なし冷えてきたかも?
長居は無用…かな?

ガスで何も見えない白馬岳2

今回の登山は白馬岳の山頂を踏んだので、まあ…これでイイかな?
これから白馬大池へ向かって歩こう。下山だ!下山!

下山しようと思いながら…

白馬岳から三国境までのイラストマップ

白馬岳から白馬大池までの登山道も綺麗に整備されています。なので…贅沢にも…
いい道なんだけど…ちょっと、ちょっとだけ物足りない
と、傲慢な気持ちがムクムクと…。

白馬岳から三国境へ向けて歩く

ほら!この柵で囲まれた道が…遊歩道?って感じで…。
※この柵は高山植物を保護するためなので、ロープを越えて立ち入らないよう気をつけましょうね〜!
でもね、この稜線は過去に遭難事故が幾度も起こっている登山道。
そんな風に山をナメていると痛い目に合うわよ〜!私!

白馬岳から三国境へ向けて歩く2

このまま栂池へ下山すれば、今日中に家に帰れるな〜…そう思いながら歩いていると
あら!

時折ガスが晴れる

ちょっと雲が切れてきたんじゃない?
やったー!そうよ!その調子で晴れちゃって!

ガスが晴れて進行方向が見える

雲が切れてきたら…前方を歩く団体さんまで見えてきた〜!

団体ツアー客がいる

結構な人数…。
歩くペースは私とあまり変わらないぐらい?
抜かせていただくもの気が引けるし、抜いた後に後ろを気にしながら歩くのも嫌だし、というか…今日は下山するだけなら…もっとダラダラ山にいたいしで…距離をとってマッタリ歩くことに。

団体ツアー客がいる2

歩くペースは一緒ぐらいですが、岩場になると極端にスローになるのが団体さん?

追いついちゃって…気まずい…

考える登山者のイラスト
ので、待っている間は水を飲んだり、写真を撮ったりして…私全然急いでいませんよ〜アピール!
更にマズイことに…一回晴れかけた山ですが、またガスってきちゃったよ…。

岩場を下る

やっぱり今日は下山しよう。
蓮華温泉はまた来年にでもチャレンジしよう。
すっかりテンションダウンしながら歩いていると…

ガスの中歩く

6時44分三国境に到着

三国境に到着

この三国峠は新潟県、長野県、富山県の県境になります。
ここから蓮華温泉方面の雪倉岳と栂池スキー場方面の白馬大池へ道が分かれています。
でも…雪倉岳方面へ行く人はいない。

蓮華温泉への注意書き

近くにあった銀の標識を見ると、やはりこちら方面への山歩きは…ちょっと覚悟のいるような感じ?

蓮華温泉へ行きたいな〜。
でもせっかく行ってもガスだったらシンドイし…
しかもここから先の道は朝日小屋まで有人小屋がなくなるから、行ったらハードだよ。
こんなテンションダウンしている私には無理だよ。そうだよね。

とず〜〜〜っと蓮華温泉方面を見ていたら、あれ?

だんだん晴れてきた三国境

あれれれ!ちょっと再び晴れてきたよ!
晴れた途端に今まで見えなかった山々が見えてきちゃった!

進行方向が見える

ちょっと!なにこれ〜!
素敵すぎじゃない!!!
遠くに見える山に向かって登山道が一直線に伸びて行っている。
あの道…歩きたい!

完全に晴れた三国境

私が雪倉岳方面をガン見している間に三国境で休憩していた先ほどの団体さんは白馬大池方面へ歩いて行った。
昨日の猿倉から白馬大雪渓、白馬山荘にあんなに人が居たのに、誰も雪倉岳方面へは行かない。
誰も歩いていない登山道が眼下に広がっている。
あそこを歩いたら…どんなに気持ちがいいだろう…。
これを見てしまったら…もう、どうしてもどうしてもその道を歩きたくなってしまって…

当初の予定通り…行こう!!

照れる登山者のイラスト
こうして雪倉岳へ向かって歩き出しました。

雪倉岳へ向かうコトを決める

三国境から先の登山道は今までのメジャー登山道の雰囲気からガラッと変わります。
次回「白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(5)雪倉岳編」に続きます。