白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(6)水平道へ

白馬岳〜蓮華温泉への縦走二日目は白馬頂上宿舎から朝日小屋まで歩く長丁場!4時間歩いてって…今日の行程の半分も終わっていないのですよ。ガンバレ〜!私!

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ひたすら下り…雪倉岳から雪倉ノ池

雪倉岳から雪倉の池までのイラストマップ

雪倉岳は二百名山。標高は2,610.9m。
雪倉岳の頂上で、今日の歩く行程の中間地点になります。

9時11分雪倉岳山頂

雪倉岳山頂2

雪倉岳からの展望は抜群!らしいのですが…。
う〜ん…どうにも雲がかかって、山々の全貌が見えない。
私は山のピークや地図上にあるポイントについたら、安全の確認の為にダンナにメールをします。
なので、雪倉岳の山頂からもメールしました。出した内容は…

雪倉岳山頂〜風が強い!

体調の悪い登山者のイラスト

ってことで雪倉岳山頂、Docomoメールは使えます。

雪倉岳山頂からの眺め

晴れていれば、白馬岳や朝日岳…針ノ木岳や蓮華岳まで見えるとか?
いいな〜…見てみたかった。
ま、山頂独り占めはできたから良しとしよう!

雪倉岳山頂の道標

さあ、ここでユックリしているわけには行かない、雪倉岳から朝日岳へどんどん進まなくては!
雪倉岳から朝日岳方面へは下り道から始まる。

雪倉岳から朝日岳へ向かって歩き出す

ザレた道を標高差600m分下るのよ…。
下りやすいので、気分良く下っていったら…

あ…

雪倉岳山頂に熊鈴を忘れてきた…

考え込む登山者のイラスト

そう〜雪倉岳山頂に熊鈴を忘れてきた〜!
結構下ってしまったので…登り返すのが…面倒くさい。
そのまんま…行っちゃおうかな…と思ったけれど…やはり取りに帰る…。

雪倉岳へ忘れ物をした

出発前に忘れ物チェックは大切よね!
気をつけるわ!

熊鈴を忘れ物

ほんの一瞬だけ、取りに帰るのを躊躇したけれど…
結果、この後も道もずっと1人歩きが多かったので熊鈴を取りに帰って本当によかった!
さあ、朝日岳へ向かって進むよ〜!

青空がちょっと見える

相変わらず雲は多いけれど、いい感じの登山道じゃない?

雲の合間から山が見える

こんなだだっ広い場所。
ぽつんと歩けるなんて〜。

青空がちょっと見える2

そうそう、雪倉岳山頂を越えたあたりから赤い屋根の小屋が見えました。
写真は撮れてなかったんですが、その赤い屋根が今日の宿泊場所の朝日小屋
ここからの距離は6km

たかが?6kmなのに、コースタイムは4時間以上…ってコトは…

考える登山者のイラスト
この先に待ち受ける道は楽ではないってことが分かりますね…。
頑張ろう!

銀色の道標

1人で歩く時の心強い仲間である道標ペンキマーク

このルートでいいのよね〜ありがと

喜ぶ登山者のイラスト
と、話しかけながら歩く。
オバちゃんはね、ずっと1人でいるとね…何にでも話しかけたくなるものなのよ。

だんだんガスってきた

ところがオイオイ!
再び激しくガスってきたよ〜!

だんだんガスってきた2

ココまで来たら引き返す気は全く無いので、ガスの中進みますけどね…。

だんだんガスってきた3

晴れていたら…右手に山々を見ながら歩ける最高の縦走路なんだろうな〜と思うとチョット悔しい。

完全にガス

結局、雪倉岳からの下りは…ガスで展望が得られませんでした。

完全にガス2

そうそう…この稜線は見ての通り樹木がまったくなく、雷があったら逃げ場がないルートだって分かる?

完全にガス3

前に山岳救助隊のトークショーで聞いた話で、雪倉岳縦走中に落雷に遭遇し転倒して怪我をした人を助けに朝日小屋のスタッフも駆けつけたとか…。

開き直って歩く

朝日小屋からココまでコースタイムは4時間でしょう?
すっげー!

開き直って歩く2

確かに悪天候時には逃げ場のないエリアなので、転倒したり道迷いなどしたりしないよう気をつけて歩きました。

開き直って歩く3

遭難事例は知れば知るほど山歩きが怖くなるけれど…頭に入れておくことも大切よね。

開き直って歩く4

あ〜!遠くに池が見える。
あれは雪倉ノ池とい言う池らしいです。

9時54分雪倉ノ池展望場所

雪倉の池が見えた

もちろん近くまで寄れません。
遠くから見るだけの池です。

美しい縦走路…雪倉ノ池近くからツバメ平

雪倉の池からツバメ平までのイラストマップ

その後もペンキマークを確認しながら下る。

ペンキマークが心強い

誰にも会わない…会わなすぎる〜!

ペンキマークに従って歩く

体力的にも精神的にも疲れてきたので休みたい気分になってきましたが…

どんどん下る

細い一本道が延々と続いていくので、休むタイミング・ポイントが見つけられず下る。

周りの風景が見たい

ふと気がつくと…

高山植物がたくさん

結構なお花たちに囲まれていました。
花を見てチョット心にユトリが生まれ…ふと思う。

ちょっとまわりが見えた

何に対してもヒヨッコであり、中途半端な私なのに…

こんな私でも…北アルプスの奥地へ来れたんだな〜

泣く登山者のイラスト
と感慨深い。
えっと…ここ奥地ですよね?
ココではまだまだ奥地じゃない?

北アルプスの深部に来ている実感

ガスっているけれど、こんな素敵な場所へ来れるなんて幸せだ〜
仲間が居なくなっても登山を続けてきてよかったな〜。
と自分に酔いしれながら歩きました。

どんどん下る

進行方向に薄っすらと山が見えて来ました。
あの山の麓まで…まだまだ下るんですよ。

朝日岳エリアが見えてきた

目の前の山は赤男山
なんで赤男山って名がついたのかしら?
昔そんな男の人が住んでいたのかしら?
まさかあの山を登るの?と一瞬ビビりましたが、上の写真にも見えている左側の山腹コースをゆるりと登って行くことになります。

雪倉岳と朝日岳の鞍部まで来た

ま、とにかく赤男山の麓までは徹底的に下ります。

雪倉岳と朝日岳の鞍部まで来た2

下りきってから…登り返しって…きついですよね〜。
疲れている時はこっちの山からあっちの山へロープをかけて滑車でピュー!って行けたらいいのにな〜って妄想しちゃう。

幕営禁止の看板

赤男山の鞍部にあった幕営禁止の看板。
距離も距離だし…ここで張っちゃう人多いんでしょうかね?

さあ!鞍部まで来たら…ついに復活。
登り道。

樹林帯に入る

ココまでは見落としのよい登山道だったのに、登り返しからは樹林帯。

樹林帯→木の陰に何かいるかも?

焦る登山者のイラスト
で、さっき取りに帰った熊鈴の出番!
取りに帰ってホント良かった〜!

青空が見え始めた

そんな心細い私のコトを気遣ってか?ココから再び空が晴れて来ました!
嬉しい…!

木漏れ日の樹林帯

進行方向が見える山々は白馬エリアの山ではなく…過去に登った栂海新道のアタック時に登ったイブリ山エリア?

あの時…樹林帯から聞こえた、何かの生物の鼻息に死ぬほどビビったんだっけ…

………

辛い顔をしている登山者のイラスト
熊鈴よ!自己アピールを頼んだよ!

イブリ山を思い出す

ゆるやかな登り樹林帯がちょっと開け、ガレ場になる。

岩場を登る

急に装いを変えたこの場所はツバメ平。

10時39分ツバメ平に到着

ツバメ平に到着

なぜツバメ岩と呼ばれるかというと、昔は西面の岩場にイワツバメの巣がたくさんあったからだそうです。

迫力のあるツバメ岩

こうして見上げると…すっごい迫力ある岩ですね〜!

幸せを噛み締めながら歩く…ツバメ平から水平道分岐

ツバメ平から水平道分岐までのイラストマップ

ツバメ平は岩がゴロゴロしていて…心配性の私は落石とかあるかも?と気分的に落ち着けないので…休みたい気持ちを抱えながら先へ進む。

ツバメ平から歩き出す

歩きはじめて6時間以上…しかもテント泊装備。
ほんと疲れ切ってますが…この風景が元気をくれます。

山々が姿を表した

似たような写真ばかりで申し訳ない。

青空広がる登山道

石の道が終わりかけると、今度現れたのは木道。

木道が見える

緑深い道に、整備された木道がまっすぐ伸びていっています。

木道に入った

この道を歩くのって本当に幸せですよ〜!
距離が長いし、登山者も少ないので、

You行っちゃいなよ!

喜ぶ登山者のイラスト
と、気軽に言えないのですが…行ける体力経験がある方なら是非とも行ってみてほしい!
そしてココを歩いた気持ちを私と共感しあいましょ〜!

気持ちの良い木道の道

木道が終わって細い道になっても…

石の登山道

再び木道の道は出てきます。
朝日小屋までまだまだ距離はあるのに…こんな場所まで木道をかけてくれるなんて…
登山道を整備してくれている方々に感謝!

そして…そう!
目の前に見えている朝日岳…最高すぎません?

朝日岳を見ながら歩く

木道は湿田にも続いています。
咲き終わった水芭蕉?がありますね。
水芭蕉が咲き誇る時期だったら、さらに素敵なんだろうな〜。

湿地帯を歩く

幸せな気分っていいですね〜。
身体はすっかり疲れ切っていて、お腹もグーグーなっているのに…ずっと笑って歩いていました。

朝日岳を見ながら歩く

が、展望がなくなると一気にテンションダウン。
ゆるい上りなのに、一歩一歩歩き休みしながら登る。

土と石の道を登る

そして、朝日岳…歩いても歩いても近くに来ないね〜。
早くアナタの麓に着きたい!

最高の登山道

次のポイントは水平道分岐
朝日小屋までの巻道朝日岳への登山道の分岐だ。
そこで、絶対、ご飯を食べよう!

もうすぐ水平道分岐

ん?ちょっと人の声が聞こえます…。
久々の人の声…ってコトは?
そう!水平道分岐にやっと来ました。

11時19分水平道分岐に到着

水平道分岐についた

雪倉岳山頂を出発して3時間で水平道分岐まで来た〜!
ココまで来れば朝日小屋までコースタイムで1時間!
時間的な心配はもうない。
三国境以来、やっとテント泊装備のザックを下ろして大休止をとることにします。

次回「白馬岳から蓮華温泉まで単独テント泊で縦走(7)朝日小屋編」に続きます。