今回の登山行程での核心部・八峰キレット、そして八峰キレット小屋から五竜岳までの岩場を通過し、あとはのんびり稜線歩きで下山…と思いたい!けれど…スリル満点の岩場はまだまだ続くのです。
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過去記事
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(1)
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(2)爺ヶ岳編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(3)鹿島槍ヶ岳編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(4)八峰キレット編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(5)八峰キレット小屋編
ー 鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(6)五竜岳編
INDEX
ー 五竜岳から五竜山荘まで
ー 五竜山荘から大黒岳まで
ー そして唐松頂上山荘へ
01五竜岳から五竜山荘まで
今回の記事で歩く距離は、五竜岳山頂から唐松岳頂上山荘まで。
大変気持ち良い稜線歩きなのですが…この区間のコースタイムは約2時間になります。もちろん、その間に小屋はありません。
八峰キレット小屋から歩きづめの足には…この降りたり上ったりの区間、かなり…こたえました…!
でも、まずは…その前に五竜岳山頂からのお楽しみタイム!
昨日までのガスがまるでなかったような青い空〜!
360度どこ見ても丸見え!
今日、歩いてきた道のりもしっかり見渡せて、嬉しい〜!
自分の歩いてきた道のりに惚れ惚れ。
更に周りを見渡し続け…うんうん、あったよ!居たよ居た!
遠くからでもそのシルエットでバッチリわかる槍ヶ岳!
とんがりまでバッチリ!
あ〜!会社を休んで登山へ来て本当によかった!
って…まだ出勤時間前じゃん!
五竜岳山頂を満喫しまくったら…いいかげん、下山開始。
本当はもっともっと居たかったけれど…今日の行程は…まだまだ…4時間以上もあるんだよ〜!長ーい!
8時17分五竜岳から下山開始
五竜岳山頂から五竜山荘までは下りオンリー。
今までの歩きですっかり足も疲れ切っているので、細かい岩で足を滑らせないように慎重に歩き出す。
見ての通りの、急な下り&岩。
マッチョな山だぞ五竜岳!
まったく気が抜けない、登山道を下ります。
見ている分には楽しんですけどね、歩くとシンドイんですよね〜この手の下り道。
途中にはぐぐぐっと回り込む岩場もあるし、実際事故も起きている場所なのでユックリゆっくりとね。
五竜山荘が見えてくると…
と、心がはやりますが…だめだめ!落ち着いて!
浮かれた時が転ぶ時!
浮き石もよく転がるものね〜。
そして、振り返るとさっきまで居た五竜岳山頂が既に遠く〜。
登る時はなかなか近づかなかったのに、下りはスグに離れるのね。
そのままドンドン下ると五竜山荘がみるみる近くに!
五竜山荘のテント場は張れる場所が少ないことから、競争率が高いとか…。
でもいつかはココで、五竜岳を見ながらのテント泊してみたいな〜。
8時55分五竜山荘に到着
朝4時に八峰キレット小屋を出てから、やっと…一息つける場所へ着きました。
もちろん、この先の行程も長いんですが…やはり、山小屋って心がホッとします〜。
ふと、目についた五竜山荘からの注意書き。
いや、本当に!そのとおりです!
私も空身で山頂アタックするケースもありますが…私が五竜山荘から五竜岳へ向かってアタックする時は、水分&雨具は持っていくかな。
02五竜山荘から大黒岳まで
五竜山荘の前でご飯を食べる。
ずっとずっとず〜〜〜〜っと一緒だった赤いザックのオジサンも近くでモグモグタイムだったけれど…もちろん会話はない!
9時17分五竜山荘を出発
赤いザックのオジサンより先に出発!
歩きだしても、名残惜しくて…幾度もいくどもふりかえっちゃうよね〜五竜岳!
ちょっと上った場所にある、遠見尾根との分岐点にきました。
遠見尾根は昨シーズン「唐松岳から五竜岳の楽しい稜線をテント泊の重みと共に歩む(3/3)」で下山で使い…
の思い出がある登山道…。
今回は、コースタイム的には時間がかかっても見晴らしの良い唐松〜八方尾根スキー場経由で下山する!
あ〜それにしても良い天気!
周りの山々も、♪あとから来たのに追い抜かれ〜♪で…私を追い抜いていった赤いザックのオジサンもよーく見えるよ!
この気持ち良い稜線、道も歩きやすくなってルンルンルン!
と影も浮かれモードに。
そんな浮ついた私でしたが…ふと、目についた標識に気を引き締め直す。
ほう…そうですか…。
確かに!この先に道は続いてき、更に先には気持ちの良さそうな稜線が続いていく…めっちゃ迷い込みそうな道ですね〜!
あ〜それにしても〜なんて素敵な登山道!
白馬エリアは岩と稜線がいい感じに混じり合って、歩くのが楽しい!
すっかり疲れ果てた…まるで私のような道標なんですが…後ろの山々と一緒にとると…なんというコトでしょう〜!味わい深い道標に大変身!
ちょっと、ちょっとちょっとチョットずつの下り道…いつしか木に囲われた登山道へ。
久々の緑が目に優しい〜!
そして、木々はいつしかハイマツへ姿を変えはじめ…
周囲は再び岩場へと姿を変えていった…。
10時06分大黒岳に到着
えっと〜どこらへんが「岳」なのかな〜?
ロープでこれ以上入り込めないため、よくわからなかった。