鹿島槍から八峰キレット越え五竜岳へ単独縦走(6)五竜岳編

キレット小屋から五竜岳へ縦走6のタイトル

真っ暗ウチに八峰キレット小屋を出たのはいいが…外は真っ暗!そして道は岩とクサリのてんこ盛り!難易度高めの岩場の縦走は体力的にも精神的もキツめなルートでした。

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目次

01八峰キレット小屋からロノ沢のコルまで

2日目の今日は八峰キレット小屋から五竜岳〜五竜山荘〜唐松頂上宿舎、そして八方尾根スキー場への下山と長距離・長時間の山行。
まずは第一の目的の五竜岳まではキレット小屋からコースタイムで4時間ほどになります。
ルートとしては下図の赤線部分。
鹿島槍から五竜岳へ縦走6の地図
もちろん。この区間に山小屋も水場もないよ!

さて…まだ外は真っ暗だが、出発だ!
※イラストでは帽子ですが、当日はヘルメットとグローブを着用しています。

4時54分八峰キレット小屋を出発

八峰キレット小屋から出発
真っ暗中、ヘッドライトの灯りを頼りに歩き出します。
ああ、昨日のうちに下見をしておいて良かった〜!
しかし…先は深黒

めちゃくちゃ進みたくなーい!

登山中の泣いている顔
でも…進む。
まだ暗い登山道
時折心細さに負けて振り返ると…八峰キレット小屋にも電気がつき始めた…。
電気が着き始めた八峰キレット小屋
ヘッドライトの灯りを頼りに進む今、急いで歩くのは危険!
よって、にじりにじりと進むことに
暗い中に見える鎖場
また、このクサリがさ〜ドキドキ感を盛り上げてくれるのよね!
普段はクサリに頼らなくても通り抜けられる道を、この時は

シンジテル

登山中の困っている顔

って思いながら、手でクサリを軽く握りながら歩いた。

そうしたら、まあ、見てよ!
暗闇に続くハシゴ
この漆黒の闇に向かって消えていくハシゴ!

降りた先が見えないじゃ~ん!
ハシゴを慎重に降りる
幸い夜露で濡れていないのでこちらも慎重に下る。
薄明るくなってきた
周りはだんだんと薄明るくなってきましたが、まだまだヘッデンの灯りなしでは歩けない。
薄明るくい中歩く
その後に現れた…激しめの岩場!
垂直な鎖場
四つん這いモードで登ります。
上っていると、下から人の気配が…
暗い道の中の鎖場
昨日…布引山あたりから幾度か顔を合わせたオジサンが追いついてきた。
このオジサンと私。
お互い心を開かない性格のせいか?
布引山、鹿島槍ヶ岳山頂、八峰キレット小屋どこで遭遇しても一言も声を交わしていない…。
垂直な鎖場を登る
会釈で先へ行ってもらうと…だんだんと日が昇って来てしまった感じ…。
朝日が見えそう
進行方向右側の長野県側から太陽が昇るのですが…私はまだ稜線を乗り越えていないため日が当たらない…。
日の出には間に合わなさそう
稜線から朝日が昇る姿が見たくて、暗闇の中を出発したので何とか間にあいたかったけれど…。
無理は禁物
開き直ってマイペースで歩こうと開き直る。
もうちょっとで稜線
するとね〜。
見て〜!
このカッコイイ剱岳!
朝日に映える剱岳
稜線での日の出鑑賞は無理だったけれど、こんなカッコイイ剱岳を今日も見れてラッキー!
朝日が登った
稜線まで出ると、既に昇った朝日が勢いよく輝いている。

やーん!日焼けしちゃう!でもイイよー!

松崎しげるのモノマネイラスト

そして八峰キレット小屋を出て一時間ほどで

5時57分ロノ沢のコルに到着

ロノ沢のコルに到着
標高はキレット小屋より低い2416m。
鹿島槍〜五竜岳間で一番標高の低い場所になんです…つまり…一番下ってきたちゃった場所。
そう…これから…標高2814mの五竜岳まで約400mの岩場を上っていくことになります。

ちなみにココに描いてあった
テント禁止
のペンキマーク…う〜ん個人的にはココで泊まりたいと思わないけど…張る人がちらほらいたのかしら?
幕営禁止のペンキマーク
今回八峰キレット小屋の恩恵を受けてこの縦走ができているので、テント禁止守りますよ!

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