前に山の名前の由来で「神奈川県・塔ノ岳」を調べた時に尊仏岩の存在を知りました。昔は信仰の対象とされていたという尊仏岩。大正時代の大地震の影響でどこかへ落ちてしまったという尊仏岩。その岩を探しに塔ノ岳を登ってきました。
ブログランキングにも参加しています。左が人気ブログランキング、右がにほんブログ村です。押していただけるととても嬉しいです。
INDEX
ー 酔っぱらいのたわごと
ー 表丹沢県民の森からスタート
ー ミズヒ沢沿いに歩く
ー バリエーションルートで小丸尾根まで
ー 小丸尾根から塔ノ岳山頂へ
01酔っぱらいのたわごと
4月中旬に友人らと飲みました。
かなりのアルコールを身体に入れて、かなりいい感じの酔っ払いの私は「脱初級者?仲間のサポートを受けて大キレット・ジャンダルム縦走(用意編)」でナビゲートしてくれたKさんに語っていました。
そんな酔っ払いのたわ言を酔っ払いのKさんも覚えてくれていて、
数週間後に
バリエーションルートで塔ノ岳を登って、尊仏岩を見に行かないか〜い?
とのお誘いが…!
ありがたいです。
もともとKさんとは10年以上前にスキーが縁で知り合ったのですが、時は流れ…現在は一緒にスキーへ行くことは少なくなりましたが、山の先輩として色々なとお世話になっております。
山とは関係ないキッカケで知り合った方だったのに、今の趣味にも繋がるって、なんだか人生って面白い。
で、尊仏岩を探し行く日の4日前に…私は乾徳山で捻挫をしました。
その翌日に、捻挫をした足で瑞牆山も登り…その後2日間は全く動けず…結局その足のまま、尊仏岩探しに行くこととなり…
ということで、今回もテーピングテープを足首ぐるぐるに巻きつけて登山に行くことに…。
02表丹沢県民の森からスタート
今回Kさんが提案してくれたルートは、一般登山道とは違うバリエーションルート。
このバリエーションルートはガイド登山地図には書いていないルートを歩くため、今回の記事では地図を割愛します。
ちなみに私は単独ではバリエーションルートは歩けません、一般登山道オンリーです。
Kさんと渋沢駅で待ち合わせして、車で表丹沢県民の森・駐車場まで移動。
時間は7時をちょっと過ぎたぐらいだったのですが、駐車場付近はすでに車がいっぱい。
空いている場所に車を止め、朝ごはんを急いで食べたら登山開始。
07時26分表丹沢県民の森を出発
駐車場からすぐの場所にあるゲートを抜けて進みます。
表丹沢県民の森からだと、大倉バス停〜鍋割山まであの長い長い林道を通らずに済むんですよね。
7年ほど前に会社の方々と来た時に、林道を覚悟して来たのに、その林道がなくて拍子抜けした思い出が…。
もう一個のゲートをくぐり、登山道に入ります。
緑とせせらぎと橋。
なんてことない風景だけど、山に来たんだな〜と心ウキウキ。
季節は5月頭ということもあって、緑が濃ゆいです。
自然の持つ、色々な緑色が目に優しい〜。
お!ここまでキタキタ!
鍋割山荘への水歩荷ポイントの空のペットボトルコーナー。
その先には、鍋割山への登山道が見えています。
ここまで一般登山道を歩いて来ましたが、ここから一般道と別れを告げます。
02ミズヒの沢沿いに歩く
ほら、ここに看板があったんですね、初めて知りました。
しかもミズヒの沢なんて名前がついてるんですね〜幾度もこの登山道も歩いているのに全く気にもとめていませんでした。
左手にチョロチョロとした沢を見ながら進んで行くと…。
滝が目の前に現れた!
8時14分ミズヒ大滝に到着
そして…道は行き止まりだ…。
これ以上先へ進めないねぇ…と思っていた時に、Kさんが
じゃ、これからバリエーションルートに入るから!
って言い出しだ。
え?
えええ?
え?ちょっとチョット!ちょっと?
目の前に広がるこの滝を渡って行くの!?
呆然と滝を見上げる私…
って思っていたら、Kさんが
こっちだよこっち!と私の立つ右斜め後ろに見える登り斜面を指差していました。
だよね〜!
滝を登るなんて、沢登りの経験がなきゃ無理だよね〜…あーよかった!
ホッとしていると、Kさんが地図とコンパスを取り出して現在位置を確認している。
サスガですね!と思っていたら…。
ま、これもあるんだけどねと言って、ザックの中から…タブレットを取り出したよ!
そうだね、取り入れられる便利なものはドンドン取り入れていったほうがいいよね。
ブログを書いていても、ヤマレコもヤマップの使い方がわからない私はしみじみ思う…。
地図とタブレットで、進行方向をダブルチェックをして現在地に確信が持てたので、いよいよバリエーションルートに入ります。