折立から室堂へ単独テント泊縦走(終)室堂編

浄土山から室堂へタイトル

私にとっては長かった3泊4日の単独テント泊縦走登山も今回でオシマイ。天候には恵まれなかったけれど、今から思い起こせば喜怒哀楽がギュッと詰まった濃くて楽しい登山でした。

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▶ 03話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(03)薬師峠編
▶ 04話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(04)薬師岳編
▶ 05話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(05)北薬師岳・間山編
▶ 06話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(06)スゴ乗越小屋編
▶ 07話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(07)越中沢岳編
▶ 08話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(08)鳶山編
▶ 09話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(09)五色ヶ原キャンプ場編
▶ 10話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(10)獅子ヶ岳編
▶ 11話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(11)鬼岳編

浄土山から浄土山登山口まで

浄土山から浄土山登山口までのイラストマップ

浄土山は立山連峰の1つで別山、雄山とともに立山三山と呼ばれています。
で、今私がいるのが浄土山の南峰…なんだと思う。

室堂方面へ向かってスタート

きっとこれから先はどんどん下りになるはず…だよね?
と、思いながら歩き出してすぐの大きい岩のゴツゴツ道。

岩場が広がる

この大きな岩のノボリクダリの衝撃がザックの重みをヒシヒシと感じさせてくれて、辛い。
その道はすぐになだらかな登りに変わり…え?登り!?

ひたすら歩く

浄土山は北峰南峰があるから、その中間部分が凹んでいるってことなんですよね…。

ガスっている山

なので、歩く先にうっすら見えているあのピークが北峰なのかしら?
本来なら地図を見て確認しながら歩きたいところですが…ガスだし、雨だし…

もう、とにかく早く室堂ターミナルに着きたいの!

疲れ切った登山者のイラスト

って感じで歩いてしまった。
で…この記事を書いていて知ったんですが…ここらって…

雨の中歩く

ハイマツとお花畑の広がる稜線なんですって。
そうなの〜?
私の記憶のこの場所はゴツゴツした岩とガスだけよ〜ぉ。

まだまだ登る

浄土山北峰山頂には軍人霊碑が祭られている石組があるそうなんですが…記憶にないな〜…。
というか…北峰の印すら撮ってない…ありさま。

穏やかな道を歩きたい

だって、雨は相変わらず振り続け…。
私のカメラのレンズを濡らす。

雨の中進む

ああ!何か標識が現れた…!
もしかして、もうすぐ室堂?てか

今、室堂標識だったらウレピー!

いいえ…

室堂平への標識

ただの進行方向を示す標識でした。
この標識の後には、またも現れた…ハードめな岩場ちゃん。

岩場を下る1

急傾斜のゴロゴロした岩場を、転ばないよう、滑らないよう気をつけてながら降りて行きます。

岩場を下る

こうして岩場を越えて、やっとなだらかになったと思ったら

どんどん下る

また岩場〜。
まあね、仕方ないよね。ここは立山。
岩と雪の殿堂と呼ばれる剱岳が近くある地域だもの。

ゴツゴツの岩場

大きな岩に書かれた赤いペンキマークを確認しながら下っていく

まだ途中の標識

標識を見るたびに、

今度こそ室堂?

って思ってしまう、願ってしまう。
弱い私。

ガスっている

とにかく先行きの見えない世界を、淡々と下っていきます。

ああ、あの世っぽいわ〜


そういえば…立山信仰って…確か地獄絵図みたいなのなかったっけ?

もうチョットで浄土山登山口

そうそう、私の人生に機会があったら富山県にある「まんだら遊苑」へ行ってみたいのよね…。
立山曼荼羅の世界観を現代アートの作家たちが作り上げた空間で体験する施設なんですって。

そんな妄想をしながら、意識を飛ばして下っていくと…ああ!あああ!
浄土山登山口の標識だよー!
浄土山登山口までもうチョット

でもね、ココ、まだ登山口じゃないの。
この先にある、グダグダにぬかるんだ道を越えていかないとダメ。
その道の近くには、8月中旬になっても残っている雪渓が…。
浄土山登山口付近の雪渓

だから、この道は通年グダグダのぬかるみなのかしら?
このぬかるみ部分を越えて、ジャングルジム程度の岩場を登りきった、その先には…

浄土山登山口への上り

8時37分浄土山登山口に到着

浄土山登山口

室堂山・浄土山への登山口に着きました〜!

ああああ…やっと、やっと着いたよ


これで、今回の登山の登山道はおしまい…!

浄土山登山口から下山まで

浄土山登山口から室堂ターミナルまでのイラストマップ

登山口を過ぎて、スグにダンナに連絡。

登山道は終了!後は公共機関を乗り継いで下山するだけだから、もう大丈夫!
今日は月曜日だ!アンタはしっかり働いてこい!

笑う登山者のイラスト

登山者は家で待つ家族に心配かけちゃダメですからね〜。
室堂山・浄土山登山口から室堂ターミナルまでは整備された遊歩道になっており、その移動時間は下りで40分ほど。

案内図

登山口の近くに案内図があり、ここから往復で15分で行ける場所に展望台があるそうです。
そこからは立山カルデラや正面奥薬師岳が見えるそうですが…

視界0な今日は行かなくてもいいや!

穏やかな顔の登山者のイラスト

と、なんの迷いもなくスルー。

道を進む

登山口から室堂ターミナルまでは…ハイキングルートです。
大きな石が敷き詰められた歩きやすい道になっており、傾斜も緩め。

穏やかになった道

舗装された道の脇にはお花畑が広がっているので進入禁止のための丸太が並べられています。
だから入っちゃダメよー!
でも、入る人っているんだよね…。

また、新たな標識が現れたぞ。

北アルプスの眺望の看板

ふーん。そうなんだー。
遊歩道エリアってこともあるからか、こんなガイド的な地図もちらほら。

室堂山と室堂ターミナルへの標識

さらに進むと、階段状に整備された石畳の道を下ります。

石畳の階段を降りる

その先は、ほらほら〜あなたのご近所にもあるような…完全に舗道化した道になりました。

舗装路になった

ここまでくると、登山者よりもThe・観光ファッションの方が多くなってきます。

室堂山・浄土山への標識

四日間の汚れと雨でグジョグジョになった私は楽しそうな観光客とすれ違いながら、ひたすら室堂ターミナルを目指す!

でも…でもね、今日、五色ヶ原キャンプ場から出発してから、ず〜っと気がかりだったことが、それは…

室堂ターミナルへの標識

私の出発した後に出発したであろう、ゴクウとペジータコンビが追いついてこない!

スピード的にどう考えても私に追いついてきてもいいハズなのになんでだろう?
最後に挨拶がしたかったので、ここらに会ったベンチで腰を降ろして待ったのですが…

こない。

来ないな〜、あの人達に限ってトラブルに遭遇したとかないよね…?
と思いながら、だるくなった足をぶらぶらしていると…
雨の降りが一気に強くなり、まさにザーザーと降ってきちゃったよ!

観念して室堂ターミナルに進むことに。

雨の降る室堂平

その後、彼らに連絡して聞いたら、彼らは浄土山から一ノ越経由で室堂ターミナルへ下山したとか。
時間を確認すると、やはり彼らの方が早かったようで…。ハハ。

彼らが一ノ越経由を選択したのは一ノ越のほうが距離が短そうに感じた為、そちらのルートを選択したのですが…かなりキツかったと言っていました…。

まあ、私の浄土山下山ルートもキツかったので…どっちが楽かはわかりません。

室堂平

こうして、私の折立から室堂までの単独・テント泊縦走は終わって行きます。

室堂平の地図

室堂ターミナルにつけば、そこはもう…人だらけ!
ほんの2時間ほど前にいた獅子ヶ岳の「誰もいない世界」はなんだったの?
って思うほどの人・人・人!

室堂ターミナルから扇沢駅へ降りる為に約5800円を支払って、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー、再びトロリーバスと4つの乗り物を乗り継ぎながら下界へくだっていきます。

いや〜まー、それにしても…どの乗り物も混んでいたよ!
平日だよ!朝だよ!
なのに混んでいるよ!
てか、ほぼ外国人だよ!

激しく振る雨

そして、下れば下るほど雨もますます強く…。
今朝の五色ヶ原キャンプ場をさっさと出発しておいて良かった…。

外国人だらけ

乗り物に揺られながら、折立から始まった今回の登山を振り返る。

そう、まるでゲームのエンディングのように…
相変わらず辛かった太郎坂の登りに、雨の中の薬師岳。
ビビりながら通過した北薬師岳にカップルに悩まされたスゴ乗越のテント場…。
辛かった越中沢岳に友人らと鉢合わせした五色ヶ原キャンプ場。
ワンシーンワンシーンが脳裏に浮かんでは消えていく…

今となってはどれもコレも笑える思い出になってよかった

指差す登山者のイラスト

そして…この4日間で気持ちよく晴れたのは間山からスゴ乗越間だけだった。

黒部ダムのトンネル

ケーブルカーを降りて、次のトロリーバス乗り場までは黒部ダムが見れるエリアを歩きます。

黒部ダムを見る

ここでは雨に濡れたくない方が小走りで通り抜けていくが

レインを着込んでいる私には怖いもんはなーい!

笑顔の登山者のイラスト
と、黒部ダムの放水も覗き見る。

そして再びトロリーバスに乗って、扇沢駅まで下りきりました。
ここに下りてくるまでにお安くはない料金を払いましたが…歩いて降りるとなると、それはもう距離はあるし、疲れている足にはとても無理。

トロリーバスと別れを告げる

そういえば、トロリーバスって…2018年で終了なんでしたっけ!
あああ…せっかくの機会なのに、あまり注目しないで乗って降りちゃった!

その後は扇橋駅からアルピコバスに乗り、信濃大町駅へ。
そして信濃大町から電車に乗ってそそくさ、ひたすら家に向かって帰りました。
高速バスの方が遥かに安いんですが、もう、とにかく、一刻も早く家に帰りたかったんです!

4日ぶりに、家の布団でゴロゴロしたいのー!

泣く_登山者のイラスト

電車で帰ると、渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに帰れますね!
都内にある家に着いたのは17時前ぐらいだったかしら?

こうして、私の2018年のビッグ登山が終わりました。
世の登山好きな方々の山レポをみると、一週間近く山を旅されていて…いいな〜と思うところもありますが…一応…主婦だし、派遣社員だけど…仕事あるし、風呂入らないと臭いし…

前日移動を含めて4泊4日が限界かな…

不思議な顔をしている登山者のイラスト

と思うんですよね…。
年をとるコトは諦めていますが、やはり…若い頃に登山に目覚めていれば…体力的、時間的にもっとゆとり持てたのかもしれないな〜…と思うこともしばしば。

今回このレポを書いていて、夏山テント泊登山がとっても恋しくなってきました。
なので、2019年もテント泊で縦走しようと思います。

全部で12回と長いレポになってしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございまいした!

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