折立から室堂へ単独テント泊縦走(3)薬師峠編

折立から室堂縦走タイトル3

一年ぶりに訪れた太郎平小屋、まだ二度目の訪問なんですがトイレの位置やビール事情がわかっていると休憩するのも効率的ですね!

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▶ 01話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(1)準備編
▶ 02話…折立から室堂へ単独テント泊縦走(2)太郎坂編

今回歩いたのは下の地図の赤い部分になります。うん、ほんのチョットしか移動していません。
地図_折立室堂イラストマップ3
地図の絵をコロコロ変えていますね…いろいろ描いてみて試行錯誤中です。早くしっくり来そうな地図絵を見つけて安定させたい。

一番目の山小屋…太郎平小屋

折立登山口から4時間40分でようやく太郎平小屋に到着しました。
ほぼコースタイム通りなのですが…過去の栄光に浸るじじい。のように…

昔はテント泊でも結構コースタイムが巻けたのに


と、ブチブチ思ってしまうのよ。
いい加減に自分の老化を受け入れなさいって…ねぇ…。

ここでザックを下ろしてみて、はっきりと気がついたコトがありました。
今日のテント泊ザック…重すぎる!
水については今回利用するテント場にはすべて給水ポイントがあるのでスポーツドリンクと併せて 2.5Lぐらいにおさえていたのですが、今回の3泊4日分の食料+行動食+非常食が…積もり積もって…重たい!
本来ならテント泊へ行くときは毎回毎回重さを量るのが良いのでしょうが…面倒くさがりの私はそれをいつも省いてしまってます。
なので登山へ行く時に

重ーい。ああ、重い…でもまあこんなもんか!


で、出かけていたのですが…今回は私のテント泊登山の最長の3泊4日、その分荷物も500g〜800gほど増えています。
たかが一日分、されど一日分の装備の重み…ですね。
その重みが今日の登山の足取りを重くさせ、心までも重く沈ませていたんだ…。

こりゃあ、前半に重たい食べ物を食べよう!

痛がる登山者のイラスト

太郎平小屋の受付近くに登山計画書を提出できる場所があります。
また、小屋の受付近くに天気予報が貼ってあるので天気に不安がある方は見ておいた方がいいかと。

太郎平小屋前

そして太郎平小屋の前に大きな広場があります。
そこにテーブル&椅子が設置されているのでゆっくりと休憩することができます。
今日の行動はあと20分ほども歩いたら終わってしまうので、小屋前のベンチに座ってノンビリと休憩をすることにします。
生ビールも売っているようですが、残りたかが20分とはいえ登山行程は終わっていない。なので酒は控えて水で喉を潤す。

ここでザックと山の記念撮影をしていたら、「私もやろ〜っと」とそばに来た女性。
ちょっと雑談をすると、彼女はこれから薬師沢方面へ。
折立から登って、太郎平小屋で雲ノ平や黒部五郎岳、そして薬師岳方面へとみんな散り散りに分かれていくのね!

ドッチ方面へ行っても魅力的なコースばかり!


太郎平小屋の裏側にトイレ(要100円)があります。
トイレには大きい鏡も備え付けられていていて、登山中の自分を見返すいいチャンス…?
実際、私はこの4日後まで自分の顔をじっくりと見返すことはありませんでした。

太郎平小屋前の広場

太郎平小屋には名物・太郎ラーメンやカレーなども売っていたので、一瞬買おうかどうか悩んだが…今背負っている荷物を軽くするほうが先決!と我慢。
昨年訪れたとき、太郎平小屋〜薬師峠の片道20分を歩くのが嫌で太郎平小屋でビールを買ってからテント場に向かいましたが…実は、それ、必要ないかも?
なんとテント場にビール売っているんですよ!
ただ…必ずある!とは言い切れないけれど。
オフシーズン手前で売っていなかったりや売り切れている場合もあるかもしれないしね…。

30分ほど太郎平小屋前でぼ〜っとしたでしょうか…そろそろテント場へ向かいます。
…とその前に、お留守番のダンナに現在地連絡。
薬師峠でも電波はつながるらしいですが、いちおう峠。万が一繋がらないと…ここまで戻るのは辛いのでね…。

さあ、あと20分頑張ろう!


再び重たいザックを背負い、腰ベルトで重みを支えて太郎平小屋を痕にしました。

快適なキャンプ地…薬師峠

先にも述べましたが、テント場は薬師岳方向へ20分ほど歩いた薬師峠にあります。
幸いなことにその道はほぼ下り一辺倒。
疲れた身体に優しい!

太郎平小屋から見る北アルプス

この道から見える景色は心躍らせます!たとえ雲があっても、その雲すら愛おしい〜!
きれいに整備された木道を迷うことなく下ります。

太郎平小屋を振り返る

途中とちゅうで振り返るたびに太郎平小屋が小さくなっていきます。
雲で見えないのですが、昨年訪れた雲ノ平を思い返したりもしながら歩く。

北アルプスを見る

風景のおかげですっかり元気を取り戻した心と下りの楽さで心はいつの間にかウキウキ

あ〜頑張って登ってきて良かった!

笑う登山者のイラスト
ふふ…まあ、人ってそんなもんですよね。

薬師峠方面へ進む

薬師峠テント場は「峠」という名がつけられている通り、太郎山と薬師岳の間の少し下った山間にあります。

薬師峠方面から山並みを見る

その峠へむかって木道が草原の尾根沿いに続いていくのが、雰囲気あっていいのよね〜。

薬師峠方面から空を見る

待望のテント場がどんどん近づいてきました。

薬師峠のキャンプ場が見えてきた

テント場間際になると木道もなくなり、ちょっと急な下りになるのでスッテンコロリン!ってコトにならないよう気をつけましょう。

薬師峠までもうチョット

13時08分薬師峠へ到着

薬師峠キャンプ場

本日の行動はこれでおしまい!
もう…歩かないよ〜!と言いたい所ですが…テント設置場所を求めてその後もウロウロするのよねー。

ここに建てようかと思ったけど、
あっちのほうがいい?
じゃあここにしようか!
と思ったら…ん〜周囲の環境(人)的にやめておく?

でウロウロ。チョロチョロ。

どこにしようかな?


そうしてやっと、テントを設置し、荷物を解体…登山靴も脱いで開放の時間〜!

薬師峠でビール

テント場は砂地で大きめの石も多数あったので張りやすかったです。
強風に吹かれることなく、疲れた身体でも苦労することなく設置できました。
私が着いたときにはハイマツの近くがすでに埋まっていました。きっと風よけ対策なんでしょうね。

周りを山に囲まれているので、展望は…期待できない。
薬師岳もモチロン見えません…。
でも山間からそれなりに山は見えるし…ああ、山の中に居るんだな〜って雰囲気があってこれはこれで好きですね。

薬師峠に到着

写真に写っている四角いコンクリート建物が管理棟で太郎平小屋からスタッフさんがキャンプ場受付に来ててくれていますので、ここで幕営料1000円(2018年8月時)を払います。
テント場でのテントの受付は17時まで、それ以降は太郎平小屋で申し込むようです。
ハイシーズンのみキャンプ場で受付、ハイシーズン以外は太郎平小屋での受付となっています。

お酒やジュースもバケツに入れて冷してある状態で販売しています。
そうそう…先にテント設営ネタを書いてしまいましたが…まずキャンプ場で手続きを済ませてからテントを張るようにしましょう。

設営、飲酒が終わったら…テントの中で仮眠をとったり、携帯電話を操作したりしてゴロゴロ。
携帯電話はdocomoはバッチリ!というのを聞いていましたが、私のdocomoは電波不安定でしたね。

キャンプ場から管理等の前を横切ってちょっと岩々した道を下った場所に水場とトイレがあります。
この岩々した道が…サンダルに履き替えた素足だと…岩がつま先に当たって

痛ーい!


ってこともしばしば…。そんなのも皆様あるあるよね???

コンクリートで作られた水場は太いホースからは流しっぱなし。
水が豊富なテント場ってありがたいですよね〜!
顔もさっと洗えるし、タオルを濡らして拭き拭きもできる!

水場近くにあるトイレも立派!
なんとバイオトイレだし、中も綺麗に掃除されています。
あ、ちなみにモチロン!電気はないので暗くなったら要ヘッドライトですからね〜!


この薬師峠キャンプ場は、以上のことから快適なテント場です。
小屋から離れている不便を全く感じません。

薬師峠キャンプ場メモ
標高…2294m
水場…有、無料
料金…1人1000円
設営数…100張
最寄りの小屋までの距離…太郎平小屋まで約20分

嫌な予感…薬師峠での夜

時間が経つにつれ、テント場はどんどん混んできた。
おお〜!ここに建てるのか!?って思うような場所にも設営。
私のすぐ隣にもここに建てる?との団体さんの声が…。

団体さんは…辛いな

座っている登山者のイラスト
そう思っていたら場所が足りないらしく別の場所へ移動していかれて…自分勝手ながら一安心。

テントの中で幾度かうたた寝しつつ、目を覚ます度に気になるのが空模様

だんだんと空に雲が増えてきて…嫌な感じの空模様。
スマホで天気予報を確認すると、明日の天気は雨マーク。

薬師峠キャンプ場が一面ガス

え〜!でもでもでも!太郎平小屋に貼ってあった天気予報だと持ちこたえてくれそうなこと書いてあったよ!
そうそう、いいことしか信じないのが一番!だよね?

雨が振りそうなキャンプ場

私の願いを打ち砕くかのように天気はどんどん悪化していき…

雨が降ってきたテント場

しまいにはとうとう雨が降ってきた〜!

降らないでよ〜!

…この時点では完璧に室堂までの縦走は諦めていました。
だって…雨の中こんな重い装備を背負って歩くなんて…辛いじゃない?
私は年をとるけれど、山は逃げない。次の機会にまたゆっくり来ればいいさ〜と眠りにつきました。

周りの物音で3時に起きた。
あら、あらら?雨降ってないわよ!
これは行ける!?

本当はのんびり8時ぐらいに帰ろうと思っていたけれど、降ってないなら話は別よ!

いくぜ薬師岳!

笑う登山者のイラスト

真っ暗なテント場

夜明け前なのでヘッドライトをつけて歩きます。

4時35分薬師峠出発

薬師峠から薬師岳へ向かって進む

さて…次からが今回の折立から室堂までの縦走が盛り上がっていきますよ〜!ココまで以上に大変だったもの…。
次回「折立から室堂へ単独テント泊縦走(4)薬師岳編」に続きます。