大天荘〜燕山荘間…私は何度歩いたろうか?このブログでも何度もそのレポは描いているので…今回はあまり語らず、写真を楽しんで頂ければ…と。
け、決して…あまり書くことがないからじゃ…ないんだから!稚拙な文章を並び立てるより、美しい風景をボ〜っと見てもらうのが…今回の記事にはふさわしい…ってことにしておいて。
前回の記事は
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押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
大天荘から大下りの頭
大天井岳も堪能し、私の残された行動は…下山するだけです。
下山したら4日ぶりのお風呂に入ってサッパリするぞ!
6時23分大天荘を出発
大天井岳から燕山荘へ向かって歩きは下りから始まります。
私が歩き始めた方向に上がった太陽が眩しすぎやしません?
天気に恵まれたコトはとても嬉しかったけど…コレ、絶対日焼けるよね〜。
大天荘から燕山荘へ向かって始まりはゴロゴロした大きめの石の下り道。
下りとあって転びやすい道なので、気をつけて下っていきます。
燕山荘→大天井岳で登ってくると、この石の道がラスボスステージになる訳で…辛いのよね。
その時の具体的な感情は…
でも、今は下りで使っているので
ほら!あっという間に降りきって…分岐点に着いた。
槍ヶ岳と書いてある方へ進めば、大天井岳を巻いて大天井ヒュッテ方面に出ますよ。
そのまま道なりに進むと、大天井岳〜燕山荘間の中では一番の難所だと思う、ハシゴゾーンが現れる。
下の写真のハシゴを登った先も鎖が設置された岩場となっているので、初めて岩場を通る人はドキドキするんじゃないかしら?
ハシゴとハシゴで囲まれた凹みにある喜作レリーフにコンニチハ。
うーんと…この場所はコンナ感じの道筋になってます。
喜作…って誰?と思われた方…うーんと…大雑把に言えば…今回歩いた表銀座縦走コースを切り開いた方が小林喜作さんって方なんですよ。
このレリーフに気がつかずに通過される方もチラホラ。
そうよね…私も初めてココを通過した時は気がつかなかった。
写真を見てもらえればおわかりの通り…
さて、先へ進みましょうか…って太陽のパワー半端ない!
何の加工もしていない写真だけど、太陽の存在感でハシゴの存在が薄い〜。
さて、これから先は…楽しい稜線歩きだよ!
ココを歩かれたコトがある方は同意してくれるよね?
遮るものが全く無い登山道なので、周りの山々が思う存分楽しめる!
振り返ってみると、先程まで居た大天荘があんなに小さくなっちゃった。
歩きやすい道ゆえ、歩くスピードも早いのよね…。
もったいない、もっともっとユックリ歩かないと!
しばし歩くと、道は下りになり…緑が生い茂る道となる。
道幅狭く、小虫が舞う道を経て
本当に僅かな岩場を通過すると…。
今回のルートで一番しんどい、大下りの頭への登りが始まるの。
写真で見てもおわかりでしょう?
ここまで比較的ラクに歩いて来たので、登りへの気持ちが用意できてない。
ちょっと斜度ある登りなので…チマチマちまちま登りましょう。
チマチマ、ダラダラ登れば…遅くとも15分程で登りきれちゃう登りですから。
8時2分大下りの頭に到着
ほ〜ら!着いたよ!
大下りの頭から見える槍ヶ岳と大天井岳の姿が
「よく頑張った!」
って言ってくれそうじゃない?
大下りの頭から燕山荘
登り切ると、進行方向には人がたくさん。
何かのツアーかしら?
密になりそうで嫌かな〜と思ったけど…
大丈夫!
あちらのグループの方が歩くのが早かった。
いやあ…ホント!私ってば歩くのが遅くなった!ヘヘ!
大下りの頭から燕山荘間の道もいいでしょう?
なだらかな道がどこまでも伸びていく感じ。
でも小さなアップダウンはあるからね。
標高も2500m以上はあるから…近所を散歩するのとは、ちょっと違うよ。
あ!この道のシンボル蛙岩が見えてきた!
(※あれ…これ蛙岩…だよね???)
ココの道、間違えやすいので…ペンキマークを確認しながら進みました。
道を間違えると…非常に歩きづらい道を歩くことになるので…気をつけよう。
で…過去にも何度も何度も描いているけど…なんで蛙岩なのかしら?
私…カエルが苦手なので、いつも通過する度に悶々とする。
はぁ〜…今、この記事を描いていても思うんですが…燕山荘〜大下りの頭は素敵ですね!
私が初めて北アルプスを訪れた燕山荘泊や一人テント泊デビュー時でも楽しく歩けた道です。
おお!気がつけば…燕山荘の近くにそびえる燕岳が近くに見えてきた!
ああ…キレイだな〜!
燕山荘
大天荘から出発して2時間半程で…着いたよ!
9時3分燕山荘に到着
燕山荘の前にも消毒液が設置されていますね。
内部の感染予防も気にはなるところですが…用がないなら…入らない方がいいと思い外観だけ。
燕山荘からは穂高の町並みも見えるね。
今はまだ遠く、点々と見えるあの町並みに私はこれから降りていく〜。
燕山荘のテント場には…
まだ一張もない状態。
7月中旬だと、まだ残雪が残っているんですね。
燕山荘前の山座同定盤と石像。
そして…ああ、なんてキレイに撮れたのかしら…
燕岳!
こんなに最高な一日なんだから…ぜひ燕岳へも登りたいところだが
だって〜燕山荘〜燕岳を往復で1時間って…チョット気合が必要じゃない?
あれ。思い返せば…私ってば燕岳へは過去2回しか登ってないか〜。
そしてココで槍ヶ岳ともサヨウナラ。
今度はいつ会えるかな?
さて、今回歩いたルートはこんな感じ…。
次回「北アルプスメインルートをテント泊(14)」に続きます。
次で最終回ですが、下山レポというより…下山中に会った方々との思い出レポになります。