山の名前を調べていると…男体山とか北岳とか…「山」と「岳」がやたら混在してる…。
ん〜なんでだろう?とチョット気になったので調べてみることにしました。
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日本にある高い山
日本で「山」の名前がつく一番高い山は
日本国民のほとんどが知る山、富士山!
二番目は…登山好きでないと知らないかも?な北岳。
北岳……「岳」だわね。
三番目はというと…奥穂高岳。
こちらも…また「岳」ですね。
山の豆知識の日本の標高の高い山ランキングを見返してみたところ…標高の高いベスト10で「山」の名前がつけられているのは富士山だけです。
おーい?山は何処へ〜?
振り返ってみれば、私は登山へ行く時に
なーんて言っていたけど…。
自分の登ってきた山をまとめてみたら…登っていたのは岳という名の山ばかりでした!
さて…「山」と「岳」、その言葉を辞書で調べてみたところ…
山
読み:さん
地表の高くもり上がっているところの総称。また、そのようなもの。
読み:やま
平地より著しく高く盛り上がった地形の所。
岳(嶽)
読み:がく・たけ
高くて大きな山。けわしい山。
Google検索結果より
になります。
イメージ的には山はこんもり、岳は鋭いこんもりって感じ?
山の標高とは関係がないようです。
実際富士山が日本で一番高い山ですしね…。
岳vs山
先に述べたように、今まで登ってきた山を振り返ってみると…私が夏に登っている山は…「山」よりも「岳」の方が多いです。
実際、日本の山の3000m峰が27座あるのですが、『世界山岳百科事典』(山と渓谷社)によると…
27座のうち、25座が「〇〇岳」って名前なんだね。
「〇〇山」と付けられているのは、富士山と立山の2座だけなんですってよ!
ありゃ〜「山」の立場危うし〜。
そういえば「峰・嶺」がつく山もあるよね?
日本は山に囲まれた島国。
そりゃあたくさんの山に囲まれ、その山々に名前がつけられているのだが…山、岳に続いて他の言い回しをつけられた山もあった
例えば…
嶺がつく有名な山の大菩薩嶺。
最初読めなくて…だいぼされつれいって読むことを知った時、なんで「れい」なの?って思った。
嶺をネットで調べると【山の高くそびえる頂(いただき)、その付近。】とあった。
峰も辞書で調べると…峰は「山のいただきのとがった所。山頂」と書いてありました。
鋭い岩峰や岩頭などにつけられることが多く、確かに白馬・不帰嶮には不帰一峰や不帰二峰北峰とつけられた場所がありました。
漢字の意味を知れば、その命名に納得はいくのですが…う〜ん💦
ただし一定の基準はあるみたい?
一応…見分けるポイントがあるようなので、ソコを図解してみます。
山は
平地に比べ高く盛り上がっている地形を指す。
岳は
山が連なりそびえるさまを表し、それは高くて険しい地形。
峰は
尾根の突き出した部分を指します。
場合によっては山頂を意味することもあります。
ふむふむなるほど。
じゃあ、この形状で山と岳を見分ければいいのね!と思いきや…
同じ山なのに複数の呼び名が存在し、その山を「岳」と呼ぶ場合や「山」呼んだりするケースまで存在します。
こうなってくると、山の形状説も揺らぐね…。
命名された年代によっても変わってくる場合もある。
まとめ
結局、調べてみても山と岳の明確な違いを表す説は見つかりませんでした!なので
山・岳・峰の名称の付け方については、明確な定義はない!
ってコトになりそうです!
で、終わる今回の投稿記事。
ココらへんを追求すると、プロフェッショナルな山のブログになれるのかもしれませんが…。
このブログはユルイ登山好きが登山を楽しむ為に作ったブログなので…。
しかも、命名の仕方にルールはない
と、そんな感じに落とし所をつけました。
そう、山の漫画にも出てくるモエのんのように
色々な呼び名があるんだね〜
日本は山が多いから仕方ないや!
ぐらいに捉え、「今日は〇〇山」「今日は〇〇岳」と気軽に登山を楽しんでいきますね。