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岩木山(いわきさん・いわきやま)
岩木山は、青森県の津軽平野の南西方にある独立峰。
青森県で、一番高い山で形の整った美しい山です。
岩木山は、3つの峰が重なってできていて、見る場所によって形が変わる。
頂点名 | 標高(m) | 場所 |
岩木山 | 1,625m | 中央火口丘(真ん中) |
鳥海山 | 1,502m | 南側の峰(岩木山の南) |
巌鬼山 | 1,485m | 北側の峰(岩木山の北) |
東側(弘前から)見ると3つの峰がはっきり見える。(今回描いたイラストの形ですね)
北側(津軽平野の辺り)から見ると、1つの円錐形の山に見えます。
また、鳥海火山帯に属する火山である。過去の火山活動は以下の通り。
年代 | 活動内容 |
元亀2年 (1571) | 「夜光り物が岩木山より出た」記録 |
天正17年 (1589) | 岩木山三所大権現の建物が焼失 |
慶長2年 (1597) | 噴火・降灰・火災・地震 |
慶長5年 (1600) | 噴火・降灰 |
安政3年 (1856) | 噴火・降灰 |
文久3年 (1863) | 噴火・降灰 |
岩木山の所在地
岩木山の名前の由来
岩が多いことに由来する説
- 岩木山は山頂付近を中心に岩がい山であるため、「岩の多い山(岩の木の生えた山)」が転じて「岩木山」となったという説。
信仰に関する説
- 古くから山岳信仰の対象とされ、「神が宿る岩のある山」という意味で「岩木山」と名付けられたという説。
- 津軽地方では「お岩木さま」として親しまれ、岩木山神社の信仰とも関連があるとされる。
アイヌ語起源説
- 「イワ」はアイヌ語で「山」や「神聖な場所」を意味し、「キ」は「樹木」や「生えるもの」を意味することから、「神聖な山に木が生える場所」という意味で「岩木山」になったという説。
いずれの説も岩木山の特徴や信仰と深く結びついており、確定的な説はありませんが、津軽地方の人々にとって特別な意味を持つ山であることが伺えます。
岩木山の別名
愛称・親しみを込めた呼び名
- 津軽富士(つがるふじ)
「津軽富士」は、その美しい円錐形の姿から富士山になぞらえた愛称で広く知られています。
古い呼ばれ方・歴史的名称
- 巌鬼山(いわきやま)
- 岩城山(いわきやま)
「巌鬼山」や「岩城山」は、古い文献などに見られる呼び方です。
伝承・信仰に関わる別名
- お岩木さま(地元での信仰を込めた呼び名)
「お岩木さま」は、地元での信仰対象としての親しみを込めた表現ですね。
昔は「阿曾部森」(阿蘇部・阿蘇辺ほか)などと呼ばれ、「往来山」「岩城山」「盤椅山」などとも書かれてきた。
江戸時代の初め頃から「岩木山」という名前が使われるようになりました。
私が登った岩木山レポはコチラから!
2024年10月に登った山レポ漫画です。
東京から公共機関で岩木山登山(01)青森旅行 | 図解ひとり登山
今回の登山レポは青森県。私の人生で初めての青森県!青森県には全く土地勘がないし、更に電車やバスの乗り継ぎが苦手な性格のに…青森県に行くならば岩木山だけは登りたい…
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