
目的地の権現岳を無事に通過。次の目的地の青年小屋までに岩場の小ピークを2つ越えて行くことになります。
  

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権現岳から東ギボシ・西ギボシを越えて

そうそう、突然ですが他の方のレポを読んでも、権現岳山頂はやっぱり狭い&高度を感じる…場所みたいです。
なので閉所&高所恐怖症の方はそこを踏まえて山頂チャレンジしてくださいね〜。
また、権現岳山頂に着くまでは危険だ〜怖いぞ〜って道を歩いてこなかったので、その反動で権現岳山頂は怖く感じるかもしれませんよ?
11時55分権現小屋前を出発

さて権現小屋からまずは東ギボシに向かって歩き出します。
これから登る岩肌がドンドン近づいて来ます。
目の前の急斜から目をそらして周りを見れば…。

ここからは八ヶ岳の峰々がよーく見えますね。
こうして見ると、確かにギザギザしているね八ヶ岳!
そして振り返るたびに権現岳が、権現小屋がどんどん小さくなっていく。


これ以上進んだら引き返したくない、今ココで持ち物再チェック。

さあ、いよいよ登りが始まります。

登山シーズン初のこういう場所は緊張しますね。

ここら辺から鎖場の登場。足がかりがハッキリしているのすが、雨などで濡れているときは滑りやすくなるので気をつけないと。

こうやって写真で見ると、怖そうに見えるのですが…実際に歩いてみたところ、そこまでは怖いとは思いませんでした。

しかしギボシエリアは見事な岩場ですね、草一本も生えていない。

岩場とはいえ、場所場所では道はこのようにはっきり舗装されています。
そのまま順調に進んでいると…目の前に渋滞が発生していました。

この渋滞を発生させていたのは、今時ファッションの若者グループ。
その中の1人が、岩場の下りで全く降りれず…ニジニジ…ジワリジワリと子鹿歩きで下っていってます。
全く進まない1名の為に後ろにどんどん人が溜まっていっても道は譲らないし、その人がよろけそうになっても、そのメンバーは助け合わず、みんなで無言で降りれないその人を見ているだけ…。

勝手な妄想が始まる。もしかしら…この若いグループたちはSNSで知り合った同士なんじゃないかしら?って。
今日初めて知り合った同士なら…この不自然な雰囲気も納得できる。
ま、単なる妄想なんですけれどね。

ここでかなりの時間をロス。

そう、自分に言い聞かせグループの後ろで立って待つ。

待つ…
待つが…進まない…。
うーん…私の後ろにも人が溜まり始めたので、途中でさすがに抜かさせてもらいました。
リーダーがいない、メンバー同士で助けあえないパーティー行動って…どうなんでしょうね?

あの渋滞を引き起こしていた人は、この先にも広がる岩場の下りをどのくらいの時間をかけて下るのだろうか?
あの下り方では1時間以上はかかりそうだ…。

ちなみに足元はこんな感じ。

やっぱり怖い?
その後、斜度が緩やかになっても…岩のゴロゴロした道が続きます。

そのまま歩き続けると、道はようやく土の道に。

さっきの渋滞エリアからも離れ、道の雰囲気はすっかり穏やかに。

おお!なんか人が立っている。
そこに何かがあるのかしら?
そして青年小屋

ここはのろし場、標高2,530mになります。。
なんでも武田信玄がのろしを上げた場所といわれています。
12時30分のろし場に到着

ここからしばらくハイマツの道を下っていきます。

こんな穏やかな道が続くと…次のピークの編笠山に登るのが、チョット面倒臭くなってきたかも…。

次の目的地の青年小屋の分岐で編笠山コースではなく、下りコースを選択すれば…今日は、もう登らなくてもいいんだよね…。

まあ、着いてから考えよう。

ずっと岩場が続いていたので、ひさびさの樹林帯の下りがチョット嬉しい。


権現岳も無事登れたし、いいイメージで今日を締めくくるのも悪くない。
今後の予定がドンドンおよび腰になっていく。

樹林帯を抜けると、このように青年小屋と編笠山がどーん!と広がってます。

なんだか…壮大!
これは是非とも登りたい!
でも、登るのはどう見てもキツイ!
両方の気持ちが交差しつつ足を進めます。

この樹林帯を通り抜ければ…青年小屋に到着です!
12時46分青年小屋に到着

ああ、憧れの青年小屋まできたよー!
編笠山は以前来たことがあったのですが、青年小屋の前まで来たのは初めて!

今後の参考のために、キャンプ地を覗きに行ってみることにします。
キャンプ地は青年小屋のすぐ裏手。

わーお!なんて素敵なところ!
全体的に平らで広い!これならテントも張りやすい感じ〜!
小屋から近いのもいい!
これはいつか…泊まりに来なくては!

再び青年小屋の前まで戻って、写真やテレビで何度も見た赤提灯を近くで見る。
そこに書いてある言葉は「遠い飲み屋」…うふふ、なんて素敵なネーミング!
いつか飲みに来てみたいな〜テント泊だと…利用させてもらえないのかしら?
こうして権現岳から青年小屋までの楽しい稜線歩きを満喫しました。
さて…次に向かうは…編笠山か…青年小屋からの登りは大変そうだ…。
次回「権現岳〜編笠山単独日帰り縦走(4)編笠山&観音平」に続きます。次で権現岳レポもおしまいです。
 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			