権現岳〜編笠山単独日帰り縦走(2)権現岳

権現岳2タイトル

半年ぶりの高山登山の樹林帯登りはやっぱりキツかった!それでも登り続ければ、いつしか目的地に着くのが登山の楽しいところ。さあ、ここからは今日の第一の目的地「権現岳」までの楽しい尾根歩きになります。

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▶ 01話…権現岳〜編笠山単独日帰り縦走(1)大泉口コース準備編

三ツ頭から権現岳まで

地図イラストマップ_権現岳

今回歩いた部分は上図の赤線部分になります。
特に道に悩むこともない、わかりやすい道だったと記憶して降ります。

さあ!三ツ頭から目指すべき権現岳がバッチリ見える最高のコンディション!
左手に見えるチョット爪状になっている頂が権現岳になります。

権現岳を目指して三ツ頭から出発

写真を見ての通り、三ツ頭からはまず標高50mほど下ることになります。
ちょっと下がったらすぐに樹林帯に入る…。

樹林帯に戻る

でも三ツ頭までの登りとは違って木々の間から空や山が見えているので、明るい樹林帯。

樹林帯に戻る2

季節は5月末なんですが…あまり青々しくないですね…なんでだろう?
ダケカンバの林の鞍部まで下がったら、いよいよ登り返しが始まります。

地面が出ている稜線

ここからが権現岳への最後の頑張りどころなんですが…実際のところ、この先の道のり展望も開けているので楽しく登れました。

権現岳が近づいてくる

進む方向の山を見たり、今まで来た道のりを振りかえりながら歩きます。

今までの道のりを振り返る

ここらから三ツ頭の方を見ると…写真ではわかりませんが冨士山も見えるんです。

さて、ここまで来るともう周りは完全に岩場です。
シーズン初の岩場は、特に下りは…ちょっと怖くて腰が引ける。

ちょっと下る

冬の間スキーをしていたり、近所を走って体を動かしていても、久々登山の私の身体は下りの岩場に対して…硬い。

あれ〜?私ってこんなに下りが下手だったかしら?


と自問自答するぐらいおっかなビックリで下りました。
こんな時、やっぱり登山の経験値が出ますね…。

楽しい稜線歩き

久々の岩場登りも…こういう時ってどう登るんだっけ?とプチ躊躇。

岩場の上り方を忘れている

ええ、ええ!大した岩場じゃないよね!なのに…

こう…身体の感覚が戻ってこないのよねー

ああ、冬の間も月1ぐらいで登山にっておけばよかったと、こんな状況に陥ってから後悔。

登り返しが始まる

岩場を登りきった先にはハイマツ帯の急斜面。

ひたすら登る

近そうで、なかなか近づいてくれない権現岳山頂を見ながらひたすら登っていると…おお!鎖場が出て来た!
今回のルートで初対面の鎖場です。

鎖場出現

ま…見ての通り、あまり必要ない鎖かな?

滑りそうな岩肌

次は岩の上を歩いたと思ったら、土の上…。

まだまだ登る

こんな風にコロコロと歩く土台が変わります。
すると今度は細挽き紐が…。

ロープに頼りず登る

この細挽き紐に頼って登るのは、反対に怖いので…ルートの目印と思って細挽き紐に頼らず三点支持で登りました。

登りきると、再び風景は開け前方には巨岩が乗っかったような権現岳の頂上南側の岩峰が見えました。
あれ?権現岳山頂の大岩の下に小さな石の祠が祀ってあります。

檜峰(ひみね)神社の祠

こちらは八雷神、磐長姫を祭神とする「檜峰(ひみね)神社」
背後にある巨石を磐座として山岳信仰の霊場となっていたようです。

磐長姫と言うと…そう!「富士山の神様〜木花咲耶姫(1/6)二人の出会い」にも出て来た「磐長姫」ですね!
前に「山の背比べ〜富士山vs八ヶ岳(1/2)」話も描きましたが、あの話も色々なバージョンがありました、中には木花咲耶姫vs磐長姫バージョンもありました。
山と日本の神様と民話を調べるとどこかしら繋がりがあるのが面白いです。

で、ルートはその岩の脇を通過して登って行くと…

権現岳山頂を満喫

権現岳山頂

権現岳頂上に到着!
権現岳山頂は…狭い
記憶によると岩壁に張り付いてこの写真を撮った気がします。

山頂から向かい側を覗き込むと…すっぱりと切れ落ちていて…眼下見える山々がよーく見えて

眼下に広がる山々が怖い

こ、怖い…

怖がる登山者のイラスト

あれ〜?私はこういう場所大好物のハズなんだけど…。
怖いよ。
これも半年ぶりの登山のせいだったからみたい。

権現岳山頂の剣

そうそう、山頂に刺さっていたこの長〜いシンボル…なんだと思います?

権現岳山頂の剣2

だそうで…
日光・男体山の剣は垂直に刺さってましたが…なんで横向き?
で、この写真を見てもらえると山頂の標識を撮るのに岩肌にしがみついてたってのが分かります?
こういう場所は登るのは楽。でも下るのは…

踏み外して落ちそう…怖い…ゆっくり降ろう

恐る恐る降りる登山者

こちらの山頂からは次に目指す目的地の青年小屋も見えます。
次はあそこまで歩くのか〜…近いんだか?遠いんだか?

青年小屋が見える

そのまま、権現岳山頂から下って行くと権現小屋があります。
こうして見ると…すごい場所に建っていますね!
水の確保もトイレの処理も大変そうだ…。

権現小屋を見下ろす

権現岳山頂直下には赤岳に向う分岐が建っていました。

権現岳直下の道標

赤岳までは3時間かかる上に、その道のりの途中にはキレットもあるんですって!
キレット…か…なかなかハードね、そのコース。
でも、ハードって聞くと…チョット興味がわいちゃったわ…私。

権現岳山頂を振り返る

この分岐まで降りてくれば、足場も十分にあるエリアになるので、一安心…。
こうして振り返って見ると、やはり権現岳山頂付近だけプチハードじゃありません?
そして進行方向を見ると、次のピークのギボシたちがドンドン!と待ち受けていますよ。

次に登るギボシのピーク

先ほどの赤岳分岐を更に下ると権現小屋の前に出ます。

権現小屋前まで来た

過酷な場所に建って頑張ってくれたのが、よーく分かる外観ですね。
追々権現小屋について検索すると…電気はなく、ランプでの明かり…水は天水のみ。
うーん…こんなハードば場所で山小屋を運営されている方に感謝ですね!

さて、こうして今回の目的の権現岳まで無事にたどり着きました。
次は憧れの青年小屋に向かって足を進めます。なんで憧れかって?ええ、それはもう酒飲み登山者ならご存知ですよね?次回「権現岳〜編笠山単独日帰り縦走(3)青年小屋」に続きます。