北アルプス縦走(08)読売新道〜後編

読売新道後編のタイトル

さあ!読売新道も半分まで登ったよ〜!樹林帯も抜けて…ココから先は美しい風景に囲まれた楽しい稜線歩きになる!…と思いきや…読売新道はそんなに甘くはないんです。

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なかなか抜けれない読売新道の樹林帯

読売新道後編イラストマップ1

4/8地点で黒部湖が見下ろせたので…

これからは見晴らしの良い山と空に囲まれた山歩き〜!

登山者のイラスト_0007
と…思いきや…。
再び樹林帯に戻ってやんの。

再び樹林帯を登る1

しかも…登り一辺倒だったのに…ちょっとトラバースだったり、ちょっと下ってからチョット登り返したりと

ちょっとイケズな感じ〜

登山者のイラスト_0003
一回周りが開けた風景を見ただけに…ちょっとふてくされる。
でも…まあ、木々の間から見える率が広くなっているので…もうチョット登れば確実に森林限界を越えるだろう。
苔と石のちょっと滑りやすい石の道を登っていき…。

再び樹林帯を登る2

熊笹と土のちょっとネトネトした登山道を登っていくと…。

再び樹林帯を登る3

わーーーーお!
今度こそ視界がひらけたぞ〜!

烏帽子岳方面が見えてきた

登山道はハイマツに囲まれはじめ、自分の身長と同じぐらいの高さの木々になった。
そして…。

読売新道の森林限界点

8時28分5/8地点に到着

読売新道5/8地点に到着

熊笹の中にある看板とこんにちは。して、そのまま進む。
でもさ…なんだか…腑に落ちないコトがでてきた…それは

「2/8」や「3/8」地点は短かったのに…
「4/8」から「5/8」地点の間って長くない?

辛そうな登山者のイラスト
コレ、疲れてきた証拠よね〜。
疲れてくると、合目と合目の区間が長く感じる…。
なので、歩き休みと称して…さらにダラダラ〜と木道を登っていきます。

木道を登っていく1

でもね〜もうね〜森林限界越えたもんね〜!
と、それだけを今の心の支えにしていたら…またも…。
樹林帯だよ!

木道を登っていく2

あ…樹林帯ってわけじゃないか…ハイマツとちょっと背の高い木のせめぎあいゾーンでしたね。

赤牛岳方面が見えてきた

でも、
自分より身長が高い木に囲まれる視界が狭まるなんだか不安
負の方程式が私の中にあるので…早くハイマツオンリーになって欲しいところであります!

そんな時…

キノコ

足元にあったキノコにやすらぎを感じる。
そして…とうとう完全に視界が開けたぞ〜!!!

あれ!あれ!

赤牛岳方面へ向かって進む

あれが赤牛岳よね?
そして進行方向左手には

烏帽子岳方面が見える

烏帽子岳かしら…?

森林限界を越えた後もひたすら登り。
進行方向に見える岩の塊が今までの風景とは顔を変えてくれ、ワクワクさせる。

読売新道をひたすら登る

岩ゾーンで今までとは違う登り姿勢をとることになるので、身体の気分転換もできます。

岩場が出てきた読売新道

この石の集まりあたりから登山道は細かい石や砂が中心の道になりました。

近そうで遠い赤牛岳

目の前にある赤牛岳だ赤いのに…ここは白い。

地形って不思議ね〜!


と、思いながら、水を飲みつつ立ち休み。

ゆっくりと読売新道を登る

そう、この開けた部分が次のチェックポイントだ

8時54分6/8地点に到着

読売新道6/8地点に到着

「6/8」地点は標高約2,440mになり、烏帽子岳方面がバーンと望める絶好のビュースポットです!

最後の最後までストイックに登る

読売新道後編イラストマップ2

さあ!さあ!まだまだココから先も登山は続く…!
既に4時間歩いても…実は今日の登山の全体行程の半分も歩いていないのが…現実。ゴールの水晶小屋まで先は長い!
読売新道6/8地点から先に進む1

ここからはThe・高山を満喫しながら歩いて行きます。

読売新道6/8地点から先に進む2

進行方向に見える赤い山…そう赤牛岳って…本当に赤いのね〜!

読売新道6/8地点から先に進む3

そして…写真を見ていておわかりでしょうが…私が登ったこの日。
空はチョットどんよりな空でした。
鮮やかな青が見れないのは残念でしたが、そのお陰で直射日光の暑さやそれに伴う水分の消費を抑えられてたのは私的にはラッキー!

読売新道6/8地点から先に進む4

前に表銀座を縦走した時は…暑さに参って参って…燕山荘〜大天井間でグロッキーだった思い出があります。

今回の読売新道であの暑さだったら…ヤバいよな〜。

登山者のイラスト_0002

はい!自分の山行は何でもポジティブに捉えることにしております!
みなさんもそうですよね!?

岩場が増えてきた読売新道1

進行方向には岩の塊がみえる。
きっとアレも乗り越えて行くんだろうな〜。

岩場が増えてきた読売新道2

こうしてみると、なんてこと無い岩場なんですが…疲れている&誰も居ないので…一歩一歩確実に歩いて行こう。

岩場が増えてきた読売新道3

読売新道に出てきた岩場は三点支持が必要な感じの岩場はなかったと記憶しています。

岩場が増えてきた読売新道4

それにしても…この岩は…一体どこからやってきたのかしら?

岩場が増えてきた読売新道5

こうして見ると岩の白い山と赤牛岳の赤い山が途中でガラッと変わっているのが面白いですね。

岩場が増えてきた読売新道6

赤牛岳はなんで赤い山になったのかしら?

帰ったら調べてみよう!

登山者のイラスト_0006

帰ってから調べていません…。

岩場が増えてきた読売新道7

稜線に歩きになった後も…ずーーーーっと登り…。

ひたすら上りの読売新道1

風景はすごい綺麗なのに、登りの疲労が…のしかかる。

ひたすら上りの読売新道2

9時29分7/8地点に到着

読売新道7/8地点

「7/8」標識の文字は剥げていて全然読めない。
その上にペンキで書いてあるが…それもハゲ気味…。
悪天候時のココの場所の過酷さが想像できますね。

さあ!ココまで登れば赤牛岳まで一踏ん張り!

読売新道7/8地点から先へ進む

ペンキマークにいざなわれて岩沿いを進んでいく。

読売新道からも槍ヶ岳が見える

進行方向に見えた槍ヶ岳…槍ヶ岳エリアはワンシーズンに幾度か行くので…

よう!槍ヶ岳!元気かい?

喜ぶ登山者のイラスト2
と、なんか懐かしい気持ちに溢れました。

一時間ぐらい岩と岩を転ばないようヒョコヒョコ歩くと…足も足の裏もだいぶ疲れる…。
その岩場歩きが終わると…

読売新道最後の登り地点へ

道は赤く変わり、いよいよ赤牛岳ゾーンに突入じゃない?

赤牛岳付近になったら土が赤くなった

事前に調べた情報だと、赤牛岳エリアは「ガレ場 転落、落石注意」とあったハズ。

赤牛岳付近になったら土が赤くなった2

見た感じでは…それほど危ない感じではないが、ココを通過する時点で水晶方面から来ても、奥黒部ヒュッテ方面から来ても疲労で足ガクガクであることは間違いないので…

私…なんでもない所で転ぶのよね〜

登山者のイラスト_0004

と、自分と会話しつつ…過信せずに行こう。

ルートを確認しながら登る

また、疲労による

赤牛岳まで早くつきたい

登山者のイラスト_0005

ルートファインディングミスを招きやすいので…気をつけて進もう。

赤牛岳最後の登りが辛い1

確か一箇所だけ、こりゃ危ないネ!ゾーンがありました。
進行方向に向かって左手が切れ落ちたガラ場で…そこにはトラロープの張られた細い道だったかと…。

赤牛岳最後の登りが辛い2

写真を探したんだけど…撮った写真一覧にはなかったので…ビビって撮らなかったのかしら?
悔しい。

さて…ココまでくれば赤牛岳の山頂?的モノも見えてきたんだんだけど…。

赤牛岳最後の登りが辛い3

まー!これがちっとも近づかないのよ〜!!!
それもこれも…赤牛岳エリアに入ってからの登りがキツイ!

赤牛岳最後の登りが辛い4

山頂近くになると…登山道は見ての通りのガラガラしたガレ場道。

赤牛岳最後の登りが辛い5

疲労も相まって足がなかなか上がらないため…

よっこら…せー

登山者のイラスト_0001

と一歩一歩を気合を入れながら、ガレ場階段を登っていく。

赤牛岳までもうチョット1

下の写真のような、もうそこに見えてるじゃん!な標識が…近づかない。

赤牛岳までもうチョット2

そびえ立つ標識をすがり見しながら…登り…立ち止まって呼吸を整え…そして登り…。
そして、とうとう…

10時17分赤牛岳に到着

赤牛岳山頂に着いた

やったー!やったよー!
読売新道を登り…登りきったよ〜!!!
朝4時に奥黒部ヒュッテから出発して…6時間20分で…たどり着いた…!
ノロノロノロノロ登ることを心がけたおかげか?平の渡しの船頭さんや奥黒部ヒュッテの管理人のアドバイス通り、大休止も取らずに来れたよ…!

そして…赤牛岳に着いた頃に空は青くなってきた!
ここでようやく…座っての大休止をとることにします。
次回「北アルプス縦走(09)読売新道〜赤牛岳」に続きます。

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