鹿島槍ヶ岳
かしまやりがだけ
旧称:鶴ヶ岳・シシ岳・背比岳
鹿島槍ヶ岳の所在地
鹿島槍ヶ岳にまつわる4コマ
鹿島槍ヶ岳の由来…書き出すと長くなるので、ここでの由来は割愛。
個人的には鶴ヶ岳って名前が素敵だと思うんですけど〜
山名の由来・山名ルーツ
4コマ漫画では2つの峰が競い合っているように見えることから名付けられた背比岳。
雪渓からつけられた鶴ヶ岳、シン岳の名前の由来話を書きましたが
現在呼ばれている鹿島槍ヶ岳の名前の由来は鹿島地区の槍ヶ岳からきているそうだ。
この地域にある、鹿島川を渡ったところにある島状の山(槍とは頂上がピラミッド形の鋭い岩峰)ってことですね。
で、鹿島って地名からついたんだ〜ふーん…で、今回の話は終わらない。
なぜ、この地域が鹿島になったのかというと…どうやら古事記に出てくるタケミカヅチが関わり合いをもつらしい。
大雑把に書くと…
1534年(天文3年)に、この地域に地震が多発していた。
そのうちに、鶴ヶ岳(鹿島槍ヶ岳)の一部が崩れたことが地形に影響をあたえ、数日後に水害が発生し氾濫、洪水を招きこの地域に大きな被害をもたらした。
その地震を鎮めるために、地震を鎮めることのできる鹿島明神(タケミカヅチ)を茨城県から勧請してきた。
※タケミカヅチは地震を起こすナマズを踏みつけている絵が多く見られるそうです。
そのことから、この地域にあった駒澤川を鹿島川と呼び、駒澤村地域を改めて鹿島と呼ぶようになり、鶴ヶ岳を改めて鹿島大岳と呼ぶようになり…今の鹿島槍ヶ岳へ至ったようです。
おおおお!こうやって調べてみると…日本神話と山は色々つながっているんですね〜!面白いー!
登山コース
扇沢から爺が岳、冷池山荘をへて鹿島槍ヶ岳
私は過去に2回、鹿島槍ヶ岳を登りました。
どちらもこのコースで鹿島槍ヶ岳へアタック。
距離は長いですが…危険箇所は少なく、途中に種池山荘もあるので、こちらのコースの方が鹿島槍ヶ岳登山へ使う方が多いのかしら?
白馬岳、五竜岳からキレット小屋をへて鹿島槍ヶ岳
五竜岳から鹿島槍ヶ岳までは岩場が多く歩きづらい道が続くので…初級者の方が歩くにはちょっと厳しいかも。
周辺にある宿泊施設・小屋
冷池山荘
キレット小屋
冷池山荘と冷池山荘テント場間はかなり遠い!たぶん片道15分ほどの道のり(ちょっと急な道)が存在します。
過去にこちらのテント場を利用したことがありますが…トイレへ行こう!と思ってからテント場から冷池山荘まで行くのは…遠い。
冷池山荘のテント場からは立山連峰の山々一望することが出来ます。
その他
冷池山荘から鹿島槍ヶ岳への道は気持ちがよい登山道だ。
途中にある布引山を越えたあたりから、進行方向に鹿島槍ヶ岳、左手に立山連峰を見ながら歩くことができる。
ただ…お昼を過ぎると雲がモクモク湧いてくるので、鹿島槍ヶ岳の全貌を見るとしたら、午前中行動がいいのかしら?
鹿島槍ヶ岳は2つの頂をもつ双耳峰で標高は南峰(標高2,889 m)と
北峰(標高2,842 m)になります。
この間を歩くのに片道30分…両峰を歩くのはなかなか大変だ。
北峰の北東側の谷にある雪渓が、2018年に「カクネ里雪渓」として、日本では4例目の氷河として正式に認定された。
私は過去に2回、鹿島槍ヶ岳を登った。
その時の感想の一つは、下記記事を読んでいただければ…事細かに描いてあります。
テント泊したときの思い出は…いつか描きます。
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