単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(終)小池新道

黒部五郎岳小池新道編title画面

私の2020年一番頑張ったで賞登山はこの「黒部五郎岳」レポも今回でオシマイです。登山って…登りもキツイが…下りもキツイんだよね…。

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鏡平山荘からシシドウガ原まで

鏡平山荘からシシドウガ原までのイラストマップ

さ〜!鏡平山荘のベンチで5分ほど休んだら…下山再開だよ。
ここ2日ほど滞在させてもらった山の稜線に別れを告げる。

鏡平山荘から北アルプスの山を見上げる

鏡平山荘沿いに設置されている木道をたどって進むと

10時46分鏡平山荘から出発

鏡平山荘から出発

木道は鏡平山荘の裏手にまわる。
そこは、まあ何て素敵な…ビュースポット!
下の写真では…隠れちゃっているけど、ここから槍ヶ岳が見えるんだよ。

鏡平山荘裏手から槍ヶ岳を見る

でも…槍ヶ岳の勇姿を見れるのも…これで最後
ココを通過したら、まるっと槍ヶ岳の姿は見れなくなるの。
そう思うと…寂しいね。でもまた来るぜ!

鏡平山荘の裏手に登山道は続く。

鏡平山荘から下る

ここから先の小池新道は95%下り道。
下りだけなら楽に行ける?と思うんですが…。

脚が痛い〜!!!!

叫ぶ登山者のイラスト

とにかく脚が痛くてねぇ…ただの、変哲もない、過去に数度歩いた小池新道の下り道なんだけど…辛いや。

鏡平山荘から下る2

辛い中でも、過去に歩いていて覚えていた場所と再会するとホッとする。
それは…

熊の踊り場

木道にペンキで「熊の踊り場」とただ書かれている…ココ!
ネットで検索しても熊が踊っていたと言う話は見当たらないので…きっと茶目っ気でつけられた名なんだろうと思っているのですが…どうなんだろ?

しかし…下り一辺倒なのに、脚が手が痛く、その痛みを堪えながら下っていると…息が荒れるのね!

鏡平山荘から下る3

これ、初体験!
私は、今まで脚が痛くなることがなく登山ができていたので…今回の脚の痛みは勉強になりました。

鏡平山荘への道標

痛いと距離も時間も長く感じ…

はぁはぁかなり下ってきたわね!

疲れている登山者のイラスト
って思うけど、実はたいして下ってきてない事実にガチョーン

鏡平山荘から下る4

でもでも!穂高連峰を取り囲む、山々が低くなってきたね。
頑張って下ろう!

橋を渡る

今回で4回目の小池新道の下り…は痛みと戦う下り。
1回目は腹痛と戦いマッハで下山
2回目は何か…すっごく長く感じながら下山
3回目はまっ…こんなもんよね〜と登山道の長さとそれにかかる時間を受けれ入れながら下山

そして4回目が…こんな形で下ることになるとは…この時は辛かったけど、今は
脚が痛いと登山ってこんなにつらい
と、勉強になりました!

はい!

無事に下山をできた今は…コレはコレでいい経験だったと思います。

シシドウガ原から小池新道登山口まで

シシドウガ原から小池新道登山口までのイラストマップ

お!何やら目印らしきものが見えた!
イタドリガ原という…今の私の体調に寄り添ってくれそうな名前ね!

イタドリガ原通過

てか、てか、てーか!
地図を見れば…鏡平山荘から、まだコレぽっちしか下れていないの〜!
ひーん!

岩場を下る

登山道には「魔の岩場」が出現し始めた。
転ばないように気をつけて下ろう。

チボ岩前を通過

チボ岩…なにその名?
由来を調べてみた所…「チボ」は方言で「スリ」「泥棒」などを意味なんですって。
つまり、ここの大岩の間に物を落としたら…取れないコトからこの名がついたとか…。

気をつけよう!

怒る登山者のイラスト
こういう岩の間って…ストックの石づきとかが挟まっていること多いのよね〜。
まさにチボ!!

小池新道を下る

この先も、大きい石がゴロゴロ転がるエリアと時折…沢。
この地形を形作っているのは…大雨の日に流されてきた岩たちなんだろうね。

沢に出たので、沢から上を見上げれば…

沢から山を見上げる

あ〜随分と下ってきたな〜!
すでに疲労マックス!
家に居たら一歩も動きたくないほど疲れているけど…歩かないと…。

沢を渡る

うんうん、この道を過去に何度も歩いているからこそ知っている…。

小池新道を下る2

この下りを降り終えた先に待っているのは約1時間の林道歩き
山から降りてきたのに…林道をまだまだ歩く…。

もう…きっつい

こうして長い長い下りを下って

小池新道を下る3

下って下って…

小池新道を下る4

小池新道登山口まで下ってきたよ!

13時00分小池新道登山口に到着

小池新道終了

とりあえず!とりあえず!
登山道は終わったぞ!

小池新道登山口から新穂高温泉まで

小池新道登山口から新穂高温泉までのイラストマップ

は〜い…上の地図を見て〜…
この先も長いんだよ。

小池新道が終わった

ほぼ平坦な林道を…1時間は歩くんです。

林道歩き1

小池新道登山口から15分ほど歩けば、山小屋のわさび平小屋に着くはずなんですが…。
着かない…。

林道歩き2

20分ほど歩いて…やっと着いた…。

13時22分わさび平小屋通過

わさび平小屋前を通過

う〜ん…いつもは15分ぐらいで着くのに…

疲れている登山者のイラスト

今回は20分以上かかっている…こ、これは…やはり…いつもよりペースが遅いぞ!
時間が明確に教えてくれました。

で、前回の記事では腕と身体の痛みに耐えきれなかったら途中の山小屋で休めばいいのさ!なんて言ってたけど…。

林道歩き3

ここまで歩けば…まあ新穂高温泉までは下山しよう!と思うのが人ってものよね〜!
時間は13時半だもの、平湯温泉16時に間に合わなかったら…新穂高温泉か平湯温泉で泊まって帰ればいいのさ!

林道歩き4

とにかく、新穂高温泉か平湯温泉まで行き着けば…風呂とビールと電源とスマホ電波は確保できる!
と、つねに自分の居心地改善策を考えながら歩くと…笠ヶ岳登山口前に着いた

13時36分笠ヶ岳登山口通過

笠ヶ岳への登山口

うん…知ってた。
2020年、笠ヶ岳山荘は休業だ。
2021年には登れるといいな〜。

そして林道を歩けば…
「この橋傾いているから気をつけてね!車さん、傾いているって書いてあるのに通るなら…なにがあっても知らないんだからね!」
的ことが書いてある、ツンデレ傾き橋を渡る。

傾き橋

山の上と違って、外界の9月中旬お昼過ぎは暑い…。
身体の痛みからくる汗と気温によってかく汗のダブルの効果でベトベトよ〜

身体中が不快…

疲れている登山者のイラスト

あ〜お風呂に入りたい!
そんな私の心を察してくれたのか?林道途中にあるおたすけ風穴…。

おたすけ風穴

ちょっと手を近づけてみたけれど、腫れてじんじんの右手はちっとも冷えなかった。

こうして林道を歩いていると…林道の真ん中やチョイ橋などに黒いビニール袋に包まれた何かが、白いチョークで囲まれて置かれている…。
なんだろうね〜?
でも本能的に近づきたくない。

林道歩き5

…あれ?もしかして?
あれって事切れた野生動物のボディ?とかだったりする?

わーん!

あくまで私の妄想です。
写真を撮ろうかと思ったけど…ヤッパリ撮りたくなかったので…とらずにスルー。
獣の祟りに、ひとり、妄想で怯えながらビッコビッコと歩く…。
ビッコビッコ歩きは、とにかく遅く…あとから来る人、あとから来る人に抜かれる。
林道歩きを長く感じるのは分かっちゃいたが…こんなに辛いもんだっけ?

もうやだよ…

疲れている登山者のイラスト

どんなに辛くても…本当に…歩けば…着く…んだ!

林道歩き6

14時31分新穂高温泉登山口に到着!

登山口に戻った

やったー!なんとかなんとか下山しきれた〜!
今までは50分〜1時間で歩いていた、この林道…1時間半かかったわ…。

新穂高温泉まで歩く

この先、なにかあったとしたら…山岳保険は使わないでいいんだよね?
でーもーココからバス停のある新穂高温泉までも15分ほど歩くよ〜。とほほ。

新穂高温泉が見えた

後もうチョット。あともうチョット…。

新穂高温泉まであとちょっと

新穂高温泉に着いたー!
時間は14時50分。
新穂高温泉から平湯温泉へ向かうバスは14時57分。
平湯温泉から新宿へ向かうバスは16時。
ゴールして分かったのですが、全てが時間ギリギリだったんです。

あ…危なかった…

鏡平山荘でもうチョット休んでいたら…タイムOUT!
イタドリ原や秩父沢で休んでいたら…タイムOUT!
わさび平小屋で休んでいたら…タイムOUT!

そんな感じでした…!
こんなギリギリで…バスに間に合うなんて…ラッキー!

でも…時間がタイトだってコトに気がついてなくて…ある意味良かったかも。
残り時間を気にして歩くと…たいてい転ぶからね。うん!

もちろん15時以降もも新穂高温泉から平湯温泉行のバスは出ていたのですが、平湯温泉から新宿行きが、この日は16時が最終だったので…コレに乗れなかったら…私はこの日中に帰るコトができなかったのです。
おかげで…翌日は疲労困憊ながらも…無事に会社へ出社できました。

新穂高温泉のバス乗り場

結局…時間がタイトで…平湯温泉で汗を流せないまま高速バスに乗って帰ることになり…。
ささっと着替え、汗ふきシートで要所要所を拭く。
あ〜…平湯温泉に入りたかった。
また、幸いなことに前と後ろと隣席に誰も座っていなかったので帰りのバスでも誰かに嫌がれること無く帰路につくことができました…。

うろこ雲を見る

こうして、2020年の私の頑張ったで賞登山が終わりました。
ずっと憧れだった、黒部五郎岳はステキだったし、
何度か行ったことのある双六岳の山頂はいつもと違う顔を見せてくれ、それが美ししすぎて感動したし…
辛かったけど、脚が痛い時の登山も経験できたことも勉強になりました。

でも…今回の登山が連れてきてもらった登山だったら

登山を嫌いになる登山だった!

焦る登山者のイラスト

プチ反省!
今度の登山はもっとゆとりを持って楽しみたいと思います。

以上で「黒部五郎岳」レポを終わります。
長いレポとなりましたが、お付き合いくださりありがとうございました!

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