単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(07)黒部五郎岳

単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山のタイトル

今回の登山の一番の目的は「黒部五郎岳」。その黒部五郎岳をいよいよ登りつめて行く場所まできたよ!。テレビの航空映像で見る黒部五郎岳は壮大です。そして登ってみた黒部五郎岳も…壮大過ぎでした。

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中俣乗越から黒部五郎岳ノ肩まで

中俣乗越から黒部五郎岳の肩までのイラストマップ

中俣乗越から黒部五郎岳を見上げる。
とうとう…来たのだ…この場所へ…
自分に酔う登山者のイラスト
こういう時の私は…自分に酔っている。
でも、きっと私だけじゃあない!
だよね?(^_^;)

それにしても…太郎平小屋からココまで4時間半近くも歩き続けてきたのに、まったくもって遠い頂きだゼ。

9時19分中俣乗越通過

中俣乗越から黒部五郎岳へ向かって登る1

上のカメラに写っている謎の点々は私の涙の跡かもしれない…。

途方も無い大きさの黒部五郎岳に感じた気持ちは…この山を登りきれない…かも?
そうね例えるなら、ゲームでコツコツレベル上げしてきたのに、ラスボスが強すぎて…どうしよう…敵わないかも…って思う…そんな気分。
でも、ここから引き返す方がずっと辛い道のりだから…進むよ!

とにかく、コツコツこつこつ歩けば着くさ。

中俣乗越から黒部五郎岳へ向かって登る2

極力段差のない足場を選びながらチマチマと進む。
つった左ふくらはぎはバランスを崩しかけて踏ん張ったりすると、無理が生じて肉に激しい痛みが走り、その度に痛みが増していくようだ…。

足がつっても、いつもはココまで痛くないのに…。

足がつった時ってどうしています?
ネットで検索したら、足のつりに効くサプリメントをとる水分をとるがいいようですね…。
来シーズンは何かしらのサプリメントもファーストエイドに入れておこう!

中俣乗越から黒部五郎岳へ向かって登る3

ちまちま歩くと、黒部五郎岳はなんとな〜く近づいてきたようだ。
だが!それ故に残酷にもどこまでも続く登りの登山道がはっきり見えて…切ない。

長い長い黒部五郎岳への道

バテ気味&歩くペースの遅さを

足さえ痛くなければ…こんなに遅くはないハズ

叫んでいる登山者のイラスト

と言い訳し、歩く。
足が痛いのもあるけど、足のつりは…体力低下が一番の原因だよね。
見上げても見上げても近づかない黒部五郎岳。

なかなか着かない黒部五郎岳

この山を折立エリアから登るには、最後の小屋は太郎平小屋からになるロングコースの壁を越えなくてはならない…ここは…体力に自信のない人には厳しいコースだと思います。
他にも飛騨新道ルートがあり、北ノ俣岳避難小屋で一泊できる登山プランがあるようですが、公共機関で登山を利用する私は歩くことがないと思うので割愛…。

チマチマと歩きつづけ、おそらく黒部五郎岳の中腹に着いても…黒部五郎岳の頂きは、まだ遠いーなー!

途中で足が止まる

私を抜いていく人たちは颯爽と登っていく。
その顔はとても楽しそうで…うらやまし〜。
テント泊装備のザックはどんどん重くなってきて…肩も痛くなってきたよ…。

ううう…小屋泊にしておけばよかった〜かも?

無く登山者のイラスト

テント泊に固執している私ですが…いつの日か小屋泊に切り替える日がくるはず…それは何年後かな〜?

登っては止まり、登っては止まりをくりかえす。
幸いなことに周りの風景は見えているので、風景への高揚感でテンションが上って元気が取り戻せることができるのは良かった。

黒部五郎岳の登山道から風景を見る

道はだんだんとゴーロゴロの石の道へ。

ゴーロになってきた黒部五郎岳への登山道1

登っている時の弱音声もえーんからオェ…へ…。
他人を意識した、カワイイため息なんてついていられない、中年女性の疲れたため息を吐きながら登ります。

黒部五郎岳の名前の由来は黒部ゴーロ
ゴーロ(参照記事:登山用語「ゴーロ」)…その名の通り山の頂に近づくにつれて、 登山道はがれ場になった。

ゴーロになってきた黒部五郎岳への登山道2

石の大きさによっては不安定な足場もあるので転ばないように足元を滑らせないように気をつけて登ろう。

ゴーロエリアになってから更にしんど〜い!

そうそう、いつもだったら登りながらしつこいぐらい似たような写真を撮っているのですが、今回は黒部五郎岳を登っている時の写真が少ない…今回の記事の写真で全部。
つまり写真を取る余裕がなかったの。

こうして疲労痛みを自らの身体で受け止めながら登っていくと…
あら!とうとう…黒部五郎岳ゴールが見えてきた…。

見えてはいるが…全然たどりつかない〜!
写真で見れば、ほんのチョットの距離なのに…着かないのよ〜!山って…目的地の間近って…!

もうチョットで黒部五郎岳

10時27分黒部五郎岳ノ肩に到着。

黒部五郎岳の肩に到着

わ〜!やっと着いた!
中俣乗越から1時間10分ひたすら…ひたすら登ったよ!
4時間半、登ったり降りたりを繰り返して歩いた後の1時間10分の登りって…辛いわよ〜!

だが、だがよ…実は黒部五郎山頂まではここから片道20分近く歩かないと着かないんですって!!
いや、そのことは登山へ来る前に調べていたはずなんですが、登山中の疲労でそんなことをすっかり忘れ…ココまで来れば!ここまで来れば!を糧にひたすら登ってたどり着いたが故、山頂がまだまだ先だとしてかなりショック。

黒部五郎岳ノ肩から黒部五郎岳まで

黒部五郎岳の肩から黒部五郎岳までのイラストマップ

黒部五郎岳山頂まではまだまだあるのね…。
ココから片道20分をかけて登るのね…
し、しんどいな〜…。
登って、山頂を愛でで、下って…つまり黒部五郎岳山頂往復に1時間ほどかかるのか…どうしよう…。

黒部五郎岳山頂はもうチョット登る

でもさ、そこんとこはさ、疲れてても…ココまで着たら…
登っちゃうよね〜!

黒部五郎岳山頂へ向かって登る

黒部五郎岳の山頂あたりもゴーロゴーロが続く。
ホントのホントに疲れた…

あーもう絶対今日三俣山荘まで行くの無理!

もうしんどいから、今日は黒部五郎小屋で泊まりますか!
でも明日の下山予定日は平湯温泉発14時半の高速バスを予約しているので…黒部五郎小屋から新穂高温泉までのコースタイムを足していくと…明日の出発は朝2時出発だ…。
うーんそれも厳しいどうしよう

(1)疲れているから、今日はもう休みたい
(2)でも明日の行動予定を考えると今日は頑張って三俣山荘まで移動しておかないと

今日、楽をするべきか…明日苦労するべきか揺れる心に(1)と(2)のプランが脳裏を右往左往するが…とりあえず登る。

黒部五郎岳山頂までの上り1

冷静に考えれば…朝2時の出発…厳しいよね…
テントの撤収も考えたら0時起きですよ!

やはり三俣山荘まで歩くか…

叫ぶ登山者のイラスト

現時点で、コースタイムより遅いスピードで歩いてるんだもの、ゆとりある行動計画をたてないとね…。うん。

黒部五郎岳山頂までの上り2

でもね…実際の所…明日の下山予定日に何が何でも帰らなければならない状況で登山へは来ていません。
下山予定日に下山が苦しいようであれば、下山日をずらし、家と会社出社日に「今日、会社を休みます」って言ってもいい状態で登山へ来ています。
本当の本当に明日まで帰らないとやばいと言う状況で登山をするのは…私はしません。

黒部五郎岳山頂までの上り3

ゴーロはまだまだ続くよ〜…。この一個一個の石を登っていくのが辛〜い!
黒部五郎岳の標高は2,897m…なかなかの高さよね!
その間近まできているんだから…

辛いさー

泣きそうな登山者のイラスト

でも、風景はよく、黒部五郎岳は周りの広大な山々に囲まれているのがわかる。

黒部五郎岳山頂

10時49分黒部五郎岳山頂に到着

黒部五郎岳山頂に着いた

黒部五郎岳ノ肩から20分登って…着いたよ〜!
黒部五郎岳山頂に!
石と岩と石の山頂だ!
なんか仏像もあるね!

黒部五郎岳山頂の三角点

三角点もあるでよ!
※このストックは私のじゃ無いよ!

黒部五郎岳からながめは…

黒部五郎岳山頂からの眺め

広大!

黒部五郎岳山頂から登山道を見下ろす

山頂から見下ろせる黒部五郎カールも有名なんだっけ?

黒部五郎岳山頂から見る北アルプス山々

今回の登山以降は…もう、来れないかもしれない黒部五郎岳から眺めを記憶に、目に残すよう周りをひたすらガン見!してたらよ〜

黒部五郎岳山頂がガスってきた

ガスってきたり…

黒部五郎岳からの眺め1

また視界が晴れたりと…山の天気にコロンコロン転がされてます。

もう!ゴローったら悪い男ね!

黒部五郎岳からの眺め2

ただ…黒部五郎岳から周りの風景を見ていると…否が応でも視界に入るのは…

黒部五郎岳からの眺め3

この先に続いていく登山道〜!

ひえ〜んせっかく登ったのに…あそこまで下るのね…

こうして黒部五郎岳山頂からの風景を満喫したら…黒部五郎岳ノ肩まで戻る。
戻っている間は…安全第一!ってことで写真も撮らずに下山に集中しました。
もうね、下りの岩場で二度と岩場で転びたくないの!

11時11分黒部五郎岳ノ肩に戻った。

黒部五郎岳分岐まで戻ってきた

黒部五郎岳ノ肩から山頂へ行ってヤッホーして、同じ場所へ戻ってくるのに約1時間使ったけど…。
登ってきた充実感に満ち満ち!
もしもココで登っていなかったら、今ごろ後悔していたと思う。
シンドかったけど、登っておいて…無事に下山できた今は良かった!って思ってます。

再会

黒部五郎岳ノ肩に戻ってきて、ちょっとだけ座って休憩しながら行動食を食べていると…
赤木岳で喋った女性が登ってきたよ!

きゃー!

喜ぶ登山者のillust

女性も私も単独・ノロノロ登山者の女。
グループ登山者が多く見られる感じのこの登山行程の中、なんだか親近感が湧いてお互い手を振っての再会。
赤の他人と黒部五郎岳への登りの辛さを共有。
こういうのってすっごい楽しい!

すっごい疲れましたね〜。
でも、今日中に三俣山荘まで頑張りましょうね!

叫ぶ登山者のイラスト

と、エールを送ると…女性は

私は…もうダメかもしれない…。
黒部五郎小舎へ泊まると思うわ…。
でも、アナタは明日の14時半の平湯温泉に着かねばならぬなら…
今日中に三俣山荘に着けるよう…頑張って!

…はい

一息ついている登山者のイラスト

女性からのエールを受けて…三俣山荘へ向かってガンバルンバ!
でも、ダメだったら素直に黒部五郎小舎でテント泊にするけどね!

次回「単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(07)三俣山荘」に続きます。

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