単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(05)北ノ俣岳

単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山北ノ俣岳タイトル

さぁいよいよここから先が今回の登山の本番となります!
太郎平小屋から出発して歩きやすいなだらかな道から今日の登山が始まりました。このまま気持ちの良い登山が続けばいいんだけど…。

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太郎山分岐から稜線まで

太郎山分岐からのイラストマップ

太郎山分岐から先は、ほぼ平坦な木道がが広がっています。

太郎山分岐からの木道

途中で私を抜いていったお兄さんもすごく楽しそうでニコニコしながら「おはようございます!」私もニコニコ!
お兄さんはその後、腕を開けて鳥のようなポーズをとって歩いていきました。

太郎山分岐からの登山道1

その気持ち…わかる!わかる!
とっても気持ちの良い風景だよね!!

太郎山分岐からの登山道2

私も両手を広げて

心も身体もオープン!

喜ぶ登山者のイラスト

って言ってしまうぐらいの開放感!
周りを改めて見返すと…朝焼けが燃えている。

朝焼けの山々

雲との相乗効果もあり、本当に燃えている感じでしょ?

ここのエリアは高低差がほぼ無いので、息も苦しくなく、脚も辛くなく…それなのに最高の風景を満喫できるエリアでしたね。

太郎山分岐からの登山道3

木道はずっとずっと続いていく。

太郎山分岐からの登山道4

こんなに長い長い木道を設置するって…大変だよね…。
木道があると言う事は、山の環境保護のためにここから外れていけないよとの意思もわかりますので、決して木道から外れることなく登山道を進んでいきます。

北ノ俣岳が広がる

朝焼けに照らされて、草原も燃えている。
草紅葉の紅とは違う、

朝焼けに燃える草原

とてもキレイ!
朝日はどんどん上がってきて、燃えるどころかフレア状態!!

眩しい朝焼け

いつまでも、この場所に居たい気持ちがするのですが…今日の旅が始まったばかり…だから進まねば…。
身体のウォーミングアップをしながらゆっくりゆっくり歩きます。

北ノ俣岳へ続いていく木道1

じわじわと幸せな気持ちが溢れる。わかる?この感じ。
なんて素敵な場所に私は居れるんだろう?しかも独り占め…ああ

登山やってて良かったー!

喜ぶ登山者のillust

私は基本、家に籠もっているのが好きで…外に出るのが億劫な性格なのですが、山に来た時のこの幸福感が…忘れられずに…重い腰を上げて来ちゃうんですよね〜。
山の魅力に囚われているます。

進行方向にこんもりとした山が見える。
とりあえずあそこに登ればいいのね。

北ノ俣岳へ続いていく木道2

あれぐらいの頂きなら、ヨユーで登れちゃうでしょ?
今日のビッグボスは黒部五郎岳なので、あの頂をヨユーで登れないなら困っちゃうわよね。
テレビやネットで見る黒部五郎岳は北アルプスの中央にドカン!と存在して登るのに難儀しそうな感じ。
なので、目の前に見える頂をヨユーで登れなくてどうするよ?

北ノ俣岳へ続いていく木道3

こんもり頂に近づくと、今までなだらかだった道から登りモードに。

北ノ俣岳へ続いていく木道4

でも、相変わらず道は整備されているので歩きやすい〜!
木道がなくなっても道は整備されまくっています。

北ノ俣岳へ向かって登る1

空はどんどん明けてきて…。

北ノ俣岳へ向かって登る2

赤と青がコラボした、その瞬間が…美しい!

朝焼けが眩しい

情緒薄い私でも思うよ…

なんてキレイなんだろう…。

幸せな顔の登山者のイラスト

山は美しい…!
だが、厳しくもある
そう、ここから登りがチョットキツくなってきた。

登りが急になってきた

後から来る人来る人に抜かれます。
道をお譲りする度に、周りを見て風景を楽しむ。

朝焼けに見惚れる

コノくらいの斜度でへばる?とお思いでしょうが…
写真で見ると、たいしたことない木道も

ひたすら登る

息が苦しいわ!
先へ行かれた方がどんどん小さくなっていく〜!

だいぶ辛い登り

でも、焦らない焦らない…。

だって…右手ジンジン痛いの…

一息ついている登山者のイラスト

2週間前の登山で怪我し、今回のテント設営時に酷使した右手がズキズキ痛い…。
ここで転んで、また右手を強打したら…終わる。
なので、息が苦しくないペース(超ゆっくり)で登ります。

木道を登る

それに稜線まではあともうちょっとのハズよ!

そろそろピークか

記事を書くために、今回の写真を見ていると、我ながら大したことない斜度や登山道に見える。
でも、大変よ!苦しいよ!
マラソン中継でめっちゃ苦しそうなランナーを見て、そんなに大変なのかしら?って思う時あるじゃない?
そんな感じ。

稜線から北ノ俣岳まで

北ノ俣岳までのイラストマップ

稜線に乗ったよ!
Oooooh!
なんて美しい!

稜線に出た

遠くに太郎平小屋も見える〜!
さっきの緩やか斜度の木道草原も天国だったけど、ここもまた天国!

気持ちの良い稜線からの眺め

空は青い!そこに綿あめのような雲がフワリと浮かんできて…なんて美味しそう〜。

空と雲海

この時の私…ここに来れたことへの幸せを噛み締めながら歩いていたんです。
この時は

稜線を気持ちよく歩く1

その時…

痛いっ!!!!!

叫んでいる登山者のイラスト

左足ふくらはぎに激痛が走った!
この痛み…息もできないほどのこの激しい痛み…。
経験した人が多い…あの痛み…
そう…脚がつりました

実はこの登山の2日前の夜中に足がつったんです。

あー!

脚がつったイラスト

あの余波が…今ここでぶり返してきたようだ。

脚がつった時の痛み…おわかりですよね?
痛みが去っていくまで、足の指をグリグリ回し、患部をさすり…痛みが一刻も早く去るよう願う。
あの痛みが、登山中に訪れるのは、ホントGoTo HELL!!

はぁはぁはぁ…!!

ショックを受けている登山者のイラスト

しばらくは痛みに動くこともできず…。
ひたすら脚をさすり…ちょっと落ち着いたみたいなので歩きだす。

だが…歩き出してみると、再び激しい痛みが左足を襲う。

稜線を気持ちよく歩く2

実は山で脚がつるのは初めての体験。
こりゃあ…辛いわ…。
脚は痛いが、先には進みたい。
自分を騙し騙し…しながら進む。

稜線を気持ちよく歩く3

すでに脚はビッコ状態。

ふくらはぎが切られたかのようにように痛い〜

痛みを堪える登山者のイラスト

左脚をかばって歩けば、ストックを持つ右手に何かしら負担が来るようでズキンと痛い…。
この最高の道を痛みをこらえて進む…私の頑丈な身体…今年は一体全体どうしたの?

空が広い

それは…おそらく…運動不足が招いた体の結果だと思います
本当に2020年は運動をサボったので、そのツケが今ここで一気に現れたのではないかと思います。

雲が出てきてもキレイ

ブログを描くために写真を見返すと、幸せの登山道なのに左足の足がつった部分がずっと痛くて、痛みをこらえて歩いていました。
ここは楽しく歩きたい場所だよね?勿体ないというか…悔しい!!

木道の道が優しい

道は時折木道になってくれ、引きずった脚に木道は優しい。

どうしよう…撤退した方がいいのかな?

痛みを堪える登山者のイラスト

パンパンに腫れた右手、脚がつったことによって切るような痛みがはしるふくらはぎ。
頭に今回の登山の撤退がよぎる…。
ここから撤退するとしたら…折立へ降りることにになるけど…折立から街へ戻るバスは1日2便しか出ていない。
と、なると…今日はまた薬師峠キャンプ場へ泊まる?
などなど考えつつも…。

ぃ、pが出てぉた

まあ、とりあえず北ノ俣岳へついてから考えよう。

ハイマツの間を歩く

7時8分北ノ俣岳に到着

やったー着いた!!!
北ノ俣岳には私ともう一名のカメラオジサンしかいない。
全然密じゃなーい!

北ノ俣岳からの眺め

北ノ俣岳から見える風景も素敵!
槍ヶ岳も小さく見える〜!

遠くに見える槍ヶ岳

山頂に着いた喜びのパワーってすごいですね!
痛みとかそっちのけ。

北ノ俣岳の三角点

山頂ついた高揚感で、登山撤退の気持ちは消えた。めっちゃポジティブ思考になったよ。
左足が痛いけど、なんだか歩けてる。それにさ…三俣山荘まで歩けないなら…黒部五郎小屋でテント泊にすればいいのだ!
今日も黒部五郎小屋はピークの日ではないので、予約なしでも泊まれると事前に確認済み。

黒部五郎岳はまだまだ先

北ノ俣岳からの美しい風景に、私の心はスッカリお天気になり、黒部五郎岳へ向けて先に進むことにしました。

……
身体の痛みってさぁ、止まってたり、気分が高揚してる時はあまり感じないんだよね…。

この後も身体の痛みと付き合っていくことに…「単独テント泊で黒部五郎岳を縦走登山(06)」へ続きます。

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