さあいよいよ登山編に入るよ。でも低山って色々なところからアタックできるから…登山コース決めがチョット難しくない?なのでまずは私が今回歩いたコースから説明していきます。
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奥久慈男体山登山で選んだ登山ルート
今回私が歩いたコースをご紹介します。
大円地駐車場から、健脚コースを経て男体山山頂へ。そこからず〜っと山道を歩いて月居山を経て袋田の滝へ下山する約7.5kmの縦走を選びました。
今回はダンナの車での送迎協力があって、大円地駐車場で降ろしてもらえ、袋田の滝でピックアップしてもらえるという、登山者が羨む環境だったので、できた登山ルートになりましたが、公共機関だと西金駅から大円地登山口までの1時間近い車道歩き、袋田の滝から袋田駅までの車道歩き分が足されます。
車で楽しむとなると、出発地点の最寄駅まで電車に乗って、さらに駐車場まで歩いて戻ってくる手間が生ずるので…大変だろうなぁ。
そうそう、奥久慈男体山には健脚コースと一般コースという道あります。
健脚ルートは山頂まで1キロ足らずの登山道に多くの鎖場が待ち受けるコースとなり、過去に幾度か事故が発生した危険なルート。
なのでこのコースを通過する時は常に両手をフリーにしておきたい「NO!ポール(ストック)」で歩かないとですね。
しかも登ろうと思った日は「猛暑日」。つまりすっごい暑いデー!
いざ、登山口前に立つと…暑いし…暑い。そばには登山口までお見送りに来たダンナも居る。
すると心が
チョットだけ登って、あとは観光でもいいんじゃない?
って囁いてくるのよね。
うん、車で登山に来て大円地駐車を起点に考えると…下の地図の水色エリア(し、しまった!川と同じ色で塗っちゃった)を周回登山にしてもいいんじゃないかなとも思う。
大円地駐車近くにある大円地山荘のお蕎麦が美味しいらしいし。
なので
奥久慈男体山エリア散策だけなら3時間もせずに終わるし…
と旦那につぶやくと
大円地から袋田の滝エリアまで
車で移動すれば19分ぐらいだから
臨機応変に動けるよ〜
じゅ…19分…!
私がこれから5時間以上かけて歩く道のり(山道)を19分だとー!
(※適当にカーナビで検索した結果だったので正確かどうかは怪しいです)
とりあえず、登山開始時点では予定通り袋田の滝までの縦走・行動時間6時間を想定してスタートすることに
では行ってみようー!
大円地登山口から分岐点まで
まずは民家と畑の間に作られた道を進む。
周りに登山者は居ない。
う〜ん…灼熱日だし低山だし…登る人は少ないよね。
進行方向を見上げれば奥久慈男体山が見える。
遠いけど、今までの山登りの経験上1時間チョイあればたどり着ける距離感ね。
この道を進んで行くとコースの分岐が現れました。
ここで健脚コースと一般コースに別れます。
先も述べましたが、健脚コースは鎖場・岩場満載。一般コースは岩場が少ないコース。
私は今回鎖場を楽しみたかったので健脚コースへ進みます。
7時26分一般コースと健脚コースの分岐点
そうそう、この分岐には「注意」看板が設置され
鎖場、火災への注意喚起が描かれていました。
過去に奥久慈男体山は山火事により多くの木が焼け、枯れ木になったとか。
原因は不明だそうですが…山で調理の為に火を使うことも多く見られる最近、気をつけたいし火気厳禁場所では使わないように!だね。
はじめから手強い健脚コース
歩き始めは鬱蒼とした平坦な登山道。
人の気配の無さに早速熊鈴を鳴らします。
奥久慈男体山に熊は出るのかしら?
登山道沿いにはモリモリと木々が生い茂ってる。
その先に上り道が現れたんだけど…
どこをどう登ろうか?
と、一瞬考えちゃうわ。
「アナタひとりであっちこっちの山へ登っているジャン!」に思われるかもしれないが…私がメインとするのは北アルプスという、立地的にはハードだが、よく整備された&人通りの多い登山道。
低山特有のはっきりしない登山道は…難易度が高いわよ〜。
こんな道から登山道を探して登っていく…。
ピンクリボンと人の足跡とスマホGPSが心の頼り。
(紙地図とコンパスも携帯しています)
数年前はスマホのGPSに頼るなんて〜と、地図読みもできないくせに思ってたけど…一度スマホGPSの便利さに触れてしまうと…もう離れられない!
しかし…登っていて思うのが…
最初は体調が悪いせい?って思ったが…いいや斜度があるからだ。
急登が続くとふくらはぎがピーン!と伸びるのでふくらはぎ痛くなるの…。
地図で見ても…
健脚コースのほうが急でしょ
とか言っておいて…地図を見極める能力がない私には健脚コースvs一般コースの等高線の差に大きく差があるように見えないのが本音なんだけどさ。
歩いては止まって道を見極める。
そんなコトをたらたらしていたら…後から来た方2名に抜かれた。
ああ…よかった…私意外にも登山者居たわよ!
でも…大円地駐車場に私の後に車が停めれたのは4台ぐらい…?
ま、まずい!私…この登山道で最後の一人になっちゃうかも?
とはいえ、焦りは絶対に禁物。
誰かをアテにしないで自分を信じて進もう。
低山登山遭難記事を幾つか読んでその恐ろしさにビビっている私は
を自分に言い聞かせ、ユックリ登る。
その急な斜面の先に光と鎖が見えた!!
ここで健脚コースの最初のクサリ場が登場。
使っても使わなくても登れる感じなので、下りの方用に設置されたのかな?鎖場は登りより下りの方が危ないもんね。
7時47分滝倉との分岐に到着
さて!ココから先が今回奥久慈男体山を選んだメインディッシュである鎖場祭りの始まりだ〜!
でも…
そう…この登った日…。
7月第一週の土曜日なのに…猛暑日でした。
この後…灼熱登山が始まるのであった
「奥久慈男体山から袋田の滝縦走(3)」に続きます。