富山県富山市にある峠にあるキャンプ場。シーズンには300張り近いのテントが張られるなど賑わいを見せる。
私はココを始点に、雲ノ平方面(2017年)、薬師岳方面(2018年)、黒部五郎岳方面(2020年)へのテント泊登山が楽しみました。
所在地
一番近い登山口は折立・薬師岳登山口になります。
薬師岳登山口から太郎坂を登り、太郎平小屋を経て薬師峠キャンプ場に至ります。
太郎平小屋から薬師峠キャンプ場までは20分。木道や整備された石畳を歩きます。キャンプ場に近くなると道は下り坂になり、薬師峠キャンプ場全体を上から見下ろすことができます。
薬師峠キャンプ場
標 高:2,294m
料 金:1人1.000円(2020年現在)
電 波:Docomoで電波が微妙に入りました。快適にサクサク!とまではいかない。
幕営数:100張(ハイシーズンのときは300張を超えることがある)
水 場:あり
トイレ:あり
太郎平小屋
太郎平小屋から薬師峠キャンプ場まで20分。
薬師峠のキャンプ場は太郎平小屋が管理している。
薬師岳山荘
薬師峠キャンプ場から薬師岳山荘まで登り1時間40分。
薬師岳山荘から薬師峠キャンプ場へは下り道で1時間10分。
薬師峠キャンプ場の管理はしていないので、薬師岳山荘には問い合わせをしないように。
折立から太郎坂を経てヤマケイオンラインのコースタイムで5時間弱で到着できます。
キャンプ場で受付をしてくれ、水場も豊富、トイレも綺麗とあってテント泊初心者にも利用しやすいキャンプ場だと思います。
キャンプ受付
左手に見える四角いコンクリート建物がキャンプ場受付。
7月~8月末の登山ハイシーズンのみコチラで受付、ハイシーズン以外は太郎平小屋での受付。
午後の一定時間の間に受付が始まるので、午前中に太郎平小屋を訪れると午後にキャンプ場で受付するので先にテント張ってお待ち下さいと言われました。
キャンプ場に連泊の場合でも1日毎の支払い。
太郎平小屋からチョット離れているせいなのか?イロイロな情報も張ってあるのが助かります。
建物の外に冷やしたビールと購入した物のみを捨てられるゴミ箱が設置してあります。
私も過去3回訪れ、ビールを購入しましたが…
いつもザ・モルツ…。
山小屋ってスーパードライが多い気がするんですが、こちらはいつもザ・モルツ。
キャンプ場の施設
道標がドンと設置してありますね。
水場
水は黒いホースに開けられた穴から、常にジャボジャボ出続けていて豊富。しかもかなり冷たい!
水の勢いが強いのでクッカーやボトルが水の勢いに負けてよろめくことも。
トイレ
綺麗に清掃されています。
しかも、トイレットペーパー付きバイオトイレ。
使用済みの紙は併設されている箱に捨てます。
照明はなく、薄暗い雰囲気なのでヘッドライトを用意していくコトをオススメします。
テント場
登山道の右手にある。
基本的には100張なんですが、ハイシーズンは200〜300張りまで行くようで…隙間なくテントが張られています。
そのせいか?階段部分や崖の斜面や水場エリアにテントを張る方いました…。
大きめの石も転がっているのテント設置の重しにも使える。場所によっては土と石の両方で固定できます。
完全フラットな場所は少なく、傾斜地が多いと思っていた方がいいです。
雨が降るとキャンプ場の一番の窪み部分は水が流れていく気がするので、テントの設営場所に悩みます。
樹林帯ゾーンのため、強風に煽られることはすくないかと。
ただ、周りを木や山に囲まれているので、展望はあまり期待できません。
薬師岳に至っては…キャンプ場と薬師岳が近いせいで全く見えません。
私の薬師峠キャンプ場での思い出
テント内でメモったコトを落書きでご紹介します。
● 水場への道のりは、ちょろちょろ水の流れる石の下り道になるのでサンダルで歩くと石につま先をぶつけたり、濡れたりすることもあるので気をつけましょう。
● 水場の水はかなり勢いがよいのんで、舐めてかかると跳ね返りで濡れます。
● トイレはキレイなのですが、薄暗いです。
● 傾斜地にテントを設営し寝ると…自分の体が下方向へずれ落ちていました。