鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走(終)小池新道&下山

鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走、小池新道&下山のタイトル画面

長かった3泊4日の裏銀座レポも今回でお終いになります。レポを書き始めた、1日目の烏帽子小屋キャンプ場が遥か昔になっていますね…。

前回の記事は…

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目次

双六小屋から鏡平小屋まで

双六小屋から鏡平山荘までのイラストマップ

さあ、双六小屋から一気に新穂高温泉まで下山しちゃいましょう!
双六小屋エリアの雨は相変わらずザーザーと降っていて、ここで休憩する気分には到底なれないもん!

双六小屋のテント場

こんな雨の中でも双六小屋のテント場にはテントが数張り…中の人はどこかへお出かけ?もしくはテントの中でまったりと過ごしているのかしら?

双六小屋のテント場と登山者のイラスト

双六小屋から小池新道を経由しての新穂高温泉へのルートは今回で…5度目?
なので迷いなく「方向はコッチ!」と道を進んで行けます。

双六小屋テント場を通過する

双六小屋付近も風が強く雨もザーザー。
途中ですれ違った登りのお嬢さんから双六岳エリアの状況を聞かれたので…

ここよりもっと風が強いでーす!
双六岳は巻いた方がいいかもでーす!

必死な登山者のイラスト

あの子、双六岳を巻いて三俣山荘へ行ったかな?
オバちゃん、チョット心配だよ。

双六小屋から小池新道経由で下山の道のりは、まず登る

双六小屋から弓折乗越までは登り

登るんだよ〜。
下山なのに…フフフ。
また、このルートは槍ヶ岳を左手に見ながら下山できるはずなのに…

双六小屋から弓折乗越までは登り2

見ての通りの状況でして…

槍ヶ岳…全く見えない

白目をむく登山者のイラスト

今回の登山中に起こった槍ヶ岳直下地震後の槍ヶ岳に挨拶しておきたかった…。
その後も雨は降り続く。
ラッキーだったのは9月下旬なのに、気温が低くなかったこと。

雨で何も見えない

いくらレインで雨を防いでも、顔や手からジワジワ冷えてきますからねぇ。

9時9分弓折乗越に到着

弓折乗越に到着

双六小屋から歩くこと1時間で、笠ヶ岳と鏡平の分岐点の弓折乗越だよ。
ここまでくれば後の道は全て下り

弓折乗越から鏡平山荘へ向けて歩く

下りになれば、荷物の重みで苦しむことなくテンポよく下れる。
下りになった途端、元気だわ私の脚!
グルコサミンに頼らなくて、私の膝まだまだ元気!

って調子に乗って降りていたら…見えてきたよ。

鏡平山荘が見えた

9時36分鏡平山荘に到着

鏡平山荘に到着

小屋に用はないので、むやみに立ち入らず外からこんにちは。
鏡平山荘前にあるテーブルには…

鏡平山荘からの注意点

ですって。
アルコール、飲まずにいられない!って方にはシンドイかもねぇ。

鏡平山荘から小池新道入口まで

鏡平山荘から小池新道入口までのイラストマップ

鏡平山荘の裏手には槍ヶ岳が見えるテラスがある。
ほら…

鏡平山荘から槍ヶ岳が見えない

見えない〜!
晴れていれば槍ヶ岳が見える最後のスポットなんですけどね…。
でも、鏡平山荘辺りまで下だってきたら雨が止んでくれました。

さあこれから先は小池新道をひたすら下るんだけど…。
この小池新道のレポも…過去に

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と、た〜〜〜んまり書いているので…
もう書くことがないんです。
だから…今回は登山道の詳細については語らずで…いきますよ〜!

鏡平山荘からどんどん下る1

鏡平山荘以後はひたすら下る。

鏡平山荘からどんどん下る2

下る、下る…。

鏡平山荘からどんどん下る3

土の道、木道、岩場とありとあらゆる登山道パターンを下る。

鏡平山荘からどんどん下る4

しかも、その距離が長〜い。
あら?登山道に見かけない物体が見えるわ…。

なにか標識が見える

こんな道標…過去にあったかしら?

上涸れ沢の看板

なかったと思うのよね。
見るからに新しいから最近設置されたのかしら?
こうやって、ヒッソリと登山道は変わっていくのかな?
そうそう、双六小屋からしばらく携帯の電波は入らなかったけど…

イタドリヶ原

イタドリ原まで来ればドコモの電波が入ります。
だいぶ降りきって…時間は10時40分。

うん、もうきっと大丈夫!
今日中に下山できるね!


この時間なら、新穂高温泉を最低でも16時出発すれば平湯温泉18時発の高速バスに間に合う。

着々と下山する

このあと相当ヘマをしない限りは、今夜は自宅の布団で眠れるぞ〜!

チボ岩

その後も、目印になるペンキマークや道標を通過していく。

昔はノンストップで下った小池新道だったけど、寄る年波には勝てずに…何度か立ち休憩。

だいぶ下がって来た

またもあった、真新しい看板。

昨年なかったと思う道標

こうして下って…。

あともうちょっとで下山

11時38分小池新道入口に到着

小池新道入り口に着いた

ここで登山道は終了!
岩場やちょっと危ない道とはおさらばだ!

小池新道入口から新穂高温泉まで

小池新道入口から新穂高温泉までのイラストマップ

小池新道入口から新穂高温泉まで、1時間チョイ。
その道は…ひたすら林道。

笠ヶ岳への登山口

その道の途中にはわさび平小屋笠ヶ岳への登山口もある。
だが、本当にひたすら平坦な林道なので…

ひたすら林道を歩く

退屈…。

こらえる登山者のイラスト

この道を歩かれた方なら…この気持ちわかりますよね〜?

ひたすら林道を歩く2

こうして歩くこと1時間で…ようやく

新穂高温泉登山口に着いた…!

13時17分新穂高温泉登山口に到着

新穂高温泉の登山口に到着

朝5時半に行動を開始して…約8時間で下山した…。
そして…4日間の登山がやっと…終わった…!

橋を渡る

あ〜登山が終わったな〜。
無事下山できたな〜。
その思いを噛み締めながらバス停のある新穂高温泉まで10分ほど歩く。

新穂高温泉に戻ってきた

場所はここね。

新穂高温泉の風景

コチラの建物にはトイレと自販機、そして観光案内所があります。
ここに帰ってきたら水洗トイレで用を済ますのが一番目の幸せ。
自販機で炭酸系のジュースを飲むのが、二番目の幸せ。

新穂高温泉と登山者のイラスト

その後は新穂高温泉からバスに乗り、平湯温泉まで移動。
平湯温泉バスターミナルから歩いてスグの場所に「ひらゆの森」がある。

ひらゆの森
【公式】ひらゆの森 - 奥飛騨温泉郷平湯温泉 奥飛騨温泉郷平湯温泉ひらゆの森は奥飛騨の温泉浴と森林浴の宿。15,000坪の広大な敷地に男女合わせて16ヶ所の露天風呂が点在。本館・合掌棟・離れコテージなどの宿泊等。さ...

私、ここのお風呂大好き!
リーズナブルな料金なのにお風呂はいっぱい!
飲食施設もあって便利。

ひらゆの湯へ行く登山者のイラスト

こちらで4日分の汚れを落とし…中にある食堂でご飯をいただく。

朴葉味噌焼きセット

私が頼んだのは飛騨の郷土料理の朴葉味噌焼き
美味しかった!でも…ヘルシーすぎた!
だって、上の写真見てよ〜!脂ギッシュな食材まったくない!
だから食べ終わっても、8時間の登山を終えた私には…

ぜんぜん足りない

物足りない登山者のイラスト

ひらゆの森に入っている間に雨が再び降ってきた。
小池新道ですれ違った登りの登山者はどんな夜を山で過ごしているのかな?

平湯温泉から高速バスに乗って帰る

18時に平湯温泉にやってきた新宿行き高速バスに乗って、北アルプスエリアを後にし無事帰宅しました。

さて、楽しかった今回の裏銀座…。
初日は七倉温泉から烏帽子小屋
2日目は烏帽子小屋〜野口五郎岳〜雲ノ平山荘テント場
3日目は雲ノ平〜高天原温泉〜三俣山荘
最終日は三俣山荘から双六小屋を経由して小池新道で下山。

今回の登山行程のイラストマップ

いやあ…歩いたね!
ずっと行きたかった、野口五郎岳高天原温泉へ行けて…満足満足!
あと何年、こんな登山を楽しめるかは分からないけれど…また来年も「旅」な登山を楽しみたいです。

最後は盛り上がりに欠ける駆け足レポになりましたが、

だって…書くことないんだもん

考える登山者の後ろ姿

お付き合いいただきありがとうございました!

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