北アルプスメインルートをテント泊(7)槍ヶ岳から大槍ヒュッテ

北アルプスメインルートをテント泊(7)槍ヶ岳から大槍ヒュッテタイトル画面

さあ!3泊4日の登山3日目は槍ヶ岳山荘から大天荘まで歩きます。コースタイムでは約6時間のこのコース。昔はサッサかサッサか歩き…大天井を越えて、燕山荘まで歩いちゃったけど…今回はジックリまったり歩くことに致します。

前回の記事は

北アルプスメインルートをテント泊(6)槍ヶ岳テント泊での食事
今回こそは東鎌尾根へ向かって歩きだそうと思ったけれど…テント泊での間抜けな思い出を描いていたら…それを描くことに夢中になって出発できず…。まあまあテント泊経験をしていても、こんなミスもするんです。 前回の記事は ...

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3日目は槍ヶ岳山荘から大天荘まで

では3日目に歩くのは下の地図の赤い点々ライン。

槍ヶ岳山荘から大天荘までのイラストマップ

このルート、ほぼ(晴れていれば)槍ヶ岳を見ながら歩ける稜線歩き。
多くの人は、中房温泉から大天井を経由して槍ヶ岳へ向かって歩いて行き

あ〜どんどん槍ヶ岳が近くなっていくワ!

と槍ヶ岳萌えを楽しめるコースとあって、登山者も多く「表銀座縦走コース」と言われています。
私が過去に歩いたのは

真夏の表銀座を単独テント泊で縦走(1)合戦尾根ルート
ひとり登山をはじめて5年ほど、だいたい行きたいコースは行ったな〜…と思っていた私ですが…おっと!一番のメジャーどころの中房温泉〜燕岳〜槍ヶ岳をめぐる表銀座縦走コースを歩いて居なかったことに気がついた。気がついた途端…居ても立ってもいられ...

が…今回の私はその表銀座縦走コースを逆走して歩きます。
つまり、どんどん離れていく槍ヶ岳を見ながら歩くんです。

それはそれで槍ヶ岳に見送られている感じで楽しい

で、今回の記事の歩いた場所は…

槍ヶ岳山荘から大槍ヒュッテまでのイラストマップ

こんなほんのチョットの距離。
でも…結構緊張して歩いたエリアになりました。

槍ヶ岳山荘から殺生ヒュッテ分岐まで

槍ヶ岳山荘からほんのチョット下った場所に大天井方面槍沢方面を指す分岐点がある。

5時36分槍ヶ岳山荘を出発

槍ヶ岳山荘から出発

私が今日目指すのは「大天井」だ。
方向はコッチだって分かっているけど、ルートは指差し確認!だよ。
だって〜

表銀座と槍沢の分岐点

この分岐点で歩く方向が大きく変わる。

大天井方面と上高地方面の分岐点のイラスト

大天井方面を選べば、標高を落とさずに岩尾根を歩く。
槍沢方面を歩けばグイグイ標高を落として下っていく。
途中の殺生ヒュッテやヒュッテ大槍への分岐点で稜線から降りたり、稜線へ登り直したりもできるけど…万が一ルートを間違えたら結構な標高差があるから…登り返すのも下るのも辛いじゃん。

で、大天井方面へ向かって進みますが…
見ての通りの岩場。それも下り。

岩場を下るイラスト

岩場の下りって石車に乗ってズリっと転びそうで怖くないですか?
石車ってな〜に?と思われた方は…

石車に乗る
山に関わる言葉を集めてみました。 山の用語集INDEXへ ▶ 類 似 語ないみたい 足元の小石踏み、足をとられてバランスを崩したり転倒すること。 岩場の下山時のよくやらかすので、用心したい。 私...

を参照下さい。
しかも…この石がゴロゴロした登山道には、垂直ハシゴもある。

ハシゴを下る

槍ヶ岳に設置されていたハシゴよりもか細い感じのハシゴ…。
一歩一歩足元を確認しながら下っていく。

下った場所から、今降りてきたハシゴを見返すと…まあ、なんて危なげな場所に設置されているのでしょうか…!
写真から見切れている左下は…ふつーに崖。

急な場所に作られたハシゴ

ハシゴを降りた先も岩場。
下の写真の赤ラインの場所沿いに歩いて進む。

急な岩場が続く

右手に見える崖は落ちたら…落ちる。ドコまでも?

ああ、久々の岩場…ちょっと緊張する…。

自称・岩場好きの私ですが、岩場山盛りの登山は約半年ぶり…歩き方をなかなか身体が思い出さないの〜。
だからユックリ行こうぜ。

岩場の尾根を進む

表銀座縦走コースを登るのは呼吸&足は辛いが、こういう岩場道は下りより登りで使った方が安全度は高いよね。

岩場の尾根を進む2

表銀座縦走コースの眼下には殺生ヒュッテの姿も見えます。
こうして見ると近いんだけど…あの場所にたどり着くには1時間はかかるんじゃないかしら?

殺生ヒュッテを見下ろす

道を進めば、この恐竜の背のような稜線も歩く。
高所恐怖症だと、怖いかな?…私もチョット怖かったです。
強風の日は歩きたくない感じよね〜!

恐竜の背のような登山道

で、振り返れば
槍ヶ岳ドーン!

恐竜の角のような槍ヶ岳

雲ひとつない空って潔い〜!
この3泊4日登山は…1日目曇り、2日目曇りのち晴れ、3・4日目快晴予報だったんだけど…めっちゃ当たった!
嬉しい〜!

天気の良い北アルプス

と、浮かれて歩くとアブナイゼ。
だって足元はこんな感じ。

岩場を進む

6時1分殺生ヒュッテ分岐に到着

殺生ヒュッテとの分岐点

ここから下れば殺生ヒュッテですよ。
殺生ヒュッテは過去に一度テント泊でお世話になりました。
まだ、その時のレポは描いてないけど…。

殺生ヒュッテ分岐からヒュッテ大槍まで

殺生ヒュッテ分岐を過ぎて、順調に歩みを進めて行くが…アレ?

細い岩場が続く

歩いている道が変…。

方向を間違ったと思ったら引き返す漫画

登山道のペンキマーク見落としに気がつくイラスト

そうなの〜…周りの風景や浮かれた気分にうつつを抜かしていると…足元のペンキマークを見落として…行ってはならない方向へ歩いちゃうことも…
こういう時って、

アレ?こんなハードな道を歩く?

悩む登山者のイラスト
って思います。
ちょっとでも変だな?と思ったら…即座に引き返しましょう!
表銀座縦走コースのようなペンキマークマークビシバシつけられている道でそう感じる時はたいてい道を間違ってますから〜!

で、道を間違えると、心も迷う。
そんな時に心をホッコリさせてくれるのが…ビバ!高山植物。

高山植物で心が落ち着く

ええと…私は…高山植物にさほど関心がないタイプです。
でも、でもね!心荒ぶった時に高山植物を見ると…ちょっと冷静になるタイミングをもらえる。
で、上の花…なんですか?チングルマ?

さて、気持ちが落ち着いたら再び歩こう。

油断せずに岩場を進む

今の時間は6時チョイ過ぎ。
今日の行動時間は6時間。
なんて時間に余裕のある登山。
いつも時間に追われて、ブログ更新しているせかせかしている日常と比較したら…足を止めて青空と槍ヶ岳をぼ〜っと見る余裕があるわよ!

槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳

周りの山々の残雪も愛おしい。
この時はまだ7月の中旬。
8月になったら、この雪たちも消えてしまうのね。

青空と山2

そんな感じで、一人ポエマーになって歩きつつも…昼には大天荘で何を食べようか…そんな現実的なことに気を撮られていたら…

石尾根を気を抜いて歩いている漫画

ころんだ。

石尾根で転ぶイラスト

幸い、山側に向かってケツをつく感じで転んだんだけど…これ、反対側(崖側)に向かってつんのめって転んだら…

ゾッとした顔のイラスト

怖い〜!
気を取り直して、周りよりも足元に注意を払って歩く。

足元に気をつけて進む

だんだんとヒュッテ大槍が目視できるようになってきた。
下の写真のペンキで描かれている「900」は、この位置から槍ヶ岳山荘まで900mっていうことですよ。

近そうで近づかない大槍ヒュッテ

天気はどんどん良くなってきて…撮った写真のコントラストもハッキリクッキリしすぎて…超加工した感じの写真になってる〜!

青空と山

6時20分ヒュッテ大槍に到着。

大槍ヒュッテに着いた

ほぼ、地図のコースタイムと同じ時間でヒュッテ大槍に到着。

ヒュッテ大槍からも上高地方面へ下山できます。
私はヒュッテ大槍に到着した時に暑くなってきたので、ピンクのアウターを脱いでザックに入れていたのですが、その時にカメラで自分を撮影しながら、実況中継している男性が…。
ユーチューバーかしら?
最近は動画で山の情報を発信している方も多いですね。
このブログのように、写真とイラストで発信は…もうオールドタイプなのかもしれない…。

動画配信か〜…

なにかに気がつく登山者のイラスト
やれば動画も作成できるかもしれないが…私のイラストてんこ盛りスタイルで作成するのは大変そうなので…無理だな。

大槍ヒュッテから見た槍ヶ岳

ヒュッテ大槍からも槍ヶ岳はドドーン!!!
槍ヶ岳山荘から間近で見る槍ヶ岳も素敵だけど、ヒュッテ大槍から見る、この図も良くない?

さて。今回歩いたルートの概要はこんな感じ…。

今回歩く場所のイラストマップ

全部石尾根。
激しく高所恐怖症な方には怖いコースになるかもしれませんね。
実際、私も途中で

こえぇ

汗をかく登山者のイラスト
って呟いたもん。
これで今回の登山の岩尾根歩き部分は終了。
半年ぶりの岩尾根は…感が戻らないのもあって、なかなかに怖かった!
これから先には岩尾根はないんだけど…楽ではないよ。

次回「北アルプスメインルートをテント泊(9)」に続きます。

過去にもこのコースについて記事にしている分

槍ヶ岳・表銀座をテント泊で縦走(1)新穂高温泉
2019年夏山シーズンが始まっても、週末はいつも雨…。それに我慢できず、週末土日休みの私が木・金と会社を休んで登山へ行って来た山の記録です。    ブログランキングに参加しています。SNSなどにある「イイネ!」みたいなもので、クリッ...

表現がダブらないよう、余計な漫画を挟んでいますが…いかがかしら?

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