伊吹山(いぶきやま・いぶきさん)
別名:大乗峰
伊吹の別表記→膽吹山、伊服阜山、伊夫阜山、伊福貴、異吹、伊布貴、伊夫伎
五十葺山、胆吹山(日本書紀)、伊服阜能山(古事記)
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伊吹山の所在地
滋賀県と岐阜県の県境にそびえる伊吹山地の主峰。標高は1377m。
本州の最も狭まった場所に位置するため、冬の季節風の影響を受けドカ雪が降ることもある。
車でのアクセス
名神高速道路「関ヶ原」IC→国道365号→国道551号→伊吹山近辺
北陸自動車道「米原」IC→国道21号→県道248号→県道268号→伊吹山近辺
公共機関でのアクセス
近江長岡駅、長浜駅、大垣駅及び関ヶ原駅からバス。
期間限定の路線バスが伊吹山ドライブウェイ終点(山頂P)まで運行。※詳細は伊吹山ドライブウェイホームページを御覧ください。
伊吹山にまつわる4コマ漫画
山名の由来・山名ルーツ
伊吹山の名前のルーツについて調べてみると…まず出てくるのが山から吹き下ろす風が息吹く山→伊吹山説。
伊吹山の麓に位置する場所は伊吹山と霊仙山の間に位置する地峡であり、この地形のために大陸からの季節風が集まって強風になる現象が起こります。
伊吹山の漢字である「伊」は霊威ある状態を示し、昔は吹き下ろす風が怖れられていたことが想像できます。
伊吹山は「息吹く」という意味の道義であり、それを基にすると伊吹山は生き返る再生の山とされ、修験道の信仰の対象となったと考えられています。
その他に「山頂にかかる雲を青気を含む山神の息に見たてた」「鉄を生産する山」「府の山」「アイヌ語」など、語源説はさまざまで、複合したものと考えるのが妥当である。
登山コース
整備された登山道は3ルート。
私が歩いたのはオレンジ色の「西登山道」のみです。
この時のレポについては…
で、書いています。
登山者に人気のあるのは「伊吹山登山口(上野口登山道)」。
残念ながら私は歩けていないので、いつの日か…歩いてみたいと思っています。
周辺にある宿泊施設・小屋
頂上に営業小屋が数軒ある、が、私が訪れた時は休業している小屋も数件あった。
売店・食堂営業をしており、夏期は仮眠宿泊も受け付けている。
水場はなく、ペットボトルが購入できます。
伊吹山山頂
古くからの信仰の山で、かっては女人禁制だったんですって。
今では伊吹山ドライブウェイを利用すればアクセスも楽なのもあり、老若男女、たくさんの人が山頂に訪れています。
伊吹山山頂に建っている日本武尊像は、明治45年に設置されたそうです。
伊吹山=ヤマトタケル伝説が私の中ではイメージが強かったので、この像を直接見れたのは嬉しかった。
そして、ヤマトタケル像の前で多くの人が記念写真を撮っていましたが…肝心の伊吹山三角点の前では
写真を撮っている人は少なかったな。
遠くから見ても周りの山々から抜き出て見える伊吹山。
伊吹山が信仰の対象の山とされたのがよくわかります。