比婆山
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別名:美古登(みこと)
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比婆山の所在地
比婆山にまつわる4コマ
比婆山の名前の由来に「コレだ!」っていう由来は見つけられませんでした。
これじゃない?説に…
昔、この地で行われていた古代の製鉄所である「たたら製鉄場」があったことから火場(ひば)に由来するという説。
イザナミの子・アマテラスとスサノオが誓約をしと時に誕生した天之菩卑(あめのほひ)命が「曾婆の山」と呼んだから説も目にしましたが…どちらも「かも?」説です。
この比婆山エリアの西に「吾妻山」があるのですが、この山の名前の由来は…イザナギが亡き妻のイザナミが眠っている比婆山を望みながら「あぁ、吾が妻」と嘆いたのが由来とか。
切ないですね。
登山コース
広島、島根の県境にそびえる比婆山は中国山地では一番の寒地で、標高1200m級の山が連なる連峰の総称になります。
このエリアの比婆山連峰の最高峰1299mの立烏帽子山を比婆山と言う説もありますが、イザナミの御陵と伝えられる苔むした巨石の比婆山御陵がある山を比婆山と呼んでいる説が強いようで、国土地理院の2万5千万分の1地形図ではここを「比婆山」としています。
実際、今回のトップのイラストを描いていて…
って思ったのですが、御陵があるから、ココが比婆山になったんですね。
比婆山連峰には大きく分けて3つのコースがあり、それらの登山道ではブナの原生林、緑の芝生、高山植物のキンポウゲ類や、レンゲツツジ、マツムシソウなどの花々などに四季折々の山を楽しめるそうだ。
冬になるとスキーも楽しめる。
どのコースも北アルプスの山に比べると所要時間は少ないが、登山者も少なくだろうから十分気をつけて登りたい。
私が登るとしたら…上の地図に描いた「県民の森公園センター」を拠点にして登るのがいいのかしら?
私は「県民の森公園センター」付近を散歩しただけですが、トイレ・食料などが調達できるので私が比婆山を登るならココを拠点に登山するなって思いました。
ただ…交通のアクセスは厳しく、車がないと登山が難しい。
どうしても公共機関で登山をしたい場合は…JR芸備線・備後落合駅からタクシーで約30分か県民の森センター宿泊をすれば送迎してくれるらしい。
竜王山の南西側山麓には伊邪那美命を祭った熊野神社があり、比婆山への参道の遥拝所にあたるとされる。熊野神社の境内には、樹齢千年といわれる全国でも有数の巨杉がある。
この熊野神社にはバスも通っているが…
時刻表がタイト。
神話の山・比婆山
先にも述べたが、この比婆山(ひばやま)は、日本神話の神・イザナミが葬られたと記される地。
古事記に「出雲(島根県東部)の国と、伯耆(鳥取県西部)の国の境にある比婆の山にイザナミノを葬った」とあるのです。
が、他に安来市にある別の比婆山とする説もある。
比婆山とヒバゴン
旅行で比婆山エリアをレンタカーで通過した時、やたら「ヒバゴン」のキャラクター看板が目に入ってきた。
そこで、ヒバゴンって何?って検索してみたところ…1970年夏に比婆山麓で、身長が約1.6m、顔は逆三角形、ゴリラに似た体格をした謎の類人猿が目撃されました。
その正体不明の類人猿は出没地にちなんで「ヒバゴン」と名付けられた。
その後もヒバゴンの目撃は相次ぎヒバゴンの正体を突き詰めようと、大学や研究機関がこの地を訪れ調査を行いましたが、目撃談と足跡だけでは結局正体はわからず、事態は終息していった。
今でも西城町では、様々なヒバゴンのキャラクターと、ヒバゴンの名を冠した多くの産物がつくられています。
私も車の助手席から庄原市のアチラコチラに設置されているヒバゴンキャラ看板を撮ったはずなのだが…アレレ?それらの写真がない。
下の写真は「県民の森公園センター」に置いてあった人形だけど…ヒバゴンじゃないよね?
ヒバゴン看板を、たくさん撮ったつもりなのに私のカメラの写真には全く残ってないなんて…やはりヒバゴンは…UMA(未確認動物)なのね。
ヒバゴンについて詳しく知りたくなった方は、ぜひ!庄原市のヒバゴンサイトを見て下さい!