中高年世代の私が思う「登山の魅力ってなに?」

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ここ最近の10年間くらい、私は登山を趣味として楽しんできました。現在、登れる範囲の登りたい山はほぼ登り、登りにくぞ!という意欲は前よりは薄れてしまいました。でもでも、それでもやっぱり山が好きだし、ふとした時に「登りたいー」と思う。
そんな時に、なぜ私は登山が好きなのか?そう思ったりもします。そこで、私が登山で感じる魅力を書き出してみることにしました。


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目次

登山の魅力を上げてみた

私は40〜60歳ぐらいの年齢を重ねるごとに体力や気力が減少していく中高年世代の女性です。
その年になると一般的には体力は落ち太り物事に対する気力も下がっていく…それでも一人で登山へは行きます。
もちろん登山内容は年々ゆるい登山へ移行しつつあります。が、ゆるくしても…やっぱり登山は年をとっていく身体に対してハードな趣味だ。
ダンナから、登山をしない友人から見れば「いい歳して深夜バスに乗ったり、テント泊したりまでして登山へ行く?(呆)」って言われ、自分でも「私はシンドイ登山をいつまで続けるんだろう?」と思いつつも…登山やテント泊をすることによって得られる山の楽しさの魅力からマダマダ逃れられそうにありません。
その魅力ってなに?
う〜ん…魅力を感じるポイントは人それぞれだと思うので一概には言えませんが、下記に私の感じる登山の魅力を上げていきます。

自然や風景を満喫しているよ!

登山の魅力といえば、大自然を間近に感じられる事なんじゃないかしら?
自分の足で歩いてたどり着いた山頂から見る景色は、本当に素晴らしいものです。
山では他にも、山の稜線や滝、湿原など、普段目にする機会の少ない景色を楽しめちゃう。
テレビ越しに見ていたあの風景を自分の目で見れた時はとても嬉しい!最近生活がマンネリ化して回転スピードが遅くなってきていた脳も活性化しちゃいます!

また、同じ山でも登る季節によって、全く異なる自然の表情を見ることができるのが、山の面白いところ。春や夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめますし、季節ごとに咲く高山植物も楽しめるんです。

山での目に優しい色合いに慣れきってから街へ戻ってくると、電飾の多さ、色の多さに目がビックリする。
普段、私たちはこんな雑多な場所に住んでいるんだな、そりゃ目もくらんで…時によくわからん事をしでかすよ…と思う。

運動不足解消・運動習慣がつくよ!

登山は歩く…だけではなく、さらに登ります。さらにさらにザックに色々なモノを詰め込んで背負っているので重さでキツさ倍増です。これが運動不足解消に貢献してないわけがない!
また、私は登っている最中の行動を記録していて、それに消費カロリーも表示されるのですが、日帰り・行動時間6時間ほどの低山でも消費カロリーは700キロカロリー程消費していることも。かなりの運動量ですよね〜。

私の仕事は座り仕事。登山をするまでは本当に動かない生活でした。
でも、登山が趣味となってからは「歩くぞ!」って決めたら、ひと駅…いいえ3駅ぐらい歩く歩く。
だって普段から身体を鍛えておけば登山の時に楽になるんですもの。

山に登った達成感がすごいよ!

私が山を登る一番の魅力要素は「達成感」かもしれません。
山頂にたどり着くまでの準備や延々の山歩き…どれも決して楽ではありませんが、自分で計画を立て、その計画通りに山行ができ、そして結果として山頂にたどり着いた時の「たどり着いた!」の気持ちは登山以外では得られていない。
そう、普段の生活からは「達成感」が得られてないの…私。

中年世代のダイエット…なかなか達成感が味わえなくないですか?目標体重までたどり着いても…「何かスタイルが…思っていたのと違う」
でも、登山なら…達成感が味わえます!

単独でも、グループでも楽しい!

現在の私は一人で登山をするのがメインですが、昔は大勢でワイワイと登山へ行ってましたよ。
皆で行く登山は仲間と過ごした山での思い出が楽しかった。
そして一人で行く登山は一人でこなした登山行程の思い出が楽しい。
どちらの登山も楽しいです。

ほんと、ひとりで登山をしていても全然寂しくないんですよ。
ひとり山を見てニヤニヤしながら歩いています。

登山ついでに観光もイイヨネ!

最近は観光登山と称して、登山+αで計画を立てることも増えてきました。
京都へ行った時は愛宕山・比叡山登山と京都の観光地巡り。熊本では車で阿蘇山ドライブと黒川温泉。八ヶ岳では北八ヶ岳ロープウェイ付近の山を登り、次の日は諏訪大社巡り
2日続けて登山は辛い時はこんな過ごし方もいいですよね。

登山で遠出しているんだから、ついで?にその土地の観光地を巡るのも楽しいのよ。

登山のデメリットも書いておこう

残念ながら…登山はイイことばかりじゃない。
ニュースでも山岳事故などの報道を見て、登山へ行くことを躊躇する時も…そこんトコも書いておこう。

怪我や事故などのリスクはある

高山でも低山でも何かしらのリスクがあるのが山。
私は幸いに大きなトラブルにあった事はありませんが、夏の高山で寒さにガクブルしたり、岩場で転んだり突き出た木に足をぶつけたり、アブに刺されて顔が腫れたり…などの経験があります。
どんなに注意をして山へ入っても絶対の安全はないです。
でも、万全の準備や事前知識を身につけるコトでリスクを減らす事はできるはず!って私は思っているので、事前準備・情報収集・保険など、自分でできるリスク回避は心がけています。
あ、このブログを書き始めたキッカケもそうです。登山ブログを描くことによって登山のアレコレを学べるって思ったんだ私。

更年期の女性には骨粗しょう症という、恐ろしいキーワードが着いてきますよね?
私は骨太なので「大丈夫」って思いたいけど…その日はある日突然来るかも?

事前準備が面倒なんだ


さあ行こう!で、行けないのが山。
山へ行く前には準備することがたくさんあるのです。コレが……正直面倒くさいときも。
公共機関利用登山者の私は特に交通方法ですね、登山口へ直接行くバスもあるのですが、休日前はあっという間に満席になるので予約をとるのが大変。
また早起きが…辛いのよ。日帰り登山へ行くときは始発電車に乗るので朝4時には起きるのよ。

他にも家事や仕事など…登山中に周りに迷惑がかからないよう下準備することがあるので、疲れますよね〜。

やっぱり疲れるよ


山へ行けば元気がもらえる!って聞きますが…やはり身体は疲れます。
ウキウキで帰ってきても、家に帰ってきたら…スグに寝てしまう。

うちのダンナは私が好き勝手していても、気にしない人なのですが…もしも「山で好き勝手してきたんだから帰ってきたら家のことをチャンとしろ」って言う人だったら…疲れて帰ってきた後の家事は大変だろうな。って思う。

街中とは違う

登山をしなれない方がまず最初に思うデメリットのは「街と違う」なのかも?
トイレは…水栓じゃないし、紙は流せない。臭いもしちゃう。これ、キレイなトイレに慣れっこだと結構キツイかも?

むかし、キャンプ好きの友人が「キャンプは不便を楽しむ」って言っていましたが、登山は「不便を受け入れる」のかもしれない。
トイレも、水も、電気も、電波も…そういうモンだ。コレが無理なら山は止めておいたほうが…いいのかも。


今回の投稿は中高年世代の私が感じる登山の魅力について書いてみました。
もうチョット若い時は岩場・鎖場のスリリングどこまでも歩いていける長期縦走も登山の魅力だったのですが…やはり寄る年波には勝てぬ…でして。
今後は年齢に合ったユルイ登山レポをお送りしていければ…と思っています。
以上で今回の記事を終わります。チョット長めになってしまいましたがお付き合頂きありがとうございました。

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