日帰り単独縦走棒ノ嶺山(終)下山編

日帰り単独縦走棒ノ嶺山下山編タイトル

棒ノ折山〜岩茸石山を歩いたら後は下山です。登山入門コースとして有名な高水三山エリアは歩きやすいコースでした。

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目次

岩茸石山から高水山まで

岩茸石山から高水山までのイラストマップ

岩茸石山の標高は793m。
棒ノ折山以来の見晴らしのよい山頂です。
そのおかげか?人が多いですね〜。

岩茸石山山頂の写真

まあ、時間は12時25分。ちょうどお昼時ですもの、混むのは当たり前か。
岩茸石山山頂ゾーンは細長い形で広いし、見晴らしも良いので休憩をするには最適ポイントだね。
岩茸石山で休憩をしている人と見ていると、グループやカップルが目に入りひとり登山の人は少ない感じ。

岩茸石山からの眺め

座りやすそうな場所は大概埋まっていたが、私は一人ゆえ、一人なら腰掛けられるスペースのあるベンチを見つけて座りコンビニおにぎりを食べました。
食べながら山を周囲を見ていて思うのが…

火を使う人が多いな〜

食事をする登山者のイラスト

ヤマメシブームのおかげなのかな?
結構バーナーで調理する人が増えた気がする。
私もテント泊時は使うので、山火事には気をつけよっ。

下の写真は岩茸石山の三角点

岩茸石山の三角点

隣に倒れた国土地理院の棒が可哀想…。

さて、オニギリ一個食べたら次のスポット高水山へ向かってソソクサ向かうよ。
私の行動時間を早いって言うご意見もありますが、ひとり登山だと、食べて…スグに出発になっちゃうからなの。
誰かと一緒だと喋りに夢中になって行動が遅いです。

岩茸石山から高水山へ向かう1

岩茸石山から高水山へは平坦な尾根歩きが始まります。

岩茸石山から高水山へ向かう2

登山初心者の心を掴むコースだけあって歩きやすいし、雰囲気いいじゃん…。

岩茸石山から高水山へ向かう3

登山を開始して5時間近く経った身体でも疲労で足取りが重たくなることなく進めました。

高水山への道標

ルートとしては、よく整備されている上に沢山の人によって踏み固められた登山道なので「道」に迷う要因は少ないし、あっちこっちに道しるべ。

高水山へ向かって歩く1

アップダウンも少なく

あら〜自然っていいわね〜癒やされるわ〜

笑顔の登山者のイラスト
なーんて言いながら歩けそうな道が続く。

高水山へ向かって歩く2

下の写真…

高水山へ向かって歩く3

登山道ならよくある風景なのに、なんだか映える感じに撮れてない?
カメラ心がある方なら、もっと素敵な写真が撮れるんだろうな〜。

こうして気分良く歩くと…分岐点と道標。

高水山への登りと巻道の分岐点

高水山山頂へと山頂へ行かない巻道の分岐点ね。
もちろん登るよ!

高水山へ登る1

どうせチョットの登りでしょ!って思ってたけど、意外に長かった…!

高水山へ登る2

直近が平坦なルンルン道で「残りの登山道は楽」って思っていた分、登りになった途端メンタルと足がピヨピヨ泣き出す

さ、最後の登りが辛いっす

登山者のイラスト

木々に囲まれた根っこ階段を上がりきると…

高水山へ登る3

あ!広場とベンチが見えてきたよ

高水山のベンチ

12時48分高水山に到着

高水山山頂に到着

標高は759m。

高水山山頂は木々に囲まれているので、岩茸石山ほど眺望はないし、広くない。
休憩用ベンチが設置されているのですが…上の写真のベンチに人が座っちゃうと…写真撮る時その人が入っちゃうね。

岩茸石山とチョットしか離れてないのに人がいない

怯える登山者のイラスト

どうせ孤独なひとり登山なら、こっちでオニギリ食べればよかったかな。
楽しそうな人の中にポツンと居ると…寂しくなっちゃうのよ。アタシ。

高水山から常福院まで

高水山から軍畑へのイラストマップ2

さて、高水山から先に進むことにしましょう。
高水山にはイラストマップ看板もあったので現在地を確認!

高水山山頂のイラストマップ

こういう場所にあるイラストマップ看板って…人の指で指された積み重ねで現在地が剥げて現在地が見つけづらくない?
あと…ストックで指す人がいるのか、シュッ!シュッ!って傷がついていたりもするのが悲しいな。

高水山から下山開始

高水山からも気持ちの良い登山道…いいえすでに遊歩道的道を進む。

あら!東屋が…

なにかに気がつく登山者のイラスト

気がつけば次のポイントの常福院エリアについた。
私は撮り忘れたのですが…お寺、そしてトイレもありました。

高水山から下山開始2

常福院エリアから外界を眺める。
ここが最後の展望エリア。
だからココでよ〜〜〜〜く見て、見納め!

高水山から下山開始3

緑と黄色と赤色の葉っぱがどれも生き生き輝いててキレイでしょ。

紅葉がキレイ

そして、常福院近くの木にはこのような道標が。

軍畑への道標

あと30分で登山が終わる。

常福院から軍畑駅まで

高水山から軍畑へのイラストマップ3

常福院でもトイレ等を利用せずに先へ進む。

軍畑へ向かって下山1

私…朝のさわらびの湯からトイレ一回も行ってないのよ〜
スゴイでしょ〜!
って自慢することかな?
でも、もうチョイ年をとると…トイレが近くなるのかな?

軍畑への道標

道標にそってぐんぐん下る。
調子いいぞーアタシー!って思って下るが…登山経験を積めば積むほど下りに用心深くなっているので、全盛期に比べると下山スピードは遅くなっている。

軍畑へ向かって下山2

ほら!後ろから来た若者に抜かれて行くもの…。でもいいの!

前転で転ぶのが怖いから…

登山者のイラスト

スキーでもそうなんだけど…前転で転ぶのが…ほんっっと!怖くなってますね。
って、転ばないほうがいいのが当たり前なんだよ。
遅くてもいい転ばない下り方を志していこう!と、開き直って安全第一下山を行ってます。

軍畑へ向かって下山3

下山は登山道をジグザグに下っていく。
途中で橋などを見ると写真を撮っておくのですが…

軍畑へ向かって下山4

参考にならない写真でごめんなさい。
いかにも植林された杉の木ロードを下れば…

軍畑へ向かって下山5

砂防ダムと隣接した階段。
ここを降りますが…下っているうちに右足と左足どっちを繰り出せばいいのか分からない〜!状態になってきます。

軍畑へ向かって下山6

ここを下りきった先が…

13時27分高水山登山口に到着

高水山の登山口

8時半に棒ノ折山・白谷橋から登り始め、

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6時間ほど山を歩いて、無事下山できました。
この後は、舗装された道を軍畑駅へ向かって降りていきます。

軍畑へ向かって歩く

軍畑駅の町のあちこちに道標が設置されてますね。

あっちこっちを指す道標

高水山や棒ノ折山は山小屋などがなかった為、登った山にお金を使ってないので…このようなイタレリツクセリをして頂いていいのかしら?

軍畑駅はどこだ

下って、下って軍畑駅へ。
高水山へ登る方は軍畑駅から登山を開始する方が多いようですが、駅からずっと登ってのちに登山を登るのよね。
その場合この舗装路でバテないようゆっくり登った方がいいんだろうね〜。

軍畑駅の踏切

時折グーグルマップで現在地を確認しつつ、軍畑駅へ向かう。
踏切が見えれば…もう安心!
公共機関利用登山者にとって帰りの交通方法は何かと不安の多いところですが、帰り方法が電車!しかもJR!だと

ま、帰れるだろう

笑顔の登山者

って根拠なき安心感がありません?

軍畑駅の線路

バスと違って電車に乗れないってこともないだろうしね。

13時52分JR軍畑駅に到着

軍畑駅ホーム

JR軍畑駅改札は無人駅だったと思う。
ICカードは使えるので、ピピッと通過。
トイレもあるので、ココでようやくトイレタイム。

なんか…交通費意外お金を使っていないのが反対に心苦しい気分よ。

悩む登山者のイラスト

ホームに居るのは登山者ばかり。

軍畑駅のホーム

ホームも自然豊か。
そう言えば軍畑駅って読めます?
「ぐんばた」じゃないよ「いくさばた」よ。
鎌倉時代に起こった「辛垣の戦い」に由来するんだって。

軍畑駅

軍畑駅周辺には辛垣の戦いで使われた鎧、武具を埋めた鎧塚が存在するとか。
そんな歴史を感じさせないほのぼのとした軍畑駅。
また、いつの日が訪れる時は来るかな?

こうして埼玉県・飯能駅から始まった棒ノ折山〜岩茸石山〜高水山登山東京都・軍畑駅で登山を終えました。
私の住まいから飯能駅まで行くのは土地勘もないこともあって、「飯能まではるばる来たな〜」って思いますが山を歩けば埼玉から東京まで歩いて来れるっていうのが

山って歩けばどこまでも行けるんだ〜

笑う登山者のイラスト

っていうのが何だか嬉しくも感じた登山でした。

以上で「日帰り単独縦走棒ノ嶺山」レポを終わります。
お付き合い頂きありがとうございました。

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