家から4時間かけて登山口にたどり着き、いよいよ登山開始です。
大人気の棒ノ嶺山白谷橋コースはとても楽しい登り時間を与えてくれました。
前回の記事は
左が登山・キャンプランキング、右がにほんブログ村っていうブログランキングに参加しています。
押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
白谷橋から藤懸の滝まで
さて、今回歩いたコースは下記の地図の赤ルート。
埼玉県飯能エリアから出発し、中央線の軍畑駅まで歩くチョイ長ルート。
今回の登山は棒ノ嶺山!と書いておきながら…棒ノ嶺山は全行程の三分の一。
そんなに棒ノ嶺山に集中した登山じゃないのよね。…だってさ〜片道4時間かけて登山に来たんだから…
じゃん?
まず、今回の登山のメインディッシュである白谷橋登山口~棒ノ折山山頂までの所要時間は約2時間半です。
今回の山行ではこの区間が一番登る(しんどい)エリアだと思うので…出だしは飛ばさす…ゆっくり行こう!
それでは登山へ行ってきます〜!
登山口には団体グループが3組ほどいたので、各チームの出発のタイミングを見て…そそくさスタート。
早すぎる団体が後ろに居ると申し訳ないし。
スローリーな団体が前にいると抜かせてもらうタイミングが難しいのよね。
8時34分白谷橋から登山開始
登山口には登山届ポストがあります。
そしてその下には「車は通行できません」の張り紙。
え?当たりでしょ?
でも、張り紙がしてあるなんて…過去にココを車で通行しようとしたツワモノが居たの?
ええ?
だって、この先の道ってば…
こんな感じよ?
狭くて登りで…ココを車で入るなんて
無理。
登山道に入ってスグの右手頭上に、密かにお社。
手前の木の影に位置するのでウッカリ見逃してしまいそう。
心の中で
と、挨拶して先へ進む。
さて。登山道…わりと人が居ます。
見ての通り道は狭く、場所によっては木の根っこが足をナンパしてくる道もあるのでボ〜としていると転びそう。
だから、登山出だしから足元に気をつけて進みます。
登山道には道標も多い。
今回歩くルートは「関東ふれあいの道」なんですって。
ふれあい…何にふれあうんだろ?自然かな?
でも、木や極力触れちゃダメよね。
さて、登山道の道幅は狭めです。
棒ノ嶺は人気の山とあって、登山者の行き来も多いので…道の譲り合い魂を持って歩きたいですね。
あと、すれ違いは要注意!
向かって左側が沢だから落ちたら大変〜!
すれ違いで道を譲る時は山側に寄って止まってすれ違ってもらいます。
途中にあったピンクリボンがなる木。
沢を横切って歩くコトが多い山だと、道が分からなくなることがあるので有り難いです。
その先にも、またも道標。
ぼやけてます。
私のデジカメは10年以上前のもの。
古いデジカメでも写真を撮る時はキレイに映る用に努力してるんだけど…薄暗い場所だと性能が追いついておらず、なかなかピントが合わず…厳しい。
白谷橋から棒ノ嶺までの登山コースは樹林帯に囲まれた沢沿いを登っていくんですが…全体的に薄暗いのよねぇ…。
ちょっとイイ!場所はスマホのカメラで撮ることにしてます。
このブログの写真で、ボケてなくてシャープな写真は全てスマホのカメラです。
スマホカメラ…すごいね。
なので、滝などの素敵スポットはスマホカメラで撮影。
コチラは天狗の滝。
………アレ?登山中は沢山たくさん山の写真を撮っているつもりなんだけど…地図上にあるスポットの藤懸の滝を撮り忘れたみたい…。
白谷橋〜棒ノ嶺コース上には白谷橋→藤懸の滝→天狗の滝→白孔雀ノ滝の順で滝があるんですって。
悔しい〜!
藤懸ノ滝から林道まで
滝が見え始めた頃から白谷橋〜棒ノ嶺コースの見どころポイントの始まりだよ。
足元は大きい石の上を歩いていく登山道に変わりました。
そして目の前には
Vの字
になったコルジュ帯が登場。
両側の岩壁が迫って狭くなった岩沿いの道を進んでいます。
しかも足元には水が流れているのでチョット滑りやすい。
でも…普段歩けることのない道歩きが楽しい!
進行方向には石と岩の階段が立ちふさがっていて…
ワクワク!
このゴルジェを流れる水はキレイなので、飲めそうな感じだけど…飲んじゃだめなんだよね。多分。
今回は日帰り登山なのでトレッキングポールは持ってきてなかったのですが、ココを通過する時はポールに頼らず足を置いた場所を一歩一歩確信&転んだりした時にとっさに手が出るように用心して進んだほうがいいです。
流石に北アルプスの難所と同レベルではないですが、転んだら…痛いです、転び方によって怪我します。
ゴルジェを抜けた先の階段を登りきると鎖場。
鎖ではなくロープが垂らしてある。
岩が全体的に湿ってて滑りやすいので、心強い、けど。
ロープはあくまで登る補助!基本は三点支持で登るですよね!
登って来た道のりを振り返る。
その後もまだまだ岩場を上り続けると、三点支持が必要な上りも登場。
ココを上りきれば、岩場は終わり。
登山開始の頃と同じような鬱蒼とした登山道が続いてく。
基本的に白谷橋コースは上り道中心だけど
時折やや平坦な道も現れるのでココエリアで歩き体力復活ができそう。
またも現れた道標…いいえ看板には
マムシ注意ですって!
マムシ…マムシ分かりますか?
そしてここらへんで私より一回り以上年上と見られるオジサマが前を行く。
淡々と歩きつつも早い。
無駄のない歩きだ…年をとっても登山を続けるには、あの仙人のような歩き方をマスターしないとしんどそう。
私もあのような仙人になれるだろうか?
私の歩き方は落ち着きがないので、土や泥を跳ね上げるため…パンツの裾がいつも汚れます。
階段を登っていると…見たくないものが見えてくる
あ、あれは…まさか…
ガードレール!
あれ〜。車道に出たよ。
………登山道と登山道の間に出現する車道…。
9時24分車道にでた
ここから先も登りが続きます。
次回に「日帰り単独縦走棒ノ嶺山(3)棒ノ嶺山」続きます。