沢とゴルジェが楽しい白谷橋コース部分を終えたら、残るは棒ノ折山山頂へひたすら登るのです。
前回の記事は…
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東屋跡から岩茸石まで
白谷橋から上り続けて着いた先は林道…いいやコンクリートで舗装された
車が通れる道に見えるよ…ココ。
登山道と登山道の間に車道があると、チョットだけ冷める…。
で、肝心の登山道はといえば…車道を挟んだ向かいに続いていってます。
ここに休憩スポットがある。
ネットで得た情報によると、この場所には過去に東家があったそうですが、大雪で壊れたとか。
今はベンチが設置されているだけです。
休んでいる人も多く、私も休憩したい気持ちもあったのですが…朝の9時半の現時間では日が当たらない場所のせいか?チョット涼しかったので、休まず先に進むことに!
さあ、ここから棒ノ折山への第一歩は
急登
下の写真…アナタには登り道がお分かりだろうか?
心霊写真じゃないけど、こうやって見ると見えないねぇ。
現地に居ると分かるんだけど、写真だとわかりづらいよね。
この急登をしばらく登ると道に階段が現れる。
この手の木の階段…登りづらいんだよね。
そのせいか?階段ではなく脇の道を登る人が多いね。
私も是非とも脇を通りたいが…こんなブログを書いている以上、マナー違反は極力避けたいので階段を登る。
この階段を登り切った先も
急登だったようで、写真がぶれてます。
この急登が終わると、道はしばらく水平道になった。
登り始めからほぼ登りモードだったので、ようやくまったり歩ける道になりました。
このまったり水平道から…白谷橋コース上初めての遠くの風景を眺めることができたよ。
白谷橋からずっと樹林帯の中で見えるものは木と岩ばかりだったから、ちょっと嬉しい。
こうしてのんびりしていると、先をゆく方々の姿は遥か遠くへ。
低山を歩き慣れている感じのシニアたちの歩みは早いよね〜!
と思いつつ私も頑張って歩いていくと…
岩茸石近くの分岐点にでました。
9時35分岩茸石に到着
この分岐点のある場所が登山地図にあるピンポイントの岩茸石。
ほら!分岐点の直ぐ側に大きな岩があるでしょう!
岩茸石って書いてあるけど石というか岩だよね!
この岩によじ登っている人もいたもの!
私が棒ノ折山の次に目的とする岩茸石山も「茸(キノコ)」って文字がつくから…ここらあたりは昔は岩茸がたくさん取れたのかな?
岩茸石から棒ノ折山山頂まで
さて、先程の分岐点の標識に戻りこれから進む方向を再確認。
進むべき方向は「ゴンジリ峠・棒ノ嶺」方面。
岩茸石からは再び登りがはじまる。
またもや階段
だいぶ疲労も溜まって来ているので、タラタラ登る。
疲れた私の心を見透かしたかのように設置されているテーブルとベンチ。
そうね、急がず行こう。
木根っこ階段をゆっくり登る。
途中にあった看板には
棒ノ峰だって。
山の名前の由来シリーズにも書いたけど…
今回登っている山は棒ノ折山なの?棒ノ嶺なの?
ん〜?
その先に現れた難敵が…
この階段を登るな…ですって?
えーと、えーと、えーと?
この橋渡るべからず
ですか?
一休さんに出てくるぐらい難しいトンチですね。
どこを登れば?と周りを見れば進行方向左手に道が。
沢山の人が歩いた事によってできた道のようだ。
ただ、「コチラ側へ迂回」的道標がないので…不安なんだけど…皆が登るので私も登る。
ここを登って良いのだろうか?
と、上りながら不安を感じてたが。
登り着いた先の階段入口にも「通行止め」と書いてあった。
よかった、私の選んだ道は間違っていなかった。
この階段を上りきった先が、次の分岐点の権次入(ゴンジリ)峠になりまう。
9時56分権次入峠に到着
こちらの権次入峠にもベンチが設置されているの休憩ポイントになります。
この分岐点から岩茸石山方面の道があるのですが、現時点で棒ノ折山を目指す私は「棒ノ折山・百軒茶屋」方面に向かいます。
見えるのは嬉しい平坦道。
ココをスタスタ進めば、最後の登りが始まります。
地図で確認すると、棒ノ嶺山頂までもうチョット!ってコトが分かるので中途半端に休憩をしたくない気分。
なので、休憩せずに登るのですが…身体は正直でチョット登っては「はぁはぁ」チョット登ってはストップ。
更に疲労が溜まってきた足はあまり上がらず…地面をうねうねと這い伸びている木の根っこに何度も足をとられて転びそうになるので、私的にはこの部分の登りが白谷橋〜棒ノ嶺間で一番しんどかった。
でもその時間もほんの10分チョイ。
10分チョイ登れば…
あ〜やっと空が近くなって来た!
ココを登り切れば…
棒ノ折山?棒ノ嶺?
山頂に着きました!
わ〜!景色最高!
山頂に出たと同時に秩父の山々が一望できる風景が広がりました。
山頂にある看板は…
10時07分棒ノ折山(棒ノ嶺)山頂に到着。
棒ノ折山(棒ノ嶺)山頂の標高969m!
この標識に書いてあるのは棒ノ嶺…
それにしてもいい天気!
棒ノ嶺山頂は広い広場風なので、シートを広げてピクニック風に休憩している人がいる。
棒ノ折山への最短ルートはたくさんあってこの標識の先にある百軒茶屋始点が一番短いのかな。
登山地図を見ると、1時間半で登れるって書いてあるので体力に自信が無い方は奥茶屋(百軒茶屋)始点で登ると楽にこの山頂に来れるのね!
山頂にはコース略図があるので見てみると、現在地のちょっと上に奥茶屋(百軒茶屋)って書いてあるので…略図で見ても、かなり近いわね。
今回の登山の次の目的地の岩茸石山、そして軍畑駅も書いてある。
山頂には東家もありました。
だが、山頂には売店・トイレ・水場はない。
ついつい長居がしたくなる山頂だが、水分取りすぎると…大変そう。
この山頂でまったり休憩したいけど
この後の岩茸石山への旅が待っている。
山頂からの風景を10分ほど楽しんだら…次の目的地へ向かって先程通過した権次入峠まで戻ります。
次回「日帰り単独縦走棒ノ嶺山(4)」に続きます。