今回歩くコースは緑と水に恵まれた登山道です。前に大岳山を目指した時は御岳山からのメインルートで訪れたのでルート上で不安に感じるコトはあまりなかったのですが、同じ山でもルートを変えれば登山道の雰囲気もガラッとかわるのが山の楽しいところですね。
左が登山・キャンプランキング、右がにほんブログ村っていうブログランキングに参加しています。
押してもらえると見てくれている人がいるんだ〜!って嬉しくなるの。
大岳鍾乳洞コースへ入る
さてさて、今回歩いたコースは上の地図の黒太線部分です。
高低差はというと…
こんな感じ
私が夏になると、喜んで登りに行く北アルプスの山々が標高3000m近いので、グラフのメーターを3500mに合わせて枠を作ったおかげで…上がスカスカ…。
でも、これで、今回歩く山が低山ってことはわかるよね〜。
7時41分大岳鍾乳洞コースに入る
さあ、いよいよ登山開始。
大岳山方面がなぜか書いていないけど、道標が心強い〜!
まず、最初の一歩が橋を渡ることから始まるよ。
そう、今回通る登山コースは沢沿いコース。
山レポの記事を書くに時に、歩いたコース地図をその都度書き起こしているんだけど…。
登山地図をコピペすりゃー楽じゃん…なんて言わないで!
はじめに登山道を描き、続いて山頂、そして川を描いていくと…山からの水が里に流れ込んでいるのね〜ってわかる。
そして、山の恵を得て里の暮らしって成り立っているんだな〜。
って納得する。
橋を渡ると苔の道。
そして橋。
大雨の降った日は荒れそうな登山道だな〜って思いながら歩くと…前方に人。
…実は今回の登山、この方以外に登りの方とは合わなかったの。
大岳山は有名だけど、このコースは人が少ない。
しばし歩くと標識が…
大滝って書いてある。
本来の登山道から、ほんのチョットだけ外れた場所に大滝という滝がある。
大滝…前を歩いていた人が、大滝方面へ歩いていった。
7時49分大滝通過
z
私は…大滝方面への寄り道はせずに、登山道に沿って大岳山方面をめざすことにした。
でも、登山道からも滝が見えたよ。
大滝!
………そんなにデカかったかな?
沢と緑の中歩く
その後も続く登り道ですが…その時の心といえば、久々の登山道、楽しい〜!
ずっとずっと家に籠もっていて、買い物とジョギング以外では全然外出しなかった日々だったので、土の匂い、緑と光のコラボ。すべてが愛おしい〜!
ウキウキと浮かれつつ進んだ先に現れた木道は
下り坂。
上部写真の注意書きに書いてあるとおり、雨の日はめっちゃ滑りそう。
単独で誰にも見られていないことをいいことに、へっぴり腰&めっちゃガニ股でこの下り木道を降りきると…。
また橋だ。
登山者がそれほど多いとは思えないこのコースですが、道標に橋と整備されている登山だわ〜。
こういうの奥多摩市から経費出ているの?
登山道整備募金箱とかあったら、お金入れちゃうのに。
写真を見てもらえればおわかりの通り、大岳鍾乳洞コースは水と緑が豊富な道でしょ。
今はすっかり死語となった、「マイナスイオン」を身体・脳・目で思う存分味わいながら登ります。
途中で大滝手前で見た男性に追い抜かれたので、一人もくもく登ります。
道標があるので、道迷い等の不安はないけど…久々の登山。岩がゴツゴツした道はルートを見定める心眼が目覚めておらず
とちょっと考えてから登る。
この時の時間は朝8時半前だったけど、数名の下りの人すれ違う。
近所に住む方が車でピャーッと来て、サクッと登って、スラッと降りてくる…そんな気軽な登山ができるのかな?
いいね〜
ココらへんからだんだん道が辛くなってきました。
そうなのー斜度が急になってきたのー。
斜度がキツイお陰で登山道は斜面をジグザグと登るつづら折りになりました。
足を大きく上げて登る段差や…石の階段…。
更に、階段で一気に標高を稼いでいく…。
この階段を数えながら登ったメモがスマホに残っていたのですが…
56段だったようだ。
で、ココを登りきった先も
登り。
ひたすら登っていると、視野に見える道の切れ目を見て…
って思いたくなる。
下の写真、今見ればまだまだ上り道なんだけど、この時はココを登りきったら…
馬頭刈尾根かな
って思っちゃってた。だって、茶色い道標も見えていたしー。
で、着いてみたら…
ただの標識でやんの。
でも、まあ、尾根っぽいとこに出たのは確か。
馬頭刈尾根
その後も、どんどん登っていく。
先程私を追い抜いていった男性も疲れてきたのか?目の届く範囲にチラチラと見える。
ぐいぐいぐいっと登っていった先に階段。
大滝鍾乳洞コースは、馬頭刈山から発生する馬頭刈尾根と合流し、大岳山への道へつながる…
んですよね?
ええ、過去に一度登ったころあるんですよ、馬頭刈山…。
あの頃は登山に興味がないのに、登山へ行って…
ってがっくりしたのよ。
今は、そうは思わないから、怒らないでね。
その時の登山で歩いたかどうかは覚えていないけど、ああ馬頭刈尾根に早く乗りたい!
ああああ!標識が見えたー
8時55分白倉分岐に到着
確か…この標識のこっちをさして文字が見えない部分に馬頭刈山って書いてあった。
ココから先の尾根歩きは斜度が緩やか〜。
場所によっては平坦。
道標は相変わらず多いので、安心感を持って歩けました。
ほぼ平らな登山道をたらたら歩けば、ほんのチョットの上り階段。
その先に見えた風景は…。
わお!富士山!
大岳鍾乳洞コースは沢と樹林帯に囲まれてて、展望は…なかったの。
ので、ここで見れた富士山の姿は嬉しかったな〜!
で…ココは、休憩スポットでもあるようで…ベンチが…。
うわぁ…ベンチに座りたい…。
でも、ここで座ったら…座り込んじゃう。
地図を見れば大岳山山頂までチョットの距離…ここは休まず進もう!
その後も緩やかな上り道が続き…。
進行方向に祠が見えたら…。
御前山と大岳山の分岐点に到着だ。
大岳山山頂へ
さて、分岐点。
大岳山は道標が示すように、向かって右手だ。
地図でも再確認して、大岳山方面へ向かって歩き出…
9時15分御前山との分岐点
したらよ。
登山口からちらほら見かけていた男性が、コチラへ来て
「山頂はコッチ方面でいいんですか?」
ですって。
大岳山、御前山、鋸山…といろいろな山頂があるココのエリア。
大岳山なら、おそらくこの道を進めば着くと思います。
ただ、保証はできないです。
地図で確認された方がいいですよ
って答えたよ。
こういうの聞かれると困るわ〜。
万が一ルートが違ったら…私のせいになっちゃうかも?って思うの。
こんな時…どう答えるのがベストかしら?
会話後、彼は道を先に進んでいった。私もその後をトロトロ登る。
この分岐点からの登りが再び急勾配。
下りには使いたくない感じ。
でも、ココを登りきれば…いよいよ…山頂よ。
ほら、道標もそう言ってる!
大岳山山頂付近は大きめの岩がドン・ドン・ドーンと転がっているので、登るには足を大きくあげねばならないのが
もうチョット、もうチョットとつぶやきならが登り続けると…。
ほ〜ら着いたよ!
9時49分大岳山山頂に到着
大滝鍾乳洞登山口から
約2時間10分で大岳山山頂に着きました。
今回の登山で人生2度めの大岳山山頂は…
そして山頂にはたくさんの人も居る〜!
密!
…実は…今回の登山…
大岳鍾乳洞から登山を開始して、大岳山、そして他ルートで下ってくる周回登山の予定でした。
でも、時間はまだ9時49分。
こんな早い時間に登山を終わらすなんて、もったいなーい。
そこで予定変更!御岳山、そして日の出山まで足を伸ばすことにしました。
でも、登山途中で登山計画変更は…ダメよね…。
そんな時、私はどうしたかというと…次回「日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山(3)大岳山」で描きます。