日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山(2)大岳鍾乳洞コース

日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山大岳鍾乳洞コースタイトル

今回歩くコースは緑と水に恵まれた登山道です。前に大岳山を目指した時は御岳山からのメインルートで訪れたのでルート上で不安に感じるコトはあまりなかったのですが、同じ山でもルートを変えれば登山道の雰囲気もガラッとかわるのが山の楽しいところですね。


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目次

大岳鍾乳洞コースへ入る

大岳鍾乳洞コースイラストマップ1

さてさて、今回歩いたコースは上の地図の黒太線部分です。
高低差はというと…

日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山高低差イラスト

こんな感じ
私が夏になると、喜んで登りに行く北アルプスの山々が標高3000m近いので、グラフのメーターを3500mに合わせて枠を作ったおかげで…上がスカスカ…。
でも、これで、今回歩く山が低山ってことはわかるよね〜。

7時41分大岳鍾乳洞コースに入る

大岳鍾乳洞コースから登山を開始

さあ、いよいよ登山開始。
大岳山方面がなぜか書いていないけど、道標が心強い〜!
まず、最初の一歩が橋を渡ることから始まるよ。

まず橋を渡る

そう、今回通る登山コースは沢沿いコース。
山レポの記事を書くに時に、歩いたコース地図をその都度書き起こしているんだけど…。
登山地図をコピペすりゃー楽じゃん…なんて言わないで!
はじめに登山道を描き、続いて山頂、そして川を描いていくと…山からの水が里に流れ込んでいるのね〜ってわかる。
そして、山の恵を得て里の暮らしって成り立っているんだな〜。

なるほど…山岳信仰も生まれるわけだ…

笑う登山者のイラスト
って納得する。

沢沿いの大岳鍾乳洞コース

橋を渡ると苔の道。
そして橋。

橋が多い大岳鍾乳洞コース

大雨の降った日は荒れそうな登山道だな〜って思いながら歩くと…前方に人。

大岳鍾乳洞コースを登る

…実は今回の登山、この方以外に登りの方とは合わなかったの。
大岳山は有名だけど、このコースは人が少ない。

しばし歩くと標識が…

大滝への道標

大滝って書いてある。
本来の登山道から、ほんのチョットだけ外れた場所に大滝という滝がある。
大滝…前を歩いていた人が、大滝方面へ歩いていった。

7時49分大滝通過

大滝を見る
z
私は…大滝方面への寄り道はせずに、登山道に沿って大岳山方面をめざすことにした。

だって〜大滝の前で他人と並んで立つの恥ずかしい。

苦笑いの登山者のイラスト
でも、登山道からも滝が見えたよ。
大滝!
………そんなにデカかったかな?

沢と緑の中歩く

大岳鍾乳洞コースイラストマップ2

その後も続く登り道ですが…その時の心といえば、久々の登山道、楽しい〜!
ずっとずっと家に籠もっていて、買い物とジョギング以外では全然外出しなかった日々だったので、土の匂い、緑と光のコラボ。すべてが愛おしい〜!

大岳鍾乳洞コースを登る1

ウキウキと浮かれつつ進んだ先に現れた木道は
下り坂。

滑りそうな木道

上部写真の注意書きに書いてあるとおり、雨の日はめっちゃ滑りそう。
単独で誰にも見られていないことをいいことに、へっぴり腰&めっちゃガニ股でこの下り木道を降りきると…。

また橋だ。

沢沿いの道

登山者がそれほど多いとは思えないこのコースですが、道標に橋と整備されている登山だわ〜。

大岳鍾乳洞コースを登る2

こういうの奥多摩市から経費出ているの?
登山道整備募金箱とかあったら、お金入れちゃうのに。

橋の先に橋

写真を見てもらえればおわかりの通り、大岳鍾乳洞コースは水と緑が豊富な道でしょ。

橋から見る沢

今はすっかり死語となった、「マイナスイオン」を身体・脳・目で思う存分味わいながら登ります。

大岳鍾乳洞コースを登る3

途中で大滝手前で見た男性に追い抜かれたので、一人もくもく登ります。

大岳鍾乳洞コースを登る4

道標があるので、道迷い等の不安はないけど…久々の登山。岩がゴツゴツした道はルートを見定める心眼が目覚めておらず

どころどう登りましょう?

なにかに気がつく登山者のイラスト
とちょっと考えてから登る。

道標が多い大岳鍾乳洞コース

この時の時間は朝8時半前だったけど、数名の下りの人すれ違う。

大岳鍾乳洞コースを登る5

近所に住む方が車でピャーッと来て、サクッと登って、スラッと降りてくる…そんな気軽な登山ができるのかな?
いいね〜

大岳鍾乳洞コースを登る6

ココらへんからだんだん道が辛くなってきました。

大岳鍾乳洞コースを登る7

そうなのー斜度が急になってきたのー。
斜度がキツイお陰で登山道は斜面をジグザグと登るつづら折りになりました。

急な上り

足を大きく上げて登る段差や…石の階段…。

石の急な上り

更に、階段で一気に標高を稼いでいく…。

急な階段

この階段を数えながら登ったメモがスマホに残っていたのですが…
56段だったようだ。

で、ココを登りきった先も
登り。

大岳鍾乳洞コースを登る6

ひたすら登っていると、視野に見える道の切れ目を見て…

あれが尾根じゃない?

汗をかく登山者のイラスト
って思いたくなる。
下の写真、今見ればまだまだ上り道なんだけど、この時はココを登りきったら…

大岳鍾乳洞コースを登る7

馬頭刈尾根かな
って思っちゃってた。だって、茶色い道標も見えていたしー。
で、着いてみたら…
ただの標識でやんの。

尾根に出た

でも、まあ、尾根っぽいとこに出たのは確か。

馬頭刈尾根

大岳鍾乳洞コースイラストマップ3

その後も、どんどん登っていく。
先程私を追い抜いていった男性も疲れてきたのか?目の届く範囲にチラチラと見える。

尾根を登る1

ぐいぐいぐいっと登っていった先に階段。

尾根を登る2

大滝鍾乳洞コースは、馬頭刈山から発生する馬頭刈尾根と合流し、大岳山への道へつながる…
んですよね?
ええ、過去に一度登ったころあるんですよ、馬頭刈山…。
あの頃は登山に興味がないのに、登山へ行って…

山頂なのに展望がない!

喜ぶ登山者のイラスト
ってがっくりしたのよ。
今は、そうは思わないから、怒らないでね。
その時の登山で歩いたかどうかは覚えていないけど、ああ馬頭刈尾根に早く乗りたい!

尾根を登る3

ああああ!標識が見えたー

8時55分白倉分岐に到着

馬頭刈尾根と合流

確か…この標識のこっちをさして文字が見えない部分に馬頭刈山って書いてあった。

馬頭刈尾根を登る1

ココから先の尾根歩きは斜度が緩やか〜。
場所によっては平坦。

馬頭刈尾根を登る2

道標は相変わらず多いので、安心感を持って歩けました。

馬頭刈尾根を登る3

ほぼ平らな登山道をたらたら歩けば、ほんのチョットの上り階段。
その先に見えた風景は…。

馬頭刈尾根を登る4

わお!富士山!

富士山が見えた

大岳鍾乳洞コースは沢と樹林帯に囲まれてて、展望は…なかったの。
ので、ここで見れた富士山の姿は嬉しかったな〜!
で…ココは、休憩スポットでもあるようで…ベンチが…。

ベンチが設置されている

うわぁ…ベンチに座りたい…。
でも、ここで座ったら…座り込んじゃう。
地図を見れば大岳山山頂までチョットの距離…ここは休まず進もう!

ひたすら登る

その後も緩やかな上り道が続き…。

樹林帯を歩く

進行方向に祠が見えたら…。

祠が見える

御前山と大岳山の分岐点に到着だ。

大岳山山頂へ

大岳鍾乳洞コースイラストマップ4

さて、分岐点。
大岳山は道標が示すように、向かって右手だ。
地図でも再確認して、大岳山方面へ向かって歩き出…

9時15分御前山との分岐点

大岳山方向へ進む1

したらよ。
登山口からちらほら見かけていた男性が、コチラへ来て

「山頂はコッチ方面でいいんですか?」

ですって。

山頂…山頂は…ドコの山頂?

なにかに気がつく登山者のイラスト
大岳山、御前山、鋸山…といろいろな山頂があるココのエリア。
大岳山なら、おそらくこの道を進めば着くと思います。
ただ、保証はできないです。
地図で確認された方がいいですよ

って答えたよ。

大岳山方向へ進む2

こういうの聞かれると困るわ〜。
万が一ルートが違ったら…私のせいになっちゃうかも?って思うの。
こんな時…どう答えるのがベストかしら?

会話後、彼は道を先に進んでいった。私もその後をトロトロ登る。

大岳山方向最後の登り

この分岐点からの登りが再び急勾配。
下りには使いたくない感じ。

大岳山方向最後の登り2

でも、ココを登りきれば…いよいよ…山頂よ。
ほら、道標もそう言ってる!

大岳山への標識

大岳山山頂付近は大きめの岩がドン・ドン・ドーンと転がっているので、登るには足を大きくあげねばならないのが

短足にはなかなか辛い

辛い顔をしている登山者のイラスト

山頂手前の登り

もうチョット、もうチョットとつぶやきならが登り続けると…。

山頂が見えてきた

ほ〜ら着いたよ!

9時49分大岳山山頂に到着

大岳山山頂に到着

大滝鍾乳洞登山口から
約2時間10分で大岳山山頂に着きました。
今回の登山で人生2度めの大岳山山頂は…

富士山も奥多摩の山とたくさんの山が見える〜!

笑顔の登山者のイラスト
そして山頂にはたくさんの人も居る〜!
密!

…実は…今回の登山…
大岳鍾乳洞から登山を開始して、大岳山、そして他ルートで下ってくる周回登山の予定でした。
でも、時間はまだ9時49分。
こんな早い時間に登山を終わらすなんて、もったいなーい。

そこで予定変更!御岳山、そして日の出山まで足を伸ばすことにしました。
でも、登山途中で登山計画変更は…ダメよね…。
そんな時、私はどうしたかというと…次回「日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山(3)大岳山」で描きます。

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