槍平小屋にテントデポで槍ヶ岳周回登山(2)右俣林道

槍平小屋にテントデポで槍ヶ岳周回登山(2)右俣林道タイトル画面

今回の山レポは淡々と歩き続けた思い出。登山としての盛り上がりはないし、過去にも何度か書いたルートなので割愛しても良かったんだけど…いやいや!新穂高温泉から北アルプスへの登山の中で精神的に辛いゾーンは山レポとして書いておかないと!と思い…つまんない内容だけど、書いたよ。


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前回の記事は…

目次

右俣林道を歩いて白出沢まで

新穂高温泉からしら白出沢までのイラストマップ

さて、右俣林道から登山を開始しましょう。
下の写真、ゲートで道が封鎖されているように見えますが

右俣林道のゲートの写真と登山者のイラスト

これは車の侵入を防ぐものであって、人間はゲートの脇から侵入してOK!
そのコトを知らなかった登山者初心者時代は…

柵があるけど通っていいの〜?

驚く登山者のイラスト


って悩んだものよ。

右俣林道を歩く写真と登山者のイラスト

右俣林道に入ると約2時間はひたすらの林道歩きになります。
この単調な道は深夜バスであまり眠れなかった睡眠不足の身体に眠りの魔法をかけてくるのでメンタル的に辛い。
こうして歩いていると進行方向右手に新穂高平近道と書いてある石の標識とピンクリボン

穂高平近道標識の写真と登山者のイラスト

近道♥

笑っている登山者のイラスト


なんて魅力的なお言葉でしょうか…。
長い長い林道を歩いている時に近道って聞くと進みたくなるのが人ってもんじゃない?
でも気をつけて!
この穂高平近道ルートは一般登山道ではない波線ルート
ヤマケイオンラインではルートすら書かれていないのよ。
登山初心者やこのルートを歩くことに不安を感じるよう人は止めておいた方がいい。

穂高平近道の岩場の写真と登山者のイラスト

この標識から近道を登っていくと、道は急斜面かつゴツゴツした岩が転がる道になっていく。
その2つに気を取られていると、向かって左手にある登山道に気が付かず登りすぎてしまい…

え〜?私はドコへ進んでいけばいいの?

キョロキョロする登山者のイラスト

って事態に遭遇することも!
………ええ、私がそうだったよ。

穂高平近道のルートの写真と登山者のイラスト

このルート、歩くのは2度目だったんだけど…1度目は何の問題もなく歩いたのに、2度目の今回は左手にある道が見つからなくって…5分ほど悩んだ。
同じ山、同じルートなのに…道に悩むことになるとは…。

山こわぃ…素直に林道を歩けばよかった

悩む登山者のイラスト

と、しきりに後悔しながらも正規のルートを見つけ歩き、進み…

穂高平小屋の写真と登山者のイラスト

穂高平小屋前に出た。
穂高平近道…登りの道の大変さ道を間違えたときのリスクを考えると、ここを歩かずに素直に林道を歩いた方が精神力&体力を温存出来た気がする。

穂高平小屋の写真と登山者のイラスト

ここらで遭遇した若者集団が「トイレがして〜!」と言いながら穂高平小屋へ立ち寄っていた。
ああ、途中で彼らに抜かれるんだろうな…。
そう思いながら足を進める。

右俣林道をひたすら歩く写真と登山者のイラスト

穂高平小屋を通過した先も林道が続いていく。淡々と歩く。ひたすら淡々と…。
すると出てきた奥穂高岳登山口。ココを登っていくルートは白出沢ルートと呼ばれている。

白出沢ルートへの登山口の写真と登山者のイラスト

私は歩いたコトがないのだが、ネットでの感想を見ると
岩が多いので落石注意。
ヘルメット必須。
ルートが不明瞭な場所がある。

と、書いてある。

そんな難易度の高いルート…単独オバサン無理。

弱気な登山者のイラスト


年をとると共に歩けない登山ルートも増えてきたよな〜っとしみじみ感じつつ、林道を歩いていると白い岩が転がる河原っぽい場所に出た。

右俣林道の終わり地点の写真と登山者のイラスト

新穂高温泉から2時間歩いて着いた、だだっ広い場所が白出沢

白出沢を見る写真と登山者のイラスト

林道はここで終わりになります。
ココから先は山道の始まりなので、服の脱ぎ着や食料補給などは白出沢で済ませておきます。

白出沢から見上げた奥穂高岳の写真と登山者のイラスト

ザックを背負い直し、空をみれば稜線がキレイに見えて…とっても素敵!
だけど…とっても遠いなぁ…

明日の朝はあの稜線上に乗っかれているかな?私。

考える登山者のイラスト

白出沢から滝谷出合へ

白出沢から滝谷出合までのイラストマップ

白出沢を通過すると、道は山道になる。
ただし高低差はあまりなく、ほぼ平らな道を黙々と歩いて行く。

白出沢を通過した先の山道の写真と登山者のイラスト

ですが、木の根っこや岩が転がる道なのでつまづかないよう気をつけよっと。

山道を歩く写真と登山者のイラスト

そんな登山道を1時間近く歩いた先に現れたチビ沢

チビ沢の写真と登山者のイラスト

休んでいる人が多いと自分も休みたい気分になるが、白出沢で休憩をとったので我慢がまん。

チビ沢から見上げた空の写真と登山者のイラスト

ここから見上げる空の青さ…最高じゃない?明日は稜線上を歩く予定なので、明日もこのくらい晴れているといいな〜。
しそして私は空に別れを告げ、また樹林帯に入る。

再び樹林帯に入る写真と登山者のイラスト

今わたしは奥穂高の足元にいるのに周囲は木々に囲まれているので、奥穂高岳の姿が見えないというワジワジした感情を抱えつつ歩く。

するとね、何か標識が出てきた。
迂回路
って書いてある。
あれ〜数年前歩いた時はこんな標識なかったよ。

迂回路の看板写真と登山者のイラスト

数年前歩いた道が今は歩けなくなっているのか?
山は変わらず…って聞いたりもするけど、山だっていつでも同じってわけじゃないよな。
倒木や道の崩壊で登山道も地味に変わっていってる。

迂回路を進む写真と登山者のイラスト

迂回路左手には川が流れている場所もあった。
外国人が川でパシャパシャしてはしゃいでた。

だんだんとテント泊装備の入ったザックの重みで肩が痛くなってきた。
新穂高温泉からココまでで3時間ぐらい経過している。
私はテント泊ザックは極力で重みを受けるようにしているんだけど、登ったり下ったりしている内に腰への加重がズレて肩へ重みがのしかかっているコトが多い。
ザックの背負い方、もうチョット考えないと。

登山道を登っていく写真と登山者のイラスト

そして…歩き続けると…上方向に建物が見えた。

あの建物は…滝谷避難小屋

ビビる登山者のイラスト


何度この前の道を歩いても一度も立ち寄ったことのない避難小屋です…。

滝谷避難小屋の写真と登山者のイラスト

この避難小屋のある場所が滝谷出合

滝谷出合に着いた写真と登山者のイラスト

ココまでくれば、今日中に槍平小屋までたどり着けるハズ。

滝谷出合から槍平小屋まで

滝谷出合から槍平小屋までのイラストマップ

滝谷出合には川と橋を定点観測をするカメラが設置されている。

滝谷出合の定点カメラの写真と登山者のイラスト

滝谷は大雨が降ったり・降った後は、渡れないことが多い。その状況を常時撮ってくれているありがたいカメラなのだ。
また、そんな状況の時は槍平小屋からTwitterやホームページで渡れませんって注意喚起されているので渡るのは止めておきましょう。
増水時、橋が流されているのに無理して渡ろうとして怪我をする人も居るらしい。

滝谷出合の橋を渡る写真と登山者のイラスト

滝谷出合からはジャンダルムの特徴的なシルエットが見えるよ。

滝谷出合から見上げたジャンダルムの写真と登山者のイラスト

滝谷出合はだだっ広いので、この先に続く登山道方面をピンクリボンに導かれながら進んでいく。

滝谷出合を渡る写真と登山者のイラスト

滝谷出合を通過した先は再び樹林帯。

滝谷出合を通過した写真と登山者のイラスト

そして登山道スグ近くにある岩壁には藤木レリーフがつけられている。

藤木レリーフの写真と登山者のイラスト

あんまり考えないで写真を撮ったけど…藤木さんって…誰?

藤木 九三(ふじき くぞう、1887年(明治20年)9月30日 – 1970年(昭和45年)12月11日)は、日本の登山家であり、ロック・クライミング・クラブの創設者である。

wikipedia-藤木九三より

滝谷出合から先の道は登りが始まる。

槍平小屋へ向かって登っていく写真と登山者のイラスト5

3時間ほど歩いてきた疲れも出始めてて…どんどん歩みが遅くなり

槍平小屋へ向かって登っていく写真と登山者のイラスト4

どんどん人に抜かれていくようになる。

岩に描かれたシンホへの道標の写真と登山者のイラスト

みんな足取り軽く…にこやかに登っていく。

今日中に槍ヶ岳まで行っちゃうんだろうな…もう、私には無理だ

不安な顔の登山者のイラスト

って思いながら道をどんどん譲る。

槍平小屋へ向かって登っていく写真と登山者のイラスト2

進行方向に、またも現れた岩ゴロゴロゾーン

河原を通過する写真と登山者のイラスト

石につけられた→マークを頼りに進んでいきます。

槍平小屋へ向かって登っていく写真と登山者のイラスト1

そして…また…樹林帯。

槍平小屋へ向かって登っていく写真と登山者のイラスト

過去の朧げな記憶によると…そろそろ槍平小屋の近くに気がするんだけども、歩いても歩いても…

木のはしごを登る写真と登山者のイラスト

なかなか槍平小屋に着かない。
意を決してヤマップの地図で確認すれば…槍平小屋はもうチョット先だった。

思い出は近いが、現実は遠いぜ槍平小屋。

疲れ果てた登山者のイラスト

ちょっと座って休みたい気持ち槍平小屋に着いてテントを設営してからとことん休みたい
2つの欲望の間で揺れる気持ちを抱えつつ結局歩く

木道を歩く写真と登山者のイラスト

小屋に近づくにつれ道はどんどん整備され、木の階段や木道が現れてきたよ。
もう確実に槍平小屋の近くに間違いない!

木道と小川の写真と登山者のイラスト

この時の時間は午前11時40分…頑張れば今日中に槍ヶ岳山荘まで行けちゃうかも。
でも槍ヶ岳山荘のテント場に着く頃にはテント場はいっぱいで張れず…殺生ヒュッテに張ることになるのは間違いない!
だから…無理して登らず…初志貫徹で槍平小屋に泊まるんだ!
過去に槍ヶ岳山荘のテント場泊まったし、殺生ヒュッテのテント場も泊まったじゃん。

だから今回は初めての槍平小屋に泊まるコトに意義がある

泣く登山者のイラスト


って自分に言い聞かせながら歩いたよ。
槍平小屋近くになると、ポカっと開けた場所に出る。あら〜ステキな場所!

槍平小屋と青空の写真と登山者のイラスト

上の写真、右真ん中あたりに茶色い建物見えるでしょう。あれが槍平小屋
新穂高温泉からテント泊装備でゆ〜っくり歩いて4時間チョイで槍平小屋に着きました。
あ、そうそう時間は11時46分ね。まだ午前中よ。

槍平小屋に着いた写真と登山者のイラスト

さーて、この後は槍平小屋で受付して、テントを張ってのんびりとした時間を過ごすんだ。
次回「槍平小屋にテントデポで槍ヶ岳周回登山(3)」に続きます。



今回の山レポは山を登っていない、淡々とした樹林帯歩きだが…北アルプス中心部に向かうには、このような試練を乗り越えて行かねばならないのだ。
しかも帰りもな…

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