今回の山レポは北アルプステント泊!…いつもの北アルプステント泊はテントを背負って縦走をするのですが、今回はテントを「デポ」して、周回登山を楽しんできました。
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テントを背負うのが辛いのだ
今回のレポは体力不足をヒシヒシ感じてしまった2022年10月の話。
この年にテントを背負って訪れた山は雲取山、上高地〜蝶ヶ岳〜大天井岳〜中房温泉、唐松岳〜白馬鑓温泉…。
どの山も素晴らしかったけど…
ザックが重たかった
それでも、2022年のテント泊…最後にもう一度行きたい…。
そう思いつつ、友人のヤマップを見ていたら
「槍平小屋にテントをデポして槍ヶ岳をメインに周回登山」
あら…これ、いいかも!
新穂高温泉から槍平小屋までのコースタイムは4時間半ほど、槍平小屋にテントを設営してしまえば、後は日帰り装備の身軽な装備で南岳新道を登り、まだ歩いたことのなかった南岳、中岳、大喰岳を経て槍ヶ岳へ行けちゃうじゃないの!
特に、過去にも歩いたことのある南岳新道は記憶の中では美しいルートとして刻まれていたので…
晴れの日にもう一度歩きたかった!
そんなわけで、人の山行真似っ子登山をしてきました。
今回の登山ルートは下の図の赤線ルートになります。
1日目は新穂高温泉から右俣林道を経て槍平小屋まで。
2日目はテントをデポしたまま、南岳新道を登り、南岳〜中岳〜大喰岳を経て槍ヶ岳、そして槍平小屋へ帰還。
3日目は槍平小屋から新穂高温泉へ下山。
の2泊3日のまったりテント泊となりました。
今回の東京→新穂高温泉まで交通方法は…公共機関・単独登山のハイカーの私の心強い味方の
毎日アルペン号
毎日アルペン号は毎日新聞旅行が運行している登山口まで直行してくれる登山バス。
今回利用した新穂高温泉行き以外にも室堂・折立・八ヶ岳エリアなど色々な場所へ登山バスを運行しています。
東京エリア発新穂高温泉は夜行便、私も今回の登山の前夜にバスに乗り…一晩かけて新穂高温泉へ着きました。
新穂高温泉
毎日アルペン号の深夜バスの寝心地は…えっとノーコメント。ただ…
寝ているのか?寝ていないのか?
よくわからないままの夜を過ごし、寝不足なことは確かなことです。
朝、6時半ぐらいに毎日アルペン号新穂高温泉行きは新穂高温泉に到着。
今回のバスは上高地経由でたどり着いたので、新穂高温泉に着いた時間はちょっと遅め…?
深夜バスで登山口へ着くなら5時台には着いて欲しい気も…する。
到着場所は下記の地図。
新穂高ロープウェイの真ん前になりますね。
停留所から空を見上げれば、山の稜線と青い空に心ワクワク!
天気が良かったので、山の稜線もハッキリ見えるおかげで今いる場所から近そうに見える〜!
でも私は知っている。
あの稜線に経つには8時間ぐらい歩かないと着かないんだ
これから先…延々と延々と歩く。コトを考えて出発準備をユックリ始める。
まずは腹ごしらえだ。
ここにご披露するのは、見ての通りのチープ装備。
写真に写っている青い手袋なんて、100円ショップの手袋!
いや、ちゃんとした手袋も買ったりしているんだけど…何故か登山前に家の中で行方不明。
登山から帰ってくると、アレレ?こんな場所にあったじゃん!ってスグに見つかるのに、登山前には身を隠すのよ手袋。
あとさ、高い手袋は登山中に無くすコトが多いんだけど安物の手袋って無くさないのよね。何でかしら?
ご飯をユックリ食べ終わった頃には…毎日アルペン号で一緒だった登山者たちは誰も居なくなっていた。
みんな準備が早いなぁ。
登山開始前にバス停周りを見ていると、そこに設置されているイラストマップを見ている方々が…。
普段イラストマップなんてアテにしないのに、人が見ていると
自分も見たくなる〜
この心理って…なんなんでしょうね?
さてさて…そろそろ登山口へ行きましょう。
槍平小屋は右俣林道経由で向う。
その名の通り?新穂高ロープウェイの右側の舗装路から登っていくのだ。
この道を登っていくと、駐車場があるのだが…ココは我々登山者が停める事は許されない駐車場。
この駐車場を左手に右手の舗装路を進んでいけば、右俣林道かが始まります。
時間は朝7時10分、今日の目的地の槍平小屋まではヤマケイオンラインによると4時間半。
どんなにユックリ歩いたって午前中には槍平小屋に到着し、午後はテントで爆睡できるぞ!
さっさと槍平小屋に着いて、テントを設営し、横になって眠りたーい!
…登山開始前から横になって寝ることを考えている登山者です。
それだけ今回の深夜バスは眠れなかったってことよ
なんだかね、眠りの浅いお年頃のせいか?年々深夜バスでは眠れなくなっているの。
そろそろ深夜バスも卒業の時代かしら?
では!槍平小屋での横になっての眠りを求め、右俣林道を進んでいきます!
次回「槍平小屋にテントデポで槍ヶ岳周回登山(2)」に続きます。