鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走(07)三ヶ岳編

鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走三ヶ岳編タイトル

ようやく裏銀座の稜線に乗りました。地図で見ると長い区間の烏帽子小屋から野口五郎小屋…。
1日でそんなに長い距離歩けるのかしら…?と不安になるぐらい。でも、歩けちゃうんです。それも…楽しくね!

前回の記事は…

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目次

裏銀座、烏帽子小屋から三ッ岳辺りの稜線

烏帽子子屋から野口五郎小屋までのイラストマップ1

上の地図を見てもらうとお分かりのとおり、烏帽子小屋から野口五郎小屋までってかなり長いです!
今回の登山計画を立てる時に

こんな長い距離+水晶、そして雲ノ平まで歩けるの?私…

って不安に思ったんですけれど……
烏帽子小屋〜野口五郎岳間は高低差があまりない登山道なるので歩けるんですよね〜。

では、行ってみよう!

野口五郎岳へ向かって進む

朝焼けタイムも終わり、周りはすっかり青い空。
その下に続いて行く稜線。

美しい稜線が広がる裏銀座1

烏帽子小屋から野口五郎岳まで登ったり、下ったりを繰り返して進むのですが、あまり高低差がないので体力を激しく消耗するコトはないかと…。

美しい稜線が広がる裏銀座2

道もわかりやすいので、天気が良ければ楽しく歩けること間違いなし!のルートですね。

天気が悪けりゃ最悪だけど


遮るものが一切ないルートは雷・強風・雨…全てを全身で受け止める事になるので、悪天時には相当過酷な状況に変わる道ですね。

美しい稜線が広がる裏銀座3

場所によっては道が細く、すれ違いにはどちらかが止まって道を譲り合う場所もあります。
2021年は登山道での「コンニチワ」を控えましょう的ススメも聞きましたが…道を譲ってくれた方にはそっぽを向きつつも、ありがとうございますは言いたいわ。

ああ、記事を書くために写真を見返していて思う…

美しい稜線が広がる裏銀座4

だだっ広い稜線…最高!

山の上をテクテク歩いているわ〜!私!

笑顔の登山者のイラスト

漫画などで山をテクテク歩く表現がありますよね?正にそんな感じで歩けています。

道標が心強い

そうそう、道標もアッチコッチに設置されてます。
迷う道ではありませんが、道標が設置されていると心強い!

ところで登山地図上にある次のポイントの…三ヶ岳ってドコ?

遠くに見える人々

Google Mapsで見ると…

烏帽子小屋からそんなに離れて居ない場所でしょ?
だからそろそろあるハズなんだけど…

ドコかしら?って思いながら進むと、3方向を示す道標が…

三方向に分かれる分岐

今歩いてきた烏帽子小屋、これから向かう野口五郎岳はわかる。だが、お花畑コースってなんだ?
……お花畑コースって言うのは…山頂を巻いて歩く場所にあるらしいですね。
私は道標とおりの野口五郎岳方面を目指しました。

三ッ岳のピークはどこだろう

さっきまでの穏やかな道にがゴツゴツ生え始めた。

岩がゴツゴツしてきた

その分、登りの一歩一歩の足の上げ下げ幅がでかくなってきて…疲れる…。
で、疲れたら、一度足を止めて周りを見よう。
まあ、なんてキレイな雲海でしょうか!

雲海を見下ろす

赤牛岳方面を見ると、かっこいい感じに道標が立ってるわ。
ここに道標を立てた人、狙ってるね〜!

赤牛岳と道標

その後も絶景稜線歩きは続く!

気持ちの良い稜線1

登山二日目は烏帽子小屋から野口五郎岳、水晶小屋を経て雲ノ平キャンプ場まで歩いたんですが…ココの稜線を歩いている時が一番元気でした。

気持ちの良い稜線2

今回の記事も…歩きやすい登山道、見ていて代わり映えのない稜線なので…盛り上がりはなく…読んでもらっていてつまらないかも…申し訳ない。

下りは気をつけて

でも…イイことしか書けないんですもの。仕方がない。
でも…どの写真もアップしたいんだもの…仕方がないよ!

ピークと槍ヶ岳

槍ヶ岳も見えるね!

まるで恐竜の背のような稜線はまだまだ続く。
朝5時に烏帽子小屋から出発して、只今の時刻7時…。
その3時間程…その間ずっと稜線よ。
最高じゃない?

気持ちの良い稜線5

登山が好きな方にとっては、美味しいゾーンが延々と続くボーナスステージ。
そのうち個性的な岩も出てきた。

個性的な岩

まるで南アルプス・鳳凰三山のオベリスクのミニチュア版みたいね!

この岩ゾーンにも可愛く道標が

岩と道標

フフ。裏銀座…楽しい〜!

裏銀座三ッ岳から野口五郎小屋手前の稜線

烏帽子子屋から野口五郎小屋までのイラストマップ2

さて…三ヶ岳はドコだったのだろう?

野口五郎岳へ向かって進む

結局わからないまま進む。

空が広い

この登山を計画した時は、我が人生最初で最後の裏銀座縦走かと思っていたけれど…今回の記事を描いていると…また歩きたくなってきたわ…!

道も広い

私の死後の世界はこんな場所で漂っていたい〜!
進行方向の右手には赤牛岳

赤牛岳を見る

水晶岳などを見ながら歩ける。
過去に、このルートを歩いたのですが…

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赤牛岳から水晶も…良かったな〜!!!
読売新道をまた歩ける体力は…もう無いと思うよ…私。

水晶岳を見る

風景に夢中になって歩くと、時々道を誤りそうになる。

ペンキマークを頼りに進む

そういう道にはペンキマークがつけられているから、ちゃんと見極めて歩こう。

眼の前に道が広がる

こうして空を見上げ、道の広がりを見上げ…幸せを噛み締めながら進む。

絶景の裏銀座ルート

遮るものが何一つ無いので、今回の登山でも日焼けましたね〜。

まだまだ稜線は続く

でも、この登山でシミ・しわができても、後悔は…しないわよ!

野口五郎小屋までのカウントダウン

烏帽子子屋から野口五郎小屋までのイラストマップ3

ふと、岩を見上げると…小屋までのカウントダウンが書いてある。

野口五郎小屋までのカウントダウン500m

500mか〜…街でのジョギングなら4分もかからない距離だけど、ココは山!
どれだけの時間がかかるかしら?

野口五郎小屋までの登り

標高が高い、登りは…歩みが遅いものなのよ。

野口五郎小屋までのカウントダウン400m

100mを移動するのが長い!

野口五郎小屋までのカウントダウン300m

進行方向に気がつけば湧き出てきた雲にドキドキ。
お、お願いだから!

野口五郎岳山頂でガスにまみれてNo視界だけは勘弁〜!

悩む登山者のイラスト

そう願いながら進む。

野口五郎小屋までのカウントダウン200m

200mを切ったあたりで、野口五郎岳がドーンと…見えてない。
雲邪魔!

広大な景色が広がる

先行きは…見えてないけど、この先も広大な道が続くってわかるよね。

野口五郎小屋までのカウントダウン100m

すると…やっと…やっと見えたよ!野口五郎小屋!

野口五郎小屋が見えた

そのまま野口五郎岳へ行っちゃおうかとも思ったけれど…
今日の山行はまだまだ長い。
野口五郎小屋でトイレ休憩しましょう!

8時9分野口五郎岳へ到着

野口五郎小屋に着いた

烏帽子小屋を出発して3時間で野口五郎小屋に着いた。
烏帽子小屋に書いてあったコースタイムだと…野口五郎岳まで3時間だったので…
標準コースタイムから遅れている…。
……ま、まあ仕方ない!

だって私〜テント泊だし!オバサンだし!

汗をかく登山者のイラスト

行動予定時間には余裕持ってるから全然オッケー!
……ホント、昔はテント泊でもコースタイムより早く歩けていたのに…いつの間にこんなに体力が落ちきったのか…。
って、凹んでても仕方ない!
野口五郎小屋ででしっかり休憩をとって、この後まだまだ続く登山への気力・体力を回復しよう。

次回「鈍足・単独・テント泊が歩く裏銀座縦走(08)」に続きます。
https://kakutama.com/uraginza08

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