単独で塔ノ岳・鍋割山・栗ノ木洞を周回登山（１）

何度目の塔ノ岳でしょうか？今回のレポは書かなくてもいいかな〜？写真だけ数枚載せる感じでいいかな？と思っていたんですが…写真を見かえすと…いろいろ思い出しちゃって…書いちゃうんだな山レポを！

　　

だから私は初級者…最初から計画を間違える

平日金曜日の会社を休んでの今回の塔ノ岳登山、実は「ヤビツ峠から二ノ塔、三ノ塔を経由して塔ノ岳山頂…そして大倉バス停へ下山」の予定でした。
小田急線秦野駅からヤビツ峠へ向かうバスは平日だと朝8時25分発。
それに乗るために、現地に向かった。
駅の改札を出ると右手に「ヤビツ峠」と電光掲示板が主張しているのでそちらへノコノコ進む。

ヤビツ峠行きのバス乗り場に着いたが…あれれ？
ヤビツ峠行きのバス停には誰も並んでいない…。
いくら平日だからって…登山者…誰も居なすぎ…。
一応、バスがやってくる30分前だからって…こんなに居ないものかしら？

アレ？

何故そんな大ボケをかましたのか、我ながら謎なんですが…。
1時間半も早く秦野駅に来てしまいました。
このまま1時間半もバスを待つのは…辛い。

仕方がないので急遽！大倉尾根コース、そうバカ尾根コースに変更〜！
急いで電車に乗って、秦野駅のお隣の駅の渋沢駅へ移動。

こうして渋沢駅に着いたのが7時半…。

渋沢駅から登山口のある大倉バス停へのバスは頻繁に出ているので安心。
バス停には登山者も並んでいるので、秦野駅で味わったアウェイ感は全く無い。
こうしてバスに揺られ…

見慣れた大倉バス停、どんぐりハウス前に到着。
ここで登山計画書を書き直して、提出…。

何度も行っているから、家から電車で行けるからって調子に乗ってた。
反省！

大倉バス停からの上り道を10分ほど歩くと大倉尾根登山口に着きます。

そういえば…ここのアイドルの乗馬の服装した人形たちが見当たらなかったのですが…居る？

ユックリ歩こう…登山口から雑事場まで

こうして、ようやく登山開始です。

8時7分大倉尾根登山口

あらあら？なにあの建物？

あんなの前はなかった。
ちょっと近くによってみたけれど…なんなのか不明。

2019年10月中旬に甚大な被害をもたらした台風の影響で登山道は荒れ気味。

折れた木が登山道脇に転がっている。
台風、台風直後は大変だったろう…登山道を整備してくださってる方々ありがとうございます！

ここの山小屋を開いているのを見たことがないんですが…週末は営業しているのかしら？

そのまま登っていくと、分岐点が登場。

ああ、懐かしい…！
初めてひとり登山をしたこのコース！この分岐点でどっちへ行っていいのかすっごく悩んだものよ…。

今となっては、なんの迷いもないが…バスの時刻を間違えた女…ですので、油断せずに行こう。
大観望コースも過去に歩いたコトがあるハズなんですが…

コースを覚えていない…。

と、いうか〜！この看板…。

丹沢の門
初めて見た。

それに…この大観望からの景色…。

初めて見た。

さらに…大倉高原山の家…。

初めて見た。
…
どうやら…私…このコースを歩いたの初めてだったみたい！
いやいや…大倉尾根コースは何度も歩いているから〜なーんて言ってたくせに…
歩いてないじゃん！
恥ずかしい。

大倉高原山の家の側には丹沢一太郎。

なるほど〜！丹沢一なんだ！
初めて歩く大観望コースにワクワクしながら進むと…

このコース唯一のテント場の大倉高原山の家のテント場だ！
その後しばらくあるくと、雑事場前に出た。

8時47分雑事場前に到着

先程の分岐点で大観望コースとは逆方向のコースがココで合流するんですね。
大観望コースの方が周り道なのでチョット時間が取られます。

ずっとずっと登る…雑事場前から花立山荘

さあ！この先のコースは…何度も登ってます！
なので、登山道の説明も端折ります。写真ばかりになります。

このまっすぐに伸びた木が美しい。

見晴茶屋からは街が見下ろせる。

見晴茶屋から大倉尾根は通称：バカ尾根。

そう！登り祭りのはじまり始まり。

実は…私この登山の時…膝が痛かったんです。
一週間ほど痛みが続いていて、ジョギングも休んでいたのですが…どうしても山へ行きたくて決行した登山。
それ故…登りでも痛くて…。

って思って登っていました。

ところがですね…登っている間に…痛みがどんどん引いていったんですよ。
しかもですね…下山後も痛みがないの〜！

あの膝痛…何だったんでしょうね？

見晴茶屋からの登りで疲れた方々が休憩をとる駒止茶屋。
駒は「馬」を指すというから…昔の人はココで馬と一緒に休憩したのかしら？

その後も歩く。

季節は11月中旬。
紅葉を期待してきたのですが…。

2019年の秋〜冬は遅く…ぜんぜん紅葉してないや！

それでも木々に囲まれた道を歩くのは、とてもキレイで楽しい〜！

そうそう…私のひとり登山中の遊びに…自分の影遊びもあります。

ほら！自分の影って
3割細く見えて。
9割若く見えて。
撮るのが楽しいの。

こうして楽しんで登っているうちに…

9時37分堀山の家に到着

ここでも休憩される方が多いですね〜。

その先には崩落場所。
その注意書きの通りa Little 痩せ尾根気味の道。

前はこんな立派な看板はなかったから、崩落が進んでいるのかしら？

ココらへんまで来ると、ちょっと紅葉も…
こうしてひたすら登っていると…なんと…。

丹沢の有名人チャンプに会えた〜！

記念撮影もさせて貰ったよ！
チャンプが経営するカラオケ屋の名刺も貰ったよ！
握手もしてもらったよ！
わーい！

嬉しいな！
山はやっぱり楽しいし！
膝の痛みもなくなったし！
チャンプとお話もできた！

この先には横幅が広い階段がドーン！

この階段も長いのよね〜！
階段を登った先には、このコースでチョットだけワイルドなポイントの

プチ岩場。

そしてその先には私的にバカ尾根最大の難関
花立山荘までの長い長い…長〜〜〜〜い！階段が待ってます！

初めて登った時は…この階段がどこまで続くのかと心弱きになったわ。
でもねえ、ここねぇ…振り返ると…

街が！海が！ぶわー！っと広がってて…それを見ると

と、すっごい元気になる。
その後もひたすら階段。

ちょっと疲れたら振り返って元気注入。

そして階段を続け…。

10時17分花立山荘に到着

花立山荘から富士山が見える！
だが…カメラを構えているうちに雲が邪魔をする〜！

青空を見ながら…花立山荘から塔ノ岳山頂

平日金曜日は花立山荘はお休みだった。

ここまで来れば塔ノ岳までもうチョット！
だが、花立山荘からもまだまだ登り！
この登りを登りきった先もこれまた…好きなの。

木道と山…さらに青い空…なんて素敵！

あのテッペンを目指して頑張るぞー！

平日だけど、人もけっこう居ますね〜。

今回の塔ノ岳登山、「コンニチハ」を交わす人は少なかったけれど…。
みんなドンドン道を譲ってくれるのが、ありがたかったな。

10時32分金冷シに到着

ココから塔ノ岳山頂まで0.6な〜んて書いてあるけど…私は知っている。
ココから先もけっこう辛い。

まずは平らな木道で心が緩んできたトコに

登り！

登り！

登り！

でも、空が青くて…その空に向かって歩いている感が楽しくって…。
まさに登りハイ状態で登っちゃった！

10時47分塔ノ岳山頂に到着

塔ノ岳山頂に着きました！

いや、とっても全然いいと思ってますが…一応…1人テント泊を続ける以上は…このコースを休憩を取らずに登れる体力は維持しておきたの。
なんとなく。

青空が広がる山頂はいいね〜。

山頂は平日とあって人も少なく、富士山もユックリと見れて…いい感じ！
飛ばして歩いた分、今回は塔ノ岳山頂で30分ほど休憩しました。
登っている間はあんなに暑かったのに、山頂で座っているとあっという間に身体が冷え…寒い…やはり防寒具は必須です。

次回「単独で塔ノ岳・鍋割山・栗ノ木洞を周回登山（２）」へ続きます。