登山仲間だと思っていた人から、一緒に行くことを渋られ…頭にきた私は一人登山をした。良くも悪くも負けず嫌いの性格がこの一人登山デビューをさせ、今に至るのだ。
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ひとり登山をしようと思った理由
2011年この頃の私は…打ちのめされていた。
一緒に登山へ行っていた人からはムカつくこと言われ、登山はほどほど位でイイヤ〜の友人からは「私達と一緒に行ってもつまらないでしょう」と突き放され…昔の知り合いで登山にのめり込んだ友人はどんどんスキルを上げていきとてもついて行けなくなり…せっかく登山が楽しくなってきたのに…一緒に登山へ行く人がいないのだ…。
単独登山はリスクが高いのは重々わかっているつもりだけれども、このままでは登山へ行けない。
ムカつく発言をした人の顔色やスケジュールを伺っての登山は心底は楽しめない。
何かが吹っ切れた。
ついでに人間関係も切れちゃいましたが…(^_^;)
って訳でとりあえず日帰り登山を一人でやってみようと決めたのです。
初めての単独登山するにあたって自分の中で決めた条件は
▶ 東京からあまり遠くなく公共機関を利用して行ける
▶ メジャールートで登山者が多い
▶ 登山コースに山小屋がある
これらの条件で探してみたところ…丹沢山地が当てはまりました。
この地域で有名どころと言えば…大山か塔ノ岳になりますよね?大山は数年前にワイワイ登山で登ったから候補から外し、塔ノ岳を登ってみることにしました。
公共機関を使って塔ノ岳に登るには有名ドコロのコースが2つあります。それはヤビツ峠コースと登りばかりでキツイと言われる大倉尾根コース。
ということで私の人生初・単独登山デビューの地は塔ノ岳・大倉尾根コースとなりました。
こんな考えだから一緒に登る人がいないのかもしれません。
コースを覚える
大倉尾根経由で塔ノ岳へひとり登山へ行くと決心したら、まずは徹底的に登山コースの情報を調べました。塔ノ岳は人気の山だけあって、ネットちょっと調べるだけで情報はたくさんヒットしてきます。ネットで検索できる現代、本当に便利ですね。
初めての単独登山なら登った登山コースを降りて戻るピストンが良いとは聞きますが、地図上にある鍋割山の鍋焼きうどんが気になる…。時間が余裕だったら…記念に是非とも食べたい…。その欲望に負けて塔ノ岳と鍋割山を歩く周回コースに。
で、どうやらこの大倉尾根コースは登りは本当に登りしかないらしい…キツそう…。けれども迷う場所もないとのことなので地図を描きながらポイントポイントを書き足していく。
上の地図には書いていませんが、実際の地図にはネットで見た「この道の左手に陶芸の店」「ここから急登」「ここの階段が辛い」「尊仏山荘は使用済みの紙は持ち帰り」とかも書き足してあり、事前のイメージトレーニングもバッチリ頭に仕込んでおきました。
※ちなみに堀山の家を堀北の家と間違えています…。
登山口までの行程
最寄りの駅を始発電車で出発したら新宿駅で小田急線に乗り替え、渋沢駅を目指します。
渋沢駅を降りたら改札から出て右側の出口に進む。渋沢駅から降りた人びとが一斉に向かう方向だから迷うことはないと思います。
駅の階段を降りたすぐ側にあるロータリーに大倉バス停行きのバス停がありました。
また、渋沢駅のロータリーから見える範囲に大手コンビニは見当たらなかったと思います。
07時00分大倉バス停
バスに揺られること少々で大倉バス停に到着。
大倉バス停にはこんな立派なビジターセンターがあります。ここには水洗のキレイなトイレがあって…ホント助かりました。ウフ。
併設する大倉のどんぐりハウス脇で登山口案内や登山届の提出を促しています。
記入用紙もその場に用意されていたので持ってくるのを忘れてもその場で記入できますので、必ず提出したいですね。
私も家で作ってきた登山届けを提出。
朝食を取りながら周りの様子を伺っていると、大倉バス停を出て向かって右側の登り道路の方に登山姿の人が進んで行くのが見えます。
私も準備を整えて…歩き始めました。