奥久慈男体山から袋田の滝縦走(終)袋田の滝編

奥久慈男体山から袋田の滝縦走タイトル画面

夏の暑い縦走路を歩き抜き、あともうちょっとで今回の登山の目的地の袋田の滝。しかし時間は正午となり、気温はどんどん上がっていくのだ。

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目次

月居山から月居山観音堂まで

月居山から月居観音堂までのイラストマップ

月居山まで来れば最後の目的地の袋田の滝までもうチョットだ!
時間は現在、お昼の12時。
ちょうどランチタイムなのだが…私としたことが暑さによる疲労で食欲がない。

月居山山頂で休憩をする

食欲はないし、目的地まであとチョット…って思うと食べなくてもイイや!って思うけど…。

今回は食べておこう

顔色の悪い登山者のイラスト

ここで塩分とカロリーを補給しておかないと、後々後悔しそうな予感がしたのよね。
幸い持っていたのは梅たっぷりおにぎり。
食欲がなくても酸っぱい味はなんとなく食を進めてくれるのがありがたい。

月居山山頂

ご飯を食べて一息ついたら、ゆっくり再稼働。
月居山の標高は404m。

月居山城跡

この山頂にはかって月居城があったとか。
月居山から先は…下り。

月居山から下る1

下って、下って…

月居山から下る2

下った先にあるのは…地図上では寺マーク
って事は、この先に寺があるんだよね?

分岐点へ出た

寺みたいな建造物があるなら周りもきっと舗装路になっているはず。

やっと…山道終わったかしら?

登山者のイラスト

そう思いつつ下っていった先にはアッチコッチへ行ける分岐点だった。

月居山と袋田の滝の分岐点

さすが里山…どこへだって行けるのね。

また、ココから袋田自然研究路と名付けられた散策路ゾーンになったのかな?
ここに合流した後から下の写真のような看板がぽつんポツンと設置されるようになりました。

袋田の滝方面へ進む

道はまだまだ山モード。
もちろん人は居ない。
今回の登山、登山を開始した大円地登山口〜奥久慈男体山間に会った3名以外に誰とも会えてない…。寂し〜。

月居観音堂と袋田の滝方面を示す道標

道標の「袋田の滝」に従って進んでいくと、

月居観音堂と袋田の滝方面を示す道標2

どうやらココが地図上にあった寺マーク場所のようだ。
門をくぐって中に入ってみましょう。

月居寺

ここに存在していたのは鐘とお地蔵様。
昔はもうチョット建物などあったのかしら?
上の奥に見えている鐘は乱暴に扱わなければ、鳴らしていいそうなので鳴らしてみた。

ゴイーン…。

自分で鐘を鳴らすなんて…何年振り?子どもの時以来かしら?
それ、動画にも撮ってあるんだけど、動画を編集する時間が取れないので…割愛。

月居観音堂方面へ進む1

袋田の滝へはこの建物を通り過ぎた先にある坂道や階段を登って進む。
階段を登った先に何やら朱色の建物が見えた。

月居観音堂方面へ進む2

朱色の建物は月居山光明寺観音堂
って…建物の写真をアップしたいところだが、撮っていなかったのよ。

月居観音堂方面へ進む3

なぜかしら?暑さボケかしら?嫌ね〜。

月居山観音堂から袋田の滝まで

月居観音堂から袋田の滝までのイラストマップ

月居観音堂から袋田の滝方向は…登り階段だ。
え?登り?
この後の行動は下山じゃないの〜?

月居観音堂から袋田の滝はまず上り階段1

これがまた…長いんだよ〜!
歩幅の小さい、チマチマした階段が目の前に広がる…暑さ疲労で参っている私には絶望的な風景だ。

階段め、階段め、階段めぇぇえええー!

ひどい顔をしている登山者のイラスト

このチマッチマした階段を登りきったら、また…また階段だよ!

月居観音堂から袋田の滝はまず上り階段2

なによ〜!
この階段もチマチマと登る。
だって…登るしかないじゃん、下山するには…。
ここを登り切ったら一休み。

階段を登りきった

昔はあともうチョットなんだから休むなんて〜
って思ってたけど、休もう!
休んだって誰に迷惑かけるわけじゃないし、むしろ休まず体調不良になった方が誰かに迷惑かけるもの!

袋田の滝方面へ向かって進む

気持ちが落ち着いたら…歩きだそう。
月居観音堂から2つの階段エリアをクリアしたら、あとはホントに降りのみになったよ。

袋田の滝方面へ向かって下る

降り道は全て人の手が入った道。
木々の合間からゴール地点である袋田の滝エリアの片鱗がチラリと見える?

袋田の滝方面を見る

それにしても…まぁ…とにかく暑いんですよー!多分33度ぐらいあったかな?
あちらこちらの地域で35度越え続出の日でしたから。
猛暑日に低山に登りに来るのは、キツイですね。

なんで、私…今日、ココを登ろうと思ったのかしら?

笑顔の登山者のイラスト
せっかくの良い登山コース、しかも送迎車つきなんだからベストシーズンに来ればよかったのに。
コースの難易度、時間等は調べて来たのに、気温のことはナメてた。
今までの経験で…例えば穂高駅は灼熱気温でも、そこから1時間ほど車で走った燕岳の登山口の中房温泉は快適温度っていうのを経験していたので…山はそんなに暑くないだろうって思ってたんでですもの。反省。

でも、今回のコース…はかなりイイはず!
また私が歩ける機会があるならば秋の紅葉の時期に来るわ!

袋田の滝方面へ向かって下る1

道はほぼコンクリート。
月居観音堂を見に袋田の滝から歩かれる方もいるそうなので、登山装備でない人でも登りやすいように道が整備されているのね。

袋田の滝方面へ向かって下る2

滝を見下ろす場所にいた私だけど、階段のおかげでドンドン標高を下げていける。

袋田の滝方面へ向かって下る3

気の根っこ、雲の糸がないコンクリート道は1時間ぐらいなら歩くのに楽。

袋田の滝方面へ向かって下る4

そして滝の音と共に滝そのものもチラリチラリと見えてきた。
もうチョットだよ!頑張ろう。

袋田の滝方面へ向かって下る5

滝も近く感じられるほど降りると、滝観光のお客さまらしき方を階段上で見かけるようになった。

袋田の滝方面へ向かって下る6

涼しげな顔で袋田の滝周辺を散策しているように見える。
一方私は

暑い…暑い…

疲れ果てた登山者のイラスト

と、息も絶え絶え。
登山でホカホカに暖まったボディーは熱々よ。
とにかく、早く、炭酸水やかき氷が食べたい。
頭を冷たい水で冷やしたい。
車のクーラーの直風を浴びたい。
そんなことを考えながら階段を降り続けました。

袋田の滝方面へ向かって下る7

日傘をさして、楽しそうに袋田の滝を散策しているカップルの脇を通り過ぎて…私は歩く。

袋田の滝方面へ向かって下る8

とりあえず、滝を…滝を一目見てから、ダンナに車で袋田の滝近くまで来てもらうよう電話をしよう。

下山

袋田の滝のイラストマップ

階段を降り切り、滝の近くに設置してある橋から撮った袋田の滝

袋田の滝に着いた

あら〜素敵。
じゃ、帰ろ。
もうチョット滝をゆっくり眺めてもよかった気もするんだけど、早くクーラーにあたりたかったの。
袋田の滝エリアは観光エリア。
茶店やお土産物屋や石碑などもあるんだけど、それらを素通りしてダンナと待ち合わせした場所まで歩く。

袋田の滝の周辺

私は心弱い人間なので、ゴール近くなると一気にヘタレになります。

暑くて暑くて…口の中ネバネバネヴァー

暑くて参っている登山者のイラスト

袋田の滝から下山

道沿いに咲くカワイイ紫陽花も目に入ってない。

袋田の滝から下山2

ひたすら約束の地まで歩いた。

登山靴も早く脱ぎたい

熱中症になりそうな登山者のイラスト

そう思いながら進み、ダンナと約束したこの地点まで歩くと…
(袋田の滝・観光エリア地域に入ると駐車料金がかかりそうだったので)

我が家の車があったぞ!

お迎えにあがりました!

ダンナ登場!
13時半にダンナに回収され、登山を終えました。
朝7時半に大円地からスタートして約6時間の登山は…道は楽しいけど、暑かった!

でも、このコースかなりイイと思いません?
最初は鎖場、途中は木々に囲まれた縦走路。最後はでかい袋田の滝がお迎えしてくれる。
ネックは…やはりアクセスの悪さですね…。

大円地から袋田の滝までバスとか通っていたら、もっと人気の出そうなコースだろうな〜。

帰りは近くにあった道の駅で食事。

常陸那珂蕎麦を食べた

今回初めて知ったのですが、常陸エリアって大きい道の駅が多いですね!
野菜もたくさん売ってて、あれもこれも買いたくなるので…このエリア登山はやはりマイカーの方がいいのかな?
以上で、今回のレポを終わります。

では最後に

真夏の低山には気をつけろー!

悩む登山者のイラスト

そんなこと当たり前だろ!
って言われてますね。
てへぺろ。

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