北アルプスメインルートをテント泊(13)燕山荘

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大天荘〜燕山荘間…私は何度歩いたろうか?このブログでも何度もそのレポは描いているので…今回はあまり語らず、写真を楽しんで頂ければ…と。
け、決して…あまり書くことがないからじゃ…ないんだから!稚拙な文章を並び立てるより、美しい風景をボ〜っと見てもらうのが…今回の記事にはふさわしい…ってことにしておいて。

前回の記事は

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目次

大天荘から大下りの頭

北アルプスメインルートをテント泊(13)燕山荘イラストマップ1

大天井岳も堪能し、私の残された行動は…下山するだけです。
下山したら4日ぶりのお風呂に入ってサッパリするぞ!

6時23分大天荘を出発

大天荘から燕山荘へ向けて出発

大天井岳から燕山荘へ向かって歩きは下りから始まります。

大天荘から出発

私が歩き始めた方向に上がった太陽が眩しすぎやしません?
天気に恵まれたコトはとても嬉しかったけど…コレ、絶対日焼けるよね〜。

大天荘から燕山荘へ向かって始まりはゴロゴロした大きめの石の下り道。
下りとあって転びやすい道なので、気をつけて下っていきます。

大天荘からまずは下る

燕山荘→大天井岳で登ってくると、この石の道がラスボスステージになる訳で…辛いのよね。
その時の具体的な感情は…

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でも、今は下りで使っているので

快調!快調!

ほら!あっという間に降りきって…分岐点に着いた。

大天井ヒュッテとの分岐点

槍ヶ岳と書いてある方へ進めば、大天井岳を巻いて大天井ヒュッテ方面に出ますよ。

登山道を歩く

そのまま道なりに進むと、大天井岳〜燕山荘間の中では一番の難所だと思う、ハシゴゾーンが現れる。
下の写真のハシゴを登った先も鎖が設置された岩場となっているので、初めて岩場を通る人はドキドキするんじゃないかしら?

燕山荘〜大天荘間の難所

ハシゴとハシゴで囲まれた凹みにある喜作レリーフにコンニチハ。
うーんと…この場所はコンナ感じの道筋になってます。

喜作レリーフ

喜作…って誰?と思われた方…うーんと…大雑把に言えば…今回歩いた表銀座縦走コースを切り開いた方が小林喜作さんって方なんですよ。

喜作レリーフを見上げる

このレリーフに気がつかずに通過される方もチラホラ。
そうよね…私も初めてココを通過した時は気がつかなかった。
写真を見てもらえればおわかりの通り…

岩に対してレリーフが小さいし…目立たないのよ

さて、先へ進みましょうか…って太陽のパワー半端ない!

難所のハシゴを見上げる

何の加工もしていない写真だけど、太陽の存在感でハシゴの存在が薄い〜。

大天井岳直下の気持ちの良い登山道1

さて、これから先は…楽しい稜線歩きだよ!

大天井岳直下の気持ちの良い登山道2

ココを歩かれたコトがある方は同意してくれるよね?

日陰の登山道が嬉しい

遮るものが全く無い登山道なので、周りの山々が思う存分楽しめる!

大天井岳直下の気持ちの良い登山道3

振り返ってみると、先程まで居た大天荘があんなに小さくなっちゃった。

あっという間に小さくなった大天井岳

歩きやすい道ゆえ、歩くスピードも早いのよね…。

大天井岳直下の気持ちの良い登山道5

もったいない、もっともっとユックリ歩かないと!

下り道が見える

しばし歩くと、道は下りになり…緑が生い茂る道となる。

右手には穂高の町並み

道幅狭く、小虫が舞う道を経て

樹林帯を抜ける

本当に僅かな岩場を通過すると…。

ちょっとだけ岩場がある

今回のルートで一番しんどい、大下りの頭への登りが始まるの。

大下りの頭を見上げる1

写真で見てもおわかりでしょう?

大下りの頭を見上げる2

登るな……

苦笑いの登山者のイラスト

ここまで比較的ラクに歩いて来たので、登りへの気持ちが用意できてない。

大下りの頭を登る1

ちょっと斜度ある登りなので…チマチマちまちま登りましょう。

大下りの頭を登る2

チマチマ、ダラダラ登れば…遅くとも15分程で登りきれちゃう登りですから。

大下りの頭を登る3

8時2分大下りの頭に到着

大下りの頭に着いた

ほ〜ら!着いたよ!
大下りの頭から見える槍ヶ岳と大天井岳の姿が
「よく頑張った!」
って言ってくれそうじゃない?

大下りの頭から燕山荘

北アルプスメインルートをテント泊(13)燕山荘イラストマップ2

登り切ると、進行方向には人がたくさん。
何かのツアーかしら?
密になりそうで嫌かな〜と思ったけど…
大丈夫!

大下りの頭から燕山荘までの登山道を歩く1

あちらのグループの方が歩くのが早かった。
いやあ…ホント!私ってば歩くのが遅くなった!ヘヘ!

大下りの頭から燕山荘までの登山道を歩く2

大下りの頭から燕山荘間の道もいいでしょう?
なだらかな道がどこまでも伸びていく感じ。

大下りの頭から燕山荘までの登山道を歩く3

でも小さなアップダウンはあるからね。
標高も2500m以上はあるから…近所を散歩するのとは、ちょっと違うよ。

あ!この道のシンボル蛙岩が見えてきた!
(※あれ…これ蛙岩…だよね???)

蛙岩が見えてきた

ココの道、間違えやすいので…ペンキマークを確認しながら進みました。

蛙岩の道標

道を間違えると…非常に歩きづらい道を歩くことになるので…気をつけよう。

蛙岩を越えた

で…過去にも何度も何度も描いているけど…なんで蛙岩なのかしら?

蛙岩の道標を見る

私…カエルが苦手なので、いつも通過する度に悶々とする。

狭い岩の間を通る

はぁ〜…今、この記事を描いていても思うんですが…燕山荘〜大下りの頭は素敵ですね!

もうチョットで燕山荘1

私が初めて北アルプスを訪れた燕山荘泊や一人テント泊デビュー時でも楽しく歩けた道です。

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おお!気がつけば…燕山荘の近くにそびえる燕岳が近くに見えてきた!

もうチョットで燕山荘2

ああ…キレイだな〜!

…おかしい…燕山荘に近づくまでの写真もたくさん撮ったのに…写真データがない

燕山荘

大天荘から出発して2時間半程で…着いたよ!

9時3分燕山荘に到着

燕山荘前の標識

燕山荘の前にも消毒液が設置されていますね。

燕山荘

内部の感染予防も気にはなるところですが…用がないなら…入らない方がいいと思い外観だけ。
燕山荘からは穂高の町並みも見えるね。

燕山荘から見る穂高の町並み

今はまだ遠く、点々と見えるあの町並みに私はこれから降りていく〜。

待ってろ!水洗トイレ!

笑顔の登山者のイラスト
燕山荘のテント場には…

燕山荘のテント場

まだ一張もない状態。
7月中旬だと、まだ残雪が残っているんですね。

燕山荘前の山座同定盤と石像。

燕山荘前の山座同定盤と石像

そして…ああ、なんてキレイに撮れたのかしら…
燕岳!

燕岳

こんなに最高な一日なんだから…ぜひ燕岳へも登りたいところだが

…遠くから見るだけでオッケー

笑う登山者のイラスト

だって〜燕山荘〜燕岳を往復で1時間って…チョット気合が必要じゃない?
あれ。思い返せば…私ってば燕岳へは過去2回しか登ってないか〜。

そしてココで槍ヶ岳ともサヨウナラ。
今度はいつ会えるかな?

燕山荘から見る槍ヶ岳

さて、今回歩いたルートはこんな感じ…。

大天井岳から燕山荘までのイラストマップ

次回「北アルプスメインルートをテント泊(14)」に続きます。
次で最終回ですが、下山レポというより…下山中に会った方々との思い出レポになります。

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