ラニヘッドトレイルを登り切った先にある高峰山から日の出山までのルートは一般ルートなので精神的にもコース的にも安定して登っていけます。……上りだから息は切れるけどね。
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前回の記事は…
高峰山から龍ノ髭まで
ラニヘッドトレイルを登っている間、なんとな〜く程度に踵が擦れてきた感覚があったので、一度止まってテーピングテープを踵に貼ることにしました。
靴を脱いで靴下を脱いでテーピングテープを貼るのは面倒
だが、過去に擦れてきたのを無視して歩き続け…靴ずれができたことが幾度もあった。
だから痛くなる前に、面倒でも、貼っておこう。
ラニヘッドトレイルの急登で転んだため、足元が汚れています。
しかもジョギングシューズです。確か3980円の安物です。下手したら
「山なめてんのか?」
と言われてしまいそうな靴ですね。
いつもはテント泊でも使っているハイカットの登山靴で登山をしているのですが、今回のラニヘッドトレイル〜ためぐそ山登山では
ジョギングシューズで軽登山はできるか?
が、自分の中でのミッションでもあったので…あえてジョギングシューズで来たんです。
今の所…登山靴でもジョギングシューズでも…私は急登を登ると踵に靴ずれができやすいが分かりました。
テーピングテープを貼り、靴を履き直したら登山再開。
近くにあった木にちょこんと置かれた「高峰」がカワイイね。
高峰山の標識には辛辣なお言葉も貼られてましたよ。そんなにゴミを捨ててく人が多いの?嫌だな〜。
では、高峰山から日の出山へ向かって歩き出します。
時間は朝8時40分。
高峰山〜日の出山のルートはガイド地図にもヤマップ地図にも載っているコースので心理的に楽。
その証拠に、ここを歩き始めてすぐにすれ違う人も出てきた。
ラニヘッドトレイルはこれでもか!ってぐらいにピンクテープが巻かれていたが、ここから先はピンクテープの姿は少なくなる。
たくさんの人が歩いているコースなので、道も鮮明だからかしら?
道なりに進んでいくと何か看板が見えてきました。
尾根上にあるピークの龍ノ髭方面(尾根道)と巻道の分岐点だ。
奥多摩エリアは何度か歩いているから…龍ノ髭を登っても
ピークから見える風景は代わり映えはしなさそう
と、想像はつく…だけど…登っておくか。
体力的に、まだ疲れたとは感じてないぐらいの登山量でも上りは息が切れる。
登りながら、
龍ノ髭って名前…カッコいいな。
ピークに龍っぽい何かがあるのかな?
と、想像する。
名前萌えで期待しつつ登っていくと…あ、なんか書いてある棒が地上に刺さってる。
近づいて見てみれば…。
標高 七六八と書いてある。
ってことは、ここが龍ノ髭?
周りを見渡すと…えーと…あ!あった標識だ!
そこには龍ノ髭と書いてあった。
と、いうわけで…高峰山から龍ノ髭まで20ほどで到着です。
で、どこが龍?髭?
龍を感じさせるものはなにもない…展望もないピークだ。
登る人のテンションを上げるために龍ノ髭という壮大な名前が付けられたのであろうか?
龍ノ髭から日の出山山頂へ
もやもやを振り払って、龍ノ髭から日の出山へ向かって進もう。
龍ノ髭はプチピークなので、登ったらチョイ下り道になる。
下ったら、真っ直ぐな木々がそびえる間のなだらかな登山道を進んでいく。
しばし進んだ先に現れた上り坂から、日の出山への最後の登りエリアが始まる。
ここを登り、日の出山をクリアしちゃえば今回の登山のストイックな登りゾーンはおしまいのハズ。
そう思いながら、テンポ良く登っていく。
登っていく効果音はテクテク。トコトコ。って感じ。
そんな背景音が似合うぐらいの登りでした。
北アルプス槍ヶ岳だとガッガッ!やザクッ…!……ザクッ!って効果音かも?
苦しい場所や辛い場所だと効果音は途切れた感じで脳内で再生されません?
な〜んてどうでもいいことを考えながら登っていけば、頭上が開けてきたよ。
もうすっかり人の手が入りきったまで登り切れば山頂までは、あとわずか。
階段をイッチニーいっちにーと歌いながら登っていった先が
日の出山 山頂だ。
青い空に山頂標識がお出迎え。時間は朝の9時20分。
御嶽駅を出て2時間程で到着できました。
ちょっと急ぎ足だったのを引いても御嶽駅から3時間もかからずに日の出山へ辿り着けるなんて…
確かにお手軽コースかも!
ただ…
ラニヘッドトレイルは新道の為、あまり知られていない登山コース
→なにかあっても誰にも気がつかれない危険性がある。
ラニヘッドトレイルは細い急登の道がある。
→転んで滑落したら、どこまでも落ちていって怪我をしそう。
なので、登山経験の少ない人や上記の状況に不安を感じる人は避けたほうが良いと思う。
日の出山は御岳山経由でも楽々来れるしね!
日の出山についてチョット調べた記事は下記のコチラ
古い記事なので見づらくて、ごめんなさい。
近々この記事も書き直して整えます。
日の出山山頂
朝9時台の日の出山山頂は人が少なめだった。
過去に来た時は結構人がいたんだよ?
日の出山を別の機会に訪れた時のレポはこちら
あの時はお昼近かったので、人がたくさんだったのかな?
山レポを描く為に写真を加工している時…その写真に人が写っていないと楽ちん!
だって、当ブログで頻繁に行なっている、顔を隠す・人を黒色で塗りつぶす・消しゴムマジックで消す作業がないんですもの。
個人情報保護の時代…そこら辺を遵守しないとね〜。
人が居ないので、山頂標識もじっくり撮影しちゃったよ。
ここから下は山レポの参考にもならない…ただの自己満足写真集。
山座同定をジックリ見て…写真に撮る。
撮ったところで、家で見返すわけじゃないのにね。
でも登山に限らず、観光地などって訪れるたびに似たような写真を何枚も撮ってしまうんだよね〜。
ああ、それにしても…日の出山からの眺めはいいよね!
奥多摩エリアの街並みが見下ろせて
あ〜登ってきた!
が実感できる。
山頂には東家があるんだけど、過去に訪れた時は昼近くだったので、日陰を求める人でいっぱいになっていたな。
東屋の周りにも平らな敷地があるので、ここにシートを敷いてランチをとっている方々も多かった。
同じ山でも訪れた季節・時間によって人手が変わりますね。
こうして、日の出山をサクッと見回したので、次はメインのためぐそ山へ向かって歩いて行くことにしましょう。
次回「電車で縦走登山ためぐそ山(6)」に続きます。