電車で縦走登山ためぐそ山(6)麻生山

電車で縦走登山ためぐそ山(6)麻生山タイトル画面

無事ラニヘッドトレイルを登りきり、日の出山山頂へも登頂した。…次はいよいよ今回の登山の目的地“ためぐそ山”へ向かって歩きだします。


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前回の記事は…

目次

日の出山からクロモ岩分岐点

日の出山からクロモ岩分岐点までのイラストマップ

日の出山からためぐそ山への道は登ってきた道とは違う道になります。
なので、日の出山から下り出す前に地図と道標を照らし合わせ降りるべき方向をシッカリと確認してから降り始めます。

日の出山からためぐそ山へ向かう写真と登山者のイラスト

ちなみに、日の出山の山頂標識にはためぐそ山方面は書いてありません
日の出山からためぐそ山を道標に記すにはためぐそ山は遠すぎるのです。
なので、今ここで頼りにする方向は登山計画書の道のり上に載っている「つるつる温泉」「金毘羅尾根」です。

日の出山からの下り階段の写真と登山者のイラスト

時間は朝9時30分。
では!降りましょう。
日の出山山頂付近は階段や柵で整備されまくっているので、降りるのが楽ですね。
階段が設置されていなかったら、どんだけ急な斜面なんだろうか?

階段を下る写真と登山者のイラスト

って褒め称えつつ階段を降りた先には…またも階段が延々。
登るにしても下るにしても、長い長い階段を見ていると目が回ってきて…

足がもつれそう!

悩む登山者のイラスト

加齢によって三半規管が弱ってきたせいか?階段の下りが辛いですわ。
階段を下りきったら…道なりに歩いていく。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト

ちょっと開けた場所には道標が…
自分が歩いて来た方向は「御岳山」
設置してあった道標が新たに指す方向にも「御岳山」
御岳山多すぎ問題が発生。

遠くの風景に喜ぶ写真と登山者のイラスト

日の出山経由の御岳山ルート日の出山を巻いての御岳山ルートなのでどっちへ行っても「御岳山」へ行けることからややこしい道標が発生しちゃうんだよね。

こういうの…登山初心者の頃は迷うのよね〜。

笑う登山者のイラスト

あ、今でも迷うこと多しですが💦

分岐点を見て進む写真と登山者のイラスト

奥多摩を始め、有名な里山って道の分岐が多くて戸惑うのよね…。
今は紙の地図&スマホのGPS地図も頼って登山をしているから、その不安も解消されたけれど…ひとり登山を始めたばかりの頃は

この道で正しいの?

驚く登山者のイラスト

って不安を常に抱えて歩いていたもんよ。

道なりに進んでいく写真と登山者のイラスト

そんな時代を懐かしみつつつるつる温泉方向へ歩いていくと…
はい!分岐点出た!

分岐点が多い道標の写真と登山者のイラスト

さらに分岐が増えてきたわね…。
上養沢バス停?クロモ岩?つるつる温泉…

私が求めているのは金毘羅尾根なんだけど…

不安な顔の登山者のイラスト

そんな表記ないよ。
…求める名がない時は、これから歩く予定ルートにあるポイント名を頼りに進行方向を決める。
クロモ岩…うん!ココを通過するんだから、私はクロモ岩方面に行けばいいのだ。

クロモ岩から麻生山分岐点

クロモ岩から麻生山分岐点までのイラストマップ

その後も分岐点&標識が出てくる度に、一度足を止めて進行方向を確認する。

上養沢バス停に向かう写真と登山者のイラスト

だって間違った方向へ歩きだしたら…

下り階段が目の前に広がる写真と登山者のイラスト

この長い階段を登り返すことになるんですよ。
嫌じゃん、それ。

階段をひたすら下る写真と登山者のイラスト

私は基本的にはめんどくさがり屋考えずに即決行動派なんですが…山でだけは慎重に行動しています。
普段の私をよ〜く知るダンナはソレを信じてくれませんが。

登山道を下る写真と登山者のイラスト

こうして日の出山エリアから下りきりました。

巻き道との合流地点の写真と登山者のイラスト

すると、道標も次に向かう山「麻生山」を表記してくれて信頼度が増す。

登山道を進んでいく写真と登山者のイラスト

眼の前に広がるは、歩きやすい登山道

よしよし、迷うことはない!進めー‼

登山者のイラスト


って、進み出す!

……
………けど、やはり一度はスマホで現在地の確認はしちゃいます。

階段を下っていく写真と登山者のイラスト

そういえば…日の出山山頂では4人ほど人がいましたが、日の出山エリアから出てから、人と会うことがなくなった。
こんな場所で転がって落ちたりしたら…誰にも気がついて貰えないだろうな…。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト1

それに…道に比べて生い茂るシゲミがワサワサしていて

そういえば…奥多摩ってクマいるんだよな

ビビる登山者のイラスト

と、久々の登山で忘れていたクマ怖い心も湧き上がってくる。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト2

でも、ま…大丈夫でしょ!
山がこんなにキレイなので、何だか楽観的。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト3

まっすぐに凛と伸びる木や青空を見ながら楽しく歩く。

青空が広がる写真と登山者のイラスト

「いや〜山ってホントにいいもんですね。」
とか、脳内で語っちゃいながら歩く。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト4

こんな場所に防護ネッが張ってあるのは…。
これは…緑林保護ため?万が一左に転がったらやばいから?

登山道を歩く写真と登山者のイラスト5

そのまま道なりに進んでいくと分岐点が登場だ。

分岐点の写真と登山者のイラスト

あら〜…新たに白岩の滝なんていう、ワードが記されてきたわよ。
間違えて進まないよう気をつけなくちゃ!

麻生山へ

麻生山へのイラストマップ

…ところで…この分岐標識の場所に張ってある、紙なんですが…
クマ出没に注意
って書いてありますよ。

奥多摩の分岐点標識とクマ出没注意看板写真と登山者のイラスト

クマ、熊…出るのかい、やっぱり。
さっきまでの陽気な気分に冷水がかかった感じ。

あ〜私…熊鈴忘れたよ

おののく登山者のイラスト

ストックも持ってきていないので…音を鳴らす物が一切ない。
ん〜そうね…不安になったら手を鳴らしながら歩こうかしら?

麻生山の看板写真と登山者のイラスト

そんなコトを考えつつ、麻生山へ進む。

麻生山への登りの写真と登山者のイラスト

熊出没の看板を見たせいで心なし呼吸が浅くなっているせいか?
登りで息が切れる。
途中に会った道標には麻生山林道、合羽の滝とか、書いてある。
コッチへ行ったら、人が居るかな?

麻生山山頂への登りの写真と登山者のイラスト

心チョイ弱虫になりつつ、目の前の登りを登りきった先が…
10時07分 麻生山山頂に到着

麻生山山頂の写真と登山者のイラスト

日の出山から40分ほどで麻生山に着きました。
麻生山山頂…良くない?
こんな開けているよ!

麻生山からの眺めの写真と登山者のイラスト

人は全然居ないし、ベンチはあるので休憩するには最適な場所だ。
ええと、先に言っちゃうけど…この後、麻生山から五日市駅までは開けた場所は無かった。
なので、麻生山が最後の

荷物を広げるには最適な場所

登山者のイラスト

になります。
さて、次もためぐそ山へ向かってどんどん進むよ。
どうせ同じような道が続くんだろうって?
いやいや…この先の道、歩く人が少ないせいか?ちょっとワイルドなっていくのよ。

次回「電車で縦走登山ためぐそ山(7)」に続きます。

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