紅葉時期の涸沢ヒュッテに小屋泊(2007年度)

涸沢ヒュッテタイトル

写真フォルダを整理していたら…な、なんと!
2007年に涸沢ヒュッテに泊まって北穂高岳へ登った時のデータが出てきました!
山レポ…にはなっていませんが、11年前の涸沢の思い出をちょっとだけ振り返ってみます。

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目次

友だちと遊ぶために登山へ行っていた頃

この時は友人の「涸沢へ登山行くけど、一緒に行く?」の言葉につられて登山へ出かけました。
メンバーは私を含めて5名。言い出しっぺの友人以外は体力はあるけど…登山初心者という…まあ…そんな感じのパーティーでしたね。
そして…私なんですが…ま〜なんというか〜ぶっちゃけ…
全く登山に興味がなかったんですよ!11年前のこの頃の私!

友だちと遊びたいから、山へ行く〜

笑う登山者のイラスト2

そんな心構えだから…登る山や登山道、交通アクセスなど…な〜んにも調べずに友人の車に乗って上高地へ…。
そのまま登山口まで行けると思っていたのに…車は上高地へ入る前に、さわんどの駐車場に停車。

トイレかな?って思っていたら、ここでバスに乗り換えるとのこと。
え…なんでココで車を停めて乗り換えなきゃならない?

メンドクセ〜

疲れた顔の登山者のイラスト

なんにも知らなさすぎたあの頃、まじでそう思いましたよ!
山のマンガで描いているモエのん、そのまんまでしょ!
あ〜…恥ずかしい…。

はじめての上高地

さて。今回のブログの私ですが…11年も前のコトだし…今とは登山に対する心構えも全く違うので…今とは違うんだよ〜ってことで…いつもの帽子と白髪を省いたイラストで描いて行きたいと思います。

で、バスに乗り換えて着いた、上高地。
人生初の上高地。
緑豊かで、遠くに穂高連峰が見える上高地。

さぞかし感動したかというと…

河童橋から穂高連峰を見上げる

ごめんなさい!まったく何とも思わなかった…!

このブログを見てくださっている方々は登山好きな方が多いかと思われます。
なので、上高地へつくとムラムラと湧き上がってくる何かがあるかと思います。
現在の私も上高地へつくとハイテンションになった犬のように

ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!

興奮している登山者のイラスト
と大興奮!
でも、この時の私は…
この橋でみんな記念撮影するけれど、なにが目的でココで撮っているの?
なーんて…なーんて!思っていましたよ!

さて、上高地から横尾までは例の林道を歩くわけですが…
当時は「友だちが登るから私も登る登山」なので、上高地から横尾までの所要時間など調べてきている訳がない!

歩いても歩いても、当時の私にとっては変わらない風景。
ときおり見えるギザギザの稜線を見ては…

穂高連峰を見上げる

ま、あんな場所登らないし〜

微笑む登山者のイラスト2
なんて思ってました。

いったい何十分歩けばいいのか予想もできなかったあの頃…さぞかしこの林道は辛かったでしょう?と思われたかもしれませんね?でも、でもですね…ココは意外と、辛い思い出はなかった。

だ〜って友だちとずっと喋ってたもん!

笑う登山者のイラスト
当時は今と違ってペチャクチャ喋りながら登山をしていました。

徳沢に着いた

何だかめっちゃハイテンションに喋っていて…今の私が、その時の私とすれ違ったら

うるせー

張り切って上る登山者のイラスト

と睨みつけたくなるぐらい…うるさかったと思う。

人だらけの登山

で、お喋りをしているウチに横尾に着いたのですが…

横尾山荘の道標

見て!この…人!人!人!人!

横尾大橋の人

トイレ待ちの列も半端ない!

横尾のトイレ渋滞

ここでどのくらい時間を消費しただろうか…?
皆のトイレが済むまで、ここで後歩く距離を地図で見てみる。

横尾からみた北アルプスの地図

え〜今まで歩いてきた距離の線の長さの半分ぐらいをまだ歩くのか〜と、ちょっとげんなり気味。
というより…ここから登りなんですけどね。

これ、ストックで地図を突いていませんからね!
目的地はairで指しましょう〜!直に触るのを幾度も受けていると…地味に禿げてくるのよね…。

横尾大橋を渡れば見えてくる屏風岩。

屏風岩を見上げる

この時は屏風岩と言う名さえ知らず…。

北穂高岳を見上げる

そして、明日の朝に登りに行くという北穂高岳の遠さにビックリ!
本当にあんなトコロまで登れるのかしら〜?

本谷橋の混雑

途中にある、休憩スポットの本谷橋も人がた〜〜〜〜くさん!
そうそう、この時の登山は10月上旬の三連休!
つまり紅葉求めて人々が一番集う時期?

登山道の混雑

よって、登山道も人がたくさん…!
なので人の列に並んで歩く…もちろんペースはユックリ、まったり。
そのおかげであまり登山が苦しかった思い出はありません。

涸沢ヒュッテに到着

こうして、和気あいあいしているウチに着いてしまったよ、涸沢ヒュッテ。

人だらけの涸沢ヒュッテ

涸沢ヒュッテから山々を見上げる。
この時は山の名前なんて全くわからなかったけれど…どの稜線も絶対に登れない雰囲気の稜線に見えた。
それから数年後、ひとりでテクテク歩くようになったんだから…面白いですね、人生。

なんか強そうな山

涸沢カールにある、もう一つの宿泊施設の涸沢小屋も混んでいるのでしょうね…。

涸沢ヒュッテから山を見上げる

宿泊受付を済ませたら、テラスで友人らと5人で宴会を開始したけれど…いや〜人が多い!

激混みの涸沢ヒュッテのテラス

なんとか、席を確保し生ビールとおでんで乾杯した。
2018年の涸沢テント泊「涸沢カールを上高地ピストンでのんびり単独テント泊(1)」もそれを期待したのですが…10月下旬は既に閑散期&テラスの販売所は撤去され…何もない場所になっていました。

激混みの涸沢ヒュッテのテラス2

その後は小屋に入って仮眠…。
そう、この時は一枚の布団に2人ほど状態だった…この時はね…。

晩御飯は何回かに分けて呼ばれる。私たちは3回目だったかな。
涸沢ヒュッテでの2007年版の晩ごはんはコチラ!

涸沢ヒュッテの晩ごはん

肉までついている晩ごはんを提供してくれるなんて…!
美味しくぺろり!といただきました。

涸沢ヒュッテには友人が予約をしておいてくれたので、快適な寝床があったのですが…その寝床も時間が経つにつれ…

涸沢ヒュッテでの宿泊

ぎゅう

ぎゅう、ぎゅう、ぎゅう

一枚布団に3人なの?と友人に聞くと、「ん〜そうねーでもこんなもんよ」とのこと。

ところが…まだまだアマカッた!

ぎゅう、ぎゅう、ぎゅう
ぎゅう、ぎゅう、ぎゅう
ぎゅう、ぎゅう、ぎゅう
ぎゅう、ぎゅう、ぎゅう

ってドンドン人が布団エリアに入ってくる。

もう、身動きできないよ〜!

疲れた顔の登山者のイラスト2

だんだん小屋の中の空気も殺伐としてきて
「もう入れないよ!」
「でも、ココで寝ろって言われたんだよ!」
「おい!もう人を入れるなよ!」
「これは小屋のルールです!仕方がないんです!」
などと言った怒号が…
室内も人の熱気でムンムンモワモワ〜!かつ、息苦しい!

や、山小屋キョワイ…

筒井康隆氏の小説「霊長類南へ」を思い出す…。

この時は山のことを全然知らなかったから、

一体どこまで人を詰め込むんだ?もう無理だよ〜

疲れた登山者のイラスト

って思っていましたが…今となってはコレも…

繁忙期の山小屋定番風景!

と受け止めております。
そりゃそーだ!ここは山だもの「もう入れないよ…」なんて言えないよね、受け入れるしかない。

この思い出が強烈にあって…登山に目覚めた後の私は…山小屋は極力利用せず、涸沢地域も避けていました。
あ、でもでも…ココ最近は山小屋を利用させていただけるありがたさに感謝し、涸沢地域も混雑時を避ければ凄い良い場所と認識改まってます!

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