今回歩くコースは…登山コース…とはいえないルート。けれども…今回の登山で一番辛かった思い出が残るエリアになります。
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前回の記事は…
ロックガーデンへ
御岳山には巨木・神社・奇石・沢など見どころスポットが沢山あります。その全部を見て歩くとなると結構な時間がかかります。
御岳山のサイトを見ると見て回るのに4時間ほどかかるみたいよ?
私が御岳山を登るときには他の山も併せて楽しみたい!とついつい欲を張った計画を建てるため、見どころスポットを見て回る時間が取れず…
前回は
を楽しんで御岳山を後にしました。
なので、今回は前回の登山で諦めたロックガーデンコースを歩いてみようと思います。
ネットで検索すると御岳山のロックガーデンは苔と岩が共和した美しい写真を見ることが多く、憧れていたんです〜。
では、行ってきます!
10時45分ロックガーデン方面へ
分岐点からロックガーデン方面へはどんどん下る。
見ての通りの穏やかな下りの…遊歩道。
登山靴でなくてもスニーカーで十分?と思っていたら
パンプスっぽい靴のお嬢さんやサンダルのオッサンも歩いている。
細い道なんかは鉄の柵まで設置されてました。
こうして道を下っていくと、なにやら人がたくさん。
そこへ降り着くと…
滝と鳥居。
10時50分綾広の滝に到着
まあ、とにかく、もう、混んでましてね〜…。
近くによって見たかったんだけど
近くで見ることができなかったので、どんな場所だったのか不明だったんだけど…今回の記事を書くために検索したら「武蔵御嶽神社の滝行に使われる滝」なんですって。
滝のスグ近くには何かすごい木と岩があったので、コチラも意味はわからないけど撮っておいた。
コチラも調べてみたら…「中里介山の「大菩薩峠」に出てくる「お浜の桂」の木」なんですって。
いやあ…その時に分からなくても、後々ググればすれば簡単に謎が解ける…便利な世の中だ。
そして、足をすすめる。
石畳風な道になってきたよ。
どうやらココらへんから
ロックガーデン(岩石園)
エリアになるみたい。
この歩ける石畳は…人が作った?自然が作り出しの?
気持ちよくピョンピョンと歩いて行けそうな場所ですが…昨年岩場で転倒して怪我をした身としては…用心深く歩きます。
転んだ記事はコレね
それにしても素敵な風景ですね〜。
たくさんの人が訪れるのがよく分かる!
え?全然人いないじゃん!
って、言われます?
いえいえ…人が居ない時を待って撮ったんですよ…。
そして、道なりに進むと、またもやわやわやの声が聞こえてきた。
10時55分休憩所に到着
コチラの休憩所…大変混んでおりました。
絶景ポイントのすぐ近くにベンチや東屋、トイレまであるんだから混むよね〜。
ココもなんだか落ち着かなかったので、そそくさ通過。
御岳山エリアに入っても道標がアチラコチラに。
中には黄色い紙で注意書きしてある看板も。
そうだねえ、私も登山経験がない状態で御岳山に遊びに来ていたら…
大丈夫、だってココ有名な山じゃん
なんとかなるってー
とか言って、適当に歩いていってしまうかも。
その後の道もよく踏み固められた穏やかな遊歩道…。
この道を一人で歩いている時は…心満ちる山歩き。って感じなんですが…。
大勢の人とすれ違う時は
ソーシャルディスタンスー!
てか、道いっぱい広がって歩かないで〜!
って、心の中で毒づくオバサンになってました。
…ダメですね。
山に来ているんだから、もっとおおらかな気持ちにならないとー。
フッ。
七代の滝
歩いているうちに見つけた看板。
奥多摩国立公園…って書いてあるのかしら?
そっか公園かー。
公園じゃあ、しかたがない。
登山に来ている気持ちは捨てて、公園散歩に来ているのよ私。
だからほら!天狗岩という大きい岩とその岩につけられた鎖を使って疑似鎖場体験ができる場所はキッズたちの独占エリアよ。
キッズたちを見守る親たちが登山道に広がってて歩けなくなっていても仕方がない。
スミマセン〜通してくださーい。
そう、この一言で道は開くもの。
その後の道も…下り、下り、下っていると…。
あら、なにか悲鳴が聞こえるわね。
尋常ではないボリュームの奇声。
人が多いロックガーデンエリアだから怖くないけど、大岳鍾乳洞エリアで聞いたら…怖くて引き返すレベルの奇声。
奇声の正体がわからないまま、どんどん下る。
すると階段エリアへ。
この階段も「山のルール」は通用しない。
階段を登ってくる人、登ってくる人、登ってくる人が延々と続き、下りたい人が階段を下れない。
登り優先なんだけど、下りの私は待っても待っても下れないよ!
私の後ろにも人が溜まってきたよ!
そこでココでも、魔法の呪文「スミマセン」を使うことにした。
スミマセン!そこの白い服の女性の方、下りの方をちょっと通してください!
って山モードで言ったけど…登ってくる〜…。
途中でやっと道を譲ってくれる人が居てくれたので降りることができました。
この階段を下って、さらにちょっと下ると滝が見えてきた。
11時23分七代の滝に到着
先程から聞こえ続けていた奇声の正体がわかった。
どうやら滝で遊んでいた若者集団の雄叫びだ。
水着姿にカメラを持っての大騒ぎ…
滝って滝って神聖な場所じゃなかったっけ?
ちょっとモヤモヤしつつ…写真だけ撮ってそそくさ退散。
ロックガーデン…とってもキレイなのに…私の心はキレイになれなかったようだ。
さて…そろそろロックガーデンの一番下まで行き着いた…が
ここから登りが始まった。
大岳鍾乳洞〜大岳山、そしてロックガーデンと体力を気持ちを消費した後の登りは…なかなかつらい。
登りが辛いな〜と思っていたら、このような道標。
え、ココからも登山道が…!
下り方向の誘惑にかられたくなるけど、見ての通りの通行止め。
その先もひたすら登る…。
ロックガーデンへ下ってくる人も多いが、このロックガーデンに登り優先はない。
イイノヨイイノヨ!私も下ってくる人に道を譲っている間に休憩休憩…ふ〜。
で、登れども登れども…階段が終わらず。
まあ、これだけ下ったんですもの
登るわよ。
降りるのも一苦労そうなちっちゃい子や年配の人も下ってくる。
降りてくるのはなんとかなっても、登るの大変だろうな…。
気温も結構高めな日だったので、汗がだらだら…。
ザックの中には生ぬるい水しかない…御岳山観光地エリアに着いたらコーラを飲もう…。
そう思いながら登ると…階段の終点が見えてきた…!
やっと…やっとこのロックガーデンエリアから脱出できる〜〜〜!
11時55分御岳山に到着
今回の登山で一番つらい場所がこうして終わった。
ロックガーデンエリアを通過するのに70分かかった…。
ロックガーデン…とてもキレイだったコトはとても良い思い出になりました。
御岳山
ロックガーデンの出口になにかある。
長谷川恒男さんってハセツネカップの長谷川さん?
さあ、御岳山へ向かって歩くよ!
…御岳山へ行けば行くほど…人の数は更に更に増えた。
御岳山へも寄ろうか?と思ったけど…人が多いので今回は見送ることにしました。
そんなこと言って、写真にそんな写ってないじゃないの。
って思うかもしれないけど…
ほらほら〜!
ホントいっぱい!
私もそのイッパイのひとつ。
御岳山観光エリアへたどり着いた頃には人の多さに疲れ切ってしまい…日の出山まで行く気力がなくなり御岳山からケーブルカーで下山したくなった。
ダンナに車で御岳山ケーブル乗り場まで迎えに来てもらおう!
だが…重大な欠点に気がついた。
自販機でコーラでも買おうと思った時だ…。
それは
今回の登山…1円も持ってきてないの〜!
なんでだろ~!
カードも持ってきてない〜!
お財布まるごとダンナに預けてきたのよ!私!
って…。
いつもは日帰りでも必ず1万円ほど、登山用財布に忍ばせているのに〜〜〜!
今、私の持っている金銭はスマホにチャージしてあるペイペイ2000円だけ。
でも、御岳山ケーブルカーでペイペイが使える気がしない…。
じゃあ、歩いて御岳山から下山…?
なら…同じ歩くなら…
初志貫徹!日の出山まで歩いちゃえ!
…次回「日帰り単独縦走で大岳山〜日の出山(5)日の出山」に続きます。
うんうん…コレで今回の登山を終わらせずに、日の出山まで行ってヨカッタよ。