山に関わる言葉を調べて学ぶ
山の用語集INDEXへ ▶

登山で使われる「アプローチ(approach)」とは、一般的には交通機関の終点から登山口、あるいは実際の登山開始地点までの移動行程を指します。
最寄りの駅やバス停から登山口までの徒歩移動がそれにあたります。
たとえば、塔ノ岳(大倉尾根ルート)では、渋沢駅 → バスで大倉バス停 → 徒歩で登山口の流れで登山がはじまりますが、この「バス停から登山口まで」がアプローチです。
目次
「アプローチ」にまつわる4コマ漫画




「アプローチが長い」「アプローチが悪い」とは?
アプローチが長い=バス停や駅から登山口までの距離や所要時間が長い場合
アプローチが悪い=交通機関の便が悪く、アクセスに不便さを感じる場合
たとえば、駅から登山口まで30分以上市街地を歩く必要があるような山は、「アプローチが長くて面倒」と言われることがあります。

広義の意味では?
ネット上では、自宅から登山口までの移動全体を指して「アプローチ」と呼ぶ人もいます。つまり、アクセスとほぼ同義で使われることもあるということです。
ジャンル別の「アプローチ」
アプローチの意味は、登山のジャンルによって少しずつ異なります。
一般登山・ハイキング:駅・バス停などから登山口までの徒歩や林道歩き
岩登り(クライミング):登山口から「岩壁の取り付き」までの道のり
沢登り:林道や山道から「遡行を開始する沢の入渓点」までの行程
ブログランキングにも参加しています。左が人気ブログランキング、右がにほんブログ村です。押していただけるととても嬉しいです。
「山の用語集」投稿時、参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ
コメント