山に関わる言葉を調べて学ぶ
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登山シーズンの始まりを告げる行事や時期のことを指します。
多くの山では、冬の間は安全上の理由などで登山が推奨されていませんが、春〜夏頃に「山開き」の行事が行われ、正式に登山シーズンがスタートします。
一般的には神事が行われ、安全祈願や遭難防止を願う儀式がセットになることが多いです。登山道の整備が終わったタイミングでもあるので、登山者にとっては

これから安心して登れる合図
とも言えますね。
目次
「山開き」にまつわる4コマ漫画








山開きの日には、登山シーズン中の安全を願う祈祷や開山祭といった行事が行われます。
上高地の山開きはテレビで紹介されることもあり、見たことがある人も多いでしょう。
今では登山はレジャーとして楽しまれていますが、昔は信仰の意味合いが強かったそうです。
例えば、富士山や日光男体山、出羽三山などの有名な山々は「霊山」と呼ばれ、今でも修行の場になっています。
昔は「山には神様がいる」と考えられ、一般の人が山に入れるのは、山の神様の許しが出る夏の限られた時期だけでした。その解禁日が「山開き」です。
最近は、その決まりに関係なく登る人も増えているようですが…。
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「山の用語集」投稿時、参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ