真狩コースを延々と登り、登り、登ってたどり着いた、羊蹄山外輪壁!スキー場から見上げていた羊蹄山山頂のフチ部分までたどり着いたのです。けれども…まだまだ山頂ではないのですよ〜!
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岩場経由で羊蹄山の山頂へ
だだっ広い場所にポツンと一つ佇む、羊蹄山外輪壁の標識。
風や雪の攻撃を受け続ける過酷な地にあるのに、こんなに綺麗。
ってことは…毎年付け替えてくれているのかしら?
ここから避難小屋跡経由でお鉢巡りして羊蹄山山頂へ、岩場経由でお鉢巡りして羊蹄山山頂への2通りのコース選択ができます。
ちなみに…ここから見える光景は…。
な〜んてご立派な…お鉢!
私の写真ではそのスゴサは伝わりませんが、スッッゴイ!大きなお鉢なんですよ〜!
冬に訪れる時にはいつも雪に包まれていた羊蹄山。
きっとこのお鉢の中も雪がたくさん詰まっていたんだろうな〜。
その雪が溶け、羊蹄山に吸収され、羊蹄山によって濾過されて…京極や真狩で汲める羊蹄山の美味しい水になるんでしょうか?
2018年の3月にスキーで来た時に真狩で汲んでコーヒーを淹れて飲んでみたら…ものすごく美味しかった!
山頂をぐるっと回ってから倶知安方面へ下山したい私たちはお釜を反時計回りで巡る岩場経由で羊蹄山の山頂を目指すことに。
岩場経由コースを歩き始めてすぐ…再び現れた登り…。
ええ、粘っこく登らせます。羊蹄山。
この正面あたりに丸い真狩ピーク(標高1860m)が見えるそうですが…う〜んわからないね!
フチに立てば、山頂ポイントまでは、ほぼ平坦かと思っていたので…登り斜面を見た途端にシンドイ気持ちがガツンとのしかかって来た。
一人の時はそこら辺もかなり調べているつもりなので、
まだまだ登りが続く…とか、この後に難所が待っているとか…分かっているんですけどね〜。
今回は仲間と一緒という心の甘えが出たせいか?調べが甘かったようだ。
そして、登りに続いて更に心を凹ませる…
ガスが発生!
登っている途中で青空が出てきたのに〜。
せっかく森林限界まで来たのに〜。
一番見晴らしが良いポイントに来た途端に、どんどん濃くなるガスに対して
と、心が沈む。
そんな気持ちを皆も持っていたかどうかは知らないが、黙々と歩く我々一行。
会話はほぼない。
そうなのよね〜今回の登山メンバーはあまり無駄話をしないで、黙々と登る。
スキーと同じく、ストイックな感じ。
けれども…やはりガスに気持ちが動じていたのか…
歩いていた道の先に道が…ない。
歩いて来た道を回れ右をして引き返す私たち。
ここで、最後尾を歩いていたマッハが先頭に変わった。
岩場経由で羊蹄山の山頂へ(先頭変更)
先頭がマッハになった途端…
早いよ!歩くペースが!
今まで最後尾で体力を温存していたせいか…。
マッハが歩くのが早い!
早いよ!早い!
もちろん、ポイントポイントでは待っていてくれるんですが…追いついたと思ったら、また歩き出す。
スキーの時と一緒〜!
ふふふ…。
昔の私だったら、ここで追いつこうと頑張ったけれど…今の私は違うよ。
早くはないけれど、私の歩くペースは平均ペース。
なので、そこを超えて急いで歩く必要はない。
そして、急げば絶対転ぶ→トラブルの元。
だからマイペースで歩くよ!
私の後ろにはホトケにヤマコさんが続いて歩いているから置いていかれることもない!大丈夫!
落ち着いて行きましょう!
それにしても小さい岩場のアップダウンが体に応えますなぁ…。
場所によっては足場の悪い場所もあるので、疲労が蓄積された今…うっかり転倒などを起こさないように慎重に進みます。
この岩場コース。
私も岩場好きなので余裕をこいていたら…
他のメンバーも岩場歩きの速いこと、速いこと…
…そうだ!
ここのメンバーってば、スキーでコブ斜面をガンガン滑る人たちだった!
私視点なんですが、岩場を降りる時ってスキーでコブ斜面を滑る感覚と似てる気がするの。
ちょっと先の場所に目をやりながら
ああ…あそこに足を置けば降りれて、次の流ればあちらへ…
と予測しながら降りていく感覚…。
このメンバーの中ではスキーでも一番下手っぴな私なので、いつもは楽しいな〜とマイペースで歩く岩場も周りに迷惑をかけないよう神経を使って歩く!
一人で登山をしている時には気がつかなかった、色々なコトに気づかされながら歩けたのも今回の羊蹄山登山は良かったな〜と思います。
全体的に岩場は右から巻いていく感じで道は続いていきました。