単独初級者の男体山登山(3)五合目から山頂まで

男体山3タイトル画面

五合目まで順調に上り…コレで半分登ったぞ〜!なーんて思っていたんですが…どの山もそうなんですが…まあ、ココからが辛いんですよ。登り。

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▶ 01話…御岳山〜奥多摩駅単独日帰り縦走(1)準備編
▶ 02話…御岳山〜奥多摩駅単独日帰り縦走(2)一合目から五合目まで
目次

岩場祭り…五合目から八合目

男体山イラストマップ5

五合目避難小屋から先はこのような丸太の階段が見えています。

五合目からの上り

左手には手すりもついてて、至れり尽くせりな階段ですね。
よく整備された道ね〜とふんふんふん♪と登っていくと…この穏やかな道は姿を変え…

岩場が出てきた

岩場ゾーンに突入だ。
頻繁に落石が起きるような岩場ではなさそうですが…岩場は岩場。
登山初心者にはチョット難関。

ゴクリ…

登山者のイラスト4
落ち着いて行きましょう…!

大きい岩場

岩場のところどころに鉄パイプで柵があるのは…道迷い防止の為かしら?

岩場が続く

次に虎の子ロープも出てきたので、きっとそうですよね?

岩場が続く2

登山道には人いるし、このように仕切もつけられているおかげで、
一般的にルート間違いしやすい岩場もどこのルートを登ればいいの?と悩むこともなく登れていけました。
うん!よく整備された登山コースです。

岩場が続く3

ただ…五合目を過ぎて大きな岩が増えてきたので…これらを太ももの力に頼って乗り越えて登っていくのがキツイ。

ココらへんから足の上げ下げ運動が始まるわけですよ

焦る登山者のイラスト_003
ちょっと不安を感じる場所では三点支持の体勢になって登っていきます。

岩場が続く4

でも五合目から登った先の開けた場所からは…再び中禅寺湖が見える!
さっきよりもグッと見下ろせる。

中禅寺湖が見える

その後も登れば登るほど、登山道はどんどん険しくなり、傾斜もどんどん上がっていっている気がします。

七合目の石碑

こうして七合目に到着しました。

あれ?…六合目の写真…ないねえ…

登山者のイラスト4
岩場登りに全神経を集中させていたようで、六合目の石碑を取り忘れたまま登ってしまいました…。
しかも二回登って、二回とも…!それだけキツイんですよ…初心者には。

七合目からの上り

その後も岩場を上って行きますが、ロープや柵がなくなって岩にペンキマークで矢印が記してあるのが助かります。
そうそう、七合目近くには避難小屋がありました。

何かの小屋

えっと〜…この写真、中に人が入ってますよね??心霊写真じゃないよね???何で避難小屋の中に入ってたのかしら?

…ま、こういうコトは深く考えないのが一番!


再び現れた樹林帯の緑色で目の保養をしながら進むと…

ひたすら登る

またもや岩場地帯。

岩場を上る

この岩場を登りきった先に…大きく、しめ縄の張ってある鳥居が見えました。

大きな鳥居をくぐる

ここが!ここが!八合目!?
と思うんですが…八合目の石碑は見当たらない…。

まだ岩場

その後も続く岩場を上る…

さっきの鳥居が八合目の印だったんじゃなーいー?

焦る登山者のイラスト_004
って思っていたら…

まだまだ岩場

八合目の石碑が見えた!

八合目の石碑

八合目の石碑には瀧尾神社の文字が記されていますね。
石碑は陽の光を背に受けていて…なんだかありがたい感じの写真が撮れました。

更にハードな上り…八合目瀧尾神社から山頂手前

八合目には瀧尾神社がある。

八合目から中禅寺湖を見下ろす

右手の建物が社務所???でも誰もおらず、開いてもいなかったの。

八合目から中禅寺湖を見下ろす2

八合目からも中禅寺湖が見下ろせる。
さあ!男体山山頂まで、あとひと踏ん張り〜!

八合目からの坂道

と、再び組み合うであろう岩場を想像していたら…八合目から先の登山道は…ただの坂道

八合目からの坂道2

ただの坂道…これ…結構キツイかった〜!
この八合目から九合目は整備された登山道なんですが…急なんですよ、この上り!

八合目からの坂道3

結構急な坂道のくせに、上の写真を見てのとおり右手も左手もぐぐぐっと狭まっているため…休むポイントがない。

ソコを勢いで登りきった先には…土のうの積まれた坂道…。
この土のうがないと…雨の日などに土が流されちゃうのかな?

土のうの積まれた坂道

この道をどう上るか悩む…。

土のうの上は歩いちゃだめかな?ってことで…木と土のうの間を歩くのはいいのかな?

悩む登山者のイラスト
あなたなら…どこを歩きます?

土のうの積まれた坂道2

私は、土のうと木々の間の道を登っていきました。
あ、そうそう、ここもモチロン急登だからね!

土のうゾーンが終わると、再び坂道…。
ここまで来ると、道端で休憩している人がちらほらと出てくる。

再び坂道

八合目を出てから、単調なのに延々と続いていく登り道…しかも急…。
これを足の力だけで延々と登るんです。
精神的にも肉体的にも疲れが出始めているので、辛い。

再び坂道2

九合目の石碑を探しながら上る。
だって…こんなに苦しいんだもの、そろそろ九合目じゃなきゃ…辛い。
辛いせいか?

九合目の石碑も見落とした〜!

焦る登山者のイラスト_001
ちなみに…九合目の石碑はココらへんにあったようです。
坂道が終わった?と思ったら…次は階段が現れた!

階段が現れた

まあ!これもなんて果てしない階段でしょう!!
八合目以降…手を変え品を変え…とにかく急斜面を登らせてくる男体山…。
なんてSな山…。

階段を登る1

先行きの見えない階段をとにかく登る!
今回の男体山レポは2012年と2014年の写真のいいとこ取りでアップしているんですが…
下が曇りの日の上り階段。

階段を登る2

視界が全然なくって…上り甲斐が得られなく辛かった。
次が晴れの日の上り階段。

階段を登る3

ここらに来ると、日差しを遮る木々もなくなり…紫外線がたっぷり降り注ぐ。

焼ける〜!暑い〜!

登山者のイラスト7

どっちにしても、シンドい上りなんですよ…。
こうして階段を登っていくと、登山道は赤土地帯に突入。

赤砂利道

ココらへんになると、もうすっかり森林限界を越えていて周りの風景もよ〜く見えるんですが…。

社が遠くに見える

見えるんですが…。
見えるのに…。
近づかない!
また、この赤砂が柔らかく、足を着くとモフッと沈み込む。

赤砂利を上る

これが体力を消耗させるんですよね〜。
うーん…なんて言えばいいんだろう…。

クッションマットの上を走るのってキツイよね?

張り切って上る登山者のイラスト
だから…そんな感じ。わかる?

赤砂利を上る2

この土の赤さが男体山が火山なんだな〜ってコトを認識させてくれますね。

ココからの視界は晴れていれば抜群!
振り返れば中禅寺湖、更に日光白根山や戦場ケ原方面の素晴らしい眺めを楽しむことができます。

でも、今の私が一番見たいのは山頂の証!
しかし…遠くにうっすら見えているのに、頑張って登っているのに…全然山頂が近づかないのよー。もー。

なかなか山頂につかない1

男体山の標高は2,486m。標高差は1200mもある…。
そりゃあ、息は辛いし、身体だって疲れているから自分の意識している以上に身体は動いていないよ。
数歩歩いては立ち止まり、数歩歩いては立ち止まりながら頂上を目指しました。

下の写真のように晴れていれば遠くから山頂の建物や銅像が見えている。

なかなか山頂につかない2

足を進めては見上げ…

近づかないなぁ

焦る登山者のイラスト_002

そして足を進めては見上げ…

さっきと景色が変わってない…

焦る登山者のイラスト_005

の繰り返し…。
それでもそれを何十回も続けていれば…うん!着たよ!

山頂手前の鳥居

あの鳥居が今、目の前にドーン!
この鳥居をくぐればいよいよゴールです。

男体山山頂は神社でもあるため、色々な建造物がありました。
次回「単独初級者の男体山登山(4)男体山山頂」へ続きます。

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