無事、奥大日岳、別山、真砂岳登山を終えて…いつもだったらそこで終わる登山レポなんですが…今回は雷鳥沢キャンプ場から扇沢への帰りも綴っていきますよ。
留守番なう…雷鳥沢キャンプ場
私が別山・真砂岳を登っていた頃、ダンナは雷鳥沢キャンプ場でお留守番。
テントは朝9時ぐらいまでは快適にテントで眠れたそうです。
せっかくなら雷鳥沢キャンプ場をもっとお散歩すればいいのに、ほぼテントから動かなかったとか…もったいない。でもでもきっと…ダンナの中には…
雷鳥沢キャンプ場から室堂ターミナルまで戻るために体力温存!があったのかもしれませんね。
ダンナによると、3連休2日目の雷鳥沢キャンプ場のテントは撤収していくテント、その場所に新たにテントを張る人…とテントの入れ替わりが頻繁に行われていたそうです。
また、すっごい!おおきな荷物をしょった歩荷さんがいたのでビックリしたそうですが…その中身は…
なので、見た目よりぜんぜん重たくないんですよ〜!って言われたそうです。
また、私の下山を待っている間にテントの換気!
お、気が利くじゃん!
そうそう…雷鳥沢キャンプ場の幕営許可書はこのような紙。
夕方にちゃんと点検に来たので、見やすい場所にくくりつけておきましょう。
ダンナのテント場放浪はまだまだ続く。
こちらは外にある水場です。
写真にも写っていますが…すごいな…ワインのボトルがあるよ…。
雷鳥沢キャンプ場は山のテン場と比べてオートキャンプ場のノリの方もチラホラいらっしゃって個人的にはムムム…と思うようなコトも多かったのですが…ここだけは守られていました。
ロープを張られた植生地の中にテントを張っている人はいませんでした!
テント場のエリアによってはベンチとテーブルセットもあります。
テント撤収時に誰も利用していなかったので、使わせてもらいました。
幾度もしゃがんで荷物をとって、ザックにしまってを繰り返したりするのって、けっこう腰が痛くなるんですよね〜。
他にもダンナが撮った写真には…トイレ。
ペットボトル…落としちゃったら…嫌ですねぇ。
天気予報も貼ってあります。
金澤大学医学部さんも…。
そして木も建物もまったくないテン場で唯一の日陰が…ココ!!
キャンプ場受付の建物の周りにかろうじてできている日陰…。
ああ、こうやって見返すと…やっぱりいいテン場ですよね〜。
雷鳥沢キャンプ場。
帰りも辛いよ…室堂ターミナルまで
来た道を戻るだけなので、地図にする必要もないのですが…。
帰りは上り道が多くなるので、ダンナの荷物も私のザックにできる限り詰め込んだところ…なんか行きより重たくなっていて…4時間山を歩いてきた身にはかなり辛い重たさ。
ストックもダンナに貸してあげて…。
さあ!帰ろう!
が…雷鳥沢キャンプ場から雷鳥荘までは上り一筋。
出だしからダンナの呼吸が荒いぞ!
「時間はいくらでもあるからユックリゆっくり歩けばいいよ」と励ましながらノロノロと登る。
振り返ると、さっきまでいた雷鳥荘までは上りがどんどん小さくなっていく…。
是非また来たいけれど、混んでいるのはもうこりごりなので…次回は平日絡めて来よう。
昨日歩いてきた道をただただ戻っていくだけなんですが…昨日登った奥大日岳へはすっかり親近感があるので、途中にあった大日連山の看板を読む。
行きは気にならなかった看板が帰りには気になるのも…いいですね〜。
行きに「硫黄臭っ!」と思った場所、帰りもちゃんと臭かったよ。
血の池も高いところから見下ろしてみる。
こうしてトロトロ、トロトロ歩いていれば…はい!着いたよ。
みくりが池温泉!
ここで立ち寄り風呂に入ろう!と思っていたのですが…。
温泉入浴券購入の列が長くて、長くて…お風呂が混んでいることが想像できる状態だったので…断念。
お腹も空いたので、なにか食べたかったけれど…。
どれもこれも美味しそうなんだけど…。
そこでお気軽に買える缶ジュースとソフトクリームを食べながらプチ休憩。
私一人の登山ではこういう時間もないので、たまにはいいですね。
休み休みしながら歩いていると、普段は目に止めない看板の説明も読んじゃう。
昨日見たみくりが池もキレイだったけれど、今日のみくりが池も鮮やかなブルー。
ダンナも見惚れている?
いいえ、すっかり疲れ果てて…見るフリして休憩しているだけです。
けれど…気持ちが良いなぁ
お金はかかるけれど…公共機関をつかってこんな素敵な場所に来れるって…最高の贅沢じゃない!?
こうして…やっと室堂ターミナルまで戻ってきたよ〜!
にぎわっている…山の日フェア
室堂では山の日フェアでゆるきゃらたちがウロウロ。
時間はちょうどお昼の12時…。
太陽は頭上にあがりきり、がっつり暑い中…お疲れ様です!
この山の日フェアでは食べ物も売っていて…どれもこれも美味しそう!
その中で私が一番心惹かれたのは…生ビール!
でも…帰りの運転もあるから…飲めないよね…と、売り場をじ〜っと見ていたら…ダンナから
いいよ!いいよ!飲んで!
の一言が…
ま、次の日もお休みだから…ダンナが眠くなったら仮眠しながら帰ればいいだけさ!
ってことで立山地ビールを買っちゃうよ!
山と黄金色のビールのコラボ…きれいね!
気がつけば富山のゆるきゃら?
暑いのに大変だな〜と思っていたら…
お尻に通気孔…そうだね…暑いもんね…。
ダンナの腕の出ていた部分が日焼けちゃってる!
痛そう〜!
日焼けるのは簡単。
白く戻るのは難しい。
こうして一年中色黒な女でいるわけですよ。
さあさあ、これで後は黒部アルペンルートを下って扇沢の駐車場へ戻るだけです。
長くなってしまった室堂レポも次回「室堂・雷鳥沢キャンプ場でテント泊登山(11)最終回」で終わります。