山という漢字の読み方は、例えば御嶽山などで「みたけやま」と読むものと「みたけさん」と二通りの呼び名をする山があります。
ん〜なんでおんなじ山という分野なのに、更に同じ漢字なのに読み方が違うのかしら?何か意味があるのかな?とちょっと気になったので調べてみました。
昔の日本人は「山」を意味するコトを「ヤマ」と発音していたそうです。
その後、中国の漢から山を「サン」や「セン」と発音する文化が伝わってたそうで…。
伝わってきた場所・時代・文化の流れから色々な発音がごっちゃになって今の複数の呼び名になったのではないかと思いますが…どうでしょう?
302の「○○山」がある
「山」は「やま」「サン」「ザン」「セン」と読ばれています。
『全国市町村名の読み方』に掲載されている山を調べてみると…
「ヤマ」130
「サン」100
「ザン」59
「セン」6
「ゼン」7
「サン」は漢音
一般的に知られた山に多く、お寺の正式名称は「○○山○○寺」でサン読み、さらに民謡などに歌われるときも「サン」が多く使われています。
では、サンは宗教に関係する読み名なのかな〜?と思ったんですが…同じように山岳信仰の盛んな立山はヤマであり、日本武尊の伝説のある武尊山や両神山はヤマ、サンの両方読みをする…結局コレも明確な答えがないみたい…。
「セン」は呉音
呉音は日本に古く伝来し、仏教関係の語に多い漢字の音です。
深い歴史を物語る象徴的な読み方でもあるそうです。
「日本百名山」「200名山」「300名山」と、有名な山で調べてみると…山をセン(ゼン)と呼ぶ地域は例えば大山(だいせん)、、氷ノ山(ひょうのせん)、扇ノ山(おうぎのせん)など…中国山地に多いそうです。
また、昔から山という字を「セン」と読んでいた歴史が、そのまま「セン」として定着した説もあるようです。
結局「サン」と「セン」はどう違うかと言うと…
ええ…すみません…「ヤマ」と「セン」の明確な違いはわかりませんでした。
個人的には…「ヤマ」は昔の日本人から親しまれて呼ばれてきた発音、「サン」は山岳宗教系の発音、「セン」は中国地方を中心に多い発音かな〜?と思いました。
まあ…素人が調べた書いた豆知識ってことで…「ヤマ」と「セン」にこんな違いもあるってぐらいはわかったので…個人的にはこれで満足です。
出典
ヤマかサンか | ことば(放送用語) – ことばウラ・オモテ | NHK放送文化研究所
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ
詳しいことは自分で調べてください。
ものすごく間違ったことを書いていたら指示お願いします。オススメの山の用語がありましたら教えてください。
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