私の山レポの文章に混在している「上る」と「登る」。
本当はどちらの「のぼる」が正しいのかを調べてから山レポを書けばいいのに…面倒で…かつ、文字間違いにも寛容な皆様に甘えて…いつも適当に書いていました。
ですが!そろそろ…「上る」と「登る」の違いについて調べておこうと思います。
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三種の「のぼる」
私達が日常使う「のぼる」に値する漢字ですが…大きく
上る
登る
昇る
がありますよね。
まあ…だいたい意味はお分かりでしょうが、それらを使う時のシチュエーションを思い浮かべてみます。
上る
さて日常で「上る」という言葉を使うシチュエーションですが…
会社の階段を上るのが辛い…。
上り電車に乗るよ!
話題に上った!
って感じで使っています。
辞書で検索すると「上る」には
2.数量が大きくなる。
3.話などにとりあげられる。
(引用元:goo国語辞典)
という意味があるので、私の山レポで「上る」と書いていても意味的には間違いではないんですね…。
私の山レポのシチュエーション的には
で使うのがふさわしいのかな?
登る
日常で「登る」という言葉を使うシチュエーションですが…
今日は山に登るよ!
山頂まで登る…
ステージに登るわ…
辞書で検索すると登るには
(引用元:Google文字入力辞典)
おお!コレこそ登山に適したのぼるですね!
他の辞書でも「登る」とは
という意味として書かれているので、先に述べた「上る」との大きな差は分かりづらい…。
けれども…「上る」と「登る」の違いはちゃんとあります。
それはしんどい度!
引用元の説明にもあるように、「登る」は手足を使って登っていくコトをいいます。
その「登」という漢字の成り立ちを絵で書くと…
となります。
…てかさ、描いていて思うのですが…コレってどういう体勢なの?
この図の説明を読むと、祭器を両手で頭上高くに持ちあげている様子からできた漢字だそうなので…それを登る光景に重ねると…けっこうな体勢で登っていることになるんですね…。
そこから相当の労力を費やして高いところに行くという意味になりました。
私の山レポのシチュエーション的には
って時に使うのが合っているかと。
昇る
さすがの私も…ココは間違いませんよ!
山レポの上りのシーンで、こちらの「昇る」を使っていたら、単に誤植です。
日常で「昇る」という言葉を使うシチュエーションですが…
日が昇った〜!
煙が昇ってるよ!
天国への階段を昇る…
辞書で検索すると昇るには
(引用元:コトバンク)
こちらの昇るは人間の力の範疇を超え、はるかに高いところに進んでいくことをいいます。
私の山レポのシチュエーション的には
ってトコでしょうかね?
「のぼる」に関するまとめ
ってことで…私が山レポで使っている
「登る」も
「上る」も
どっちでもオッケーってことヨロシイでございますわよね?
でも今回意味を調べて見て…今後の山レポを書く時に、楽な上りの時は「上る」にして、
しんどい登りの時は「登る」にしておこうかな?