涸沢カールを上高地ピストンでのんびり単独テント泊(3)

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そして上高地まで

今回の登山行程は昨日歩いて来た道をただただ、戻るだけなので地図は割愛します。

昨日ハァハァしながらのぼ登って来た石の道をヒョイヒョイ下る。
やっぱり、下りは楽ですね〜。

涸沢ヒュッテから帰る

でも、楽ゆえ…
体温が上がらず寒い〜!

日陰は寒い

見ての通り…

草木も凍る

草木も凍りまくってますもの〜。
寒いはずだよ!

ああ、それにしても…何度も何度も振り返る…愛おしい稜線

穂高連峰を見返る

と、ウットリ楽々で下山していた私に…難所が現れた!
それは…凍った岩場!

うーん…写真では分かりづらいのですが…滑るんですよ!ココ!

凍っている岩場

幾度かチュルン!を体験。
前方を歩いていた夫婦に道を譲られた時も、お互いの口から

ココ、コワイですね〜!早く終わってほしいですね〜!


と同じ感想を言い合う。

凍っている岩場2

この下りでビビっている私には…一生冬山登山なんて無理だ…
と言うか…

今回の登山、欲を出して稜線アタックしなくて本当に良かった!


と自分のチキンぶりに惚れ惚れ。
ここでこんなに凍っているなら…稜線はどんだけチュルン!だろうか…?

凍っている岩場がコワイ

ヨチヨチと下っていると、登ってきた人から「この先凍ってるよ!」と言われ「この上も凍ってます」と、お互いにとってやるせない会話などしつつ…
ようやく…

なんとか本谷橋まで戻った

本谷橋までもどってきたよ〜!

本谷橋をすぎれば、後は土の道!
もう、道は怖くないぞ!さらに、日もすっかり柔らかい。

土の道が優しい

その後は順調に横尾大橋まで戻ってきた。

横尾大橋まで戻った

実はこの日、平日の月曜日だったのもあるせいか?
いつもは登山者でにぎわう横尾山荘の前もガラガラ〜!

横尾山荘前

あとは河童橋まで3時間歩けばいいだけ〜!
うん…3時間ね…。

横尾から戻る

徳沢も…相変わらず通過。
今回のまったり登山を企画した時…

一度もお茶をしたことない徳沢でコーヒーでも

笑う登山者のイラスト

なんて思ったりもしたけど…通過しちゃった…。
でもね、お婆ちゃんになった頃の楽しみとしてとっておくから…今はいいんだ。

徳沢前

後は…のんびり…のんびり帰るよ…。

林道を歩く

体力的にも時間的にも余裕のある今回の山行。
何を焦ることがあるのさ〜と思うんですが…うーん…やはりココの林道は長い!早く上高地に着きたい!

やはり長い林道

と、思いながら歩きつづければ…いつかはたどり着く、次の目的地の明神館。

明神池まで戻ってきた

ここ迄来れば人もたくさん。
う〜ん?外国人が多い気もしますね。

黄金色の木々

ココまで来れば、あと1時間!

ココまで来れば、あと1時間!

ココまで来れば、あと1時間!

と心の中で唱えながら歩く。

あともうチョットで河童橋

河童橋近くまで戻ってくると、緑がキレイな池が美しい。

緑色がキレイな池

で、河童橋まで戻ってきたよ!
わー!さすが河童橋!
平日なのに…こんなに混んでる!

河童橋まで帰ってきた

ああ…今回は穂高連峰を見ながら延々と歩いたおかげか…
来シーズンはあそこを歩きたい、あのルートをもう一度歩きたい!と野望がムラムラ!
シーズン初めのテント泊ってけっこう辛くて…

ああ、テント泊が辛い…私の登山もそろそろ卒業かしら…

痛がる登山者のイラスト

な〜んて思うのに…夏山登山終了時期になると

来シーズンはもっともっともっと山へ行くぞー!

笑う登山者のイラスト
と燃え上がるのが…恒例になってきています。

河童橋から見上げる穂高連峰

この記事を描いている11月下旬…きっと今頃の上高地はもっともっと寒くて、いや…もう真っ白なのかもしれない。
冬山は美しいけれど、やっぱり私には敷居が高い…。
そう認識した、10月下旬の登山でした。
こうして2018年シーズン最後のテント泊も良い思い出ができて大満足気持ちで締めくくれました。

以上で涸沢テント泊レポはおしまいです。
お付き合いいただきありがとうございました!

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