伊豆ヶ岳を目指す今回の登山、でもその前に1座、2座と小さい山がある。短い距離で山の頂きを幾つも味わえるのは低山ならではですね。
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前回の記事は…
正丸峠から小高山へ
正丸峠に設置されている道標に伊豆ヶ岳まで2kmと書いてあります。
2kmってことは正丸駅から歩いてきた距離よりも短いんだね。
また、関東ふれあいの道の看板も設置されていた。
こういう案内文って、ドコの山でも似た感じだけど…定型文でもあるのかしら？
たまご看板に書いてあるコースタイムはユックリさん対象に書かれているんだよね？
ここに書いてあるコースタイム通り行けば、多少ユックリ歩いても15時には下山できるはずだ。
では正丸峠から伊豆ヶ岳へ向かって登山開始。時間は朝8時35分。
正丸峠から登り始めてすぐに尾根に乗っかります。
この尾根は綺麗に整備されていて歩きやすいし、斜度もほぼない。
進んでいくと、進行方向に関東ふれあいの道の石がどーんと置いてあった。
ココだけの話…最初見た時…
お、お墓!?
びっくりしたんだ。
見るからに新しいので、最近設置したのかな？
道標も程よい間隔で設置されている。
伊豆ヶ岳は人気の山とあって、登山に慣れていない方も登りにこられるだろうから…登山道整備は必要なんだろうね。
気持ちよく歩かせてもらってありがとう。
道標に沿ってどんどん進む。
急な上りもないので、のんびりダラダラ歩けます。
この登山道の朝8時台は、時々人とすれ違うぐらいだったので静かな山歩きができて嬉しい。
木々に囲まれていても木漏れ日も多いおかげで暗くないので歩いていて怖くない。
そのまま歩いているとちょっと上りが出てきた…その先が。
小高山〜五輪山
小高山に到着しました。
時間は8時54分。正丸峠から20分で着いちゃったよ。
その名の通り、小高い場所…。
たぶん、北アルプスだったら
ただのピークのようだ
で、済まされちゃう小高い場所だったかも。
でも、この小高山からは景色が望めた。
私が訪れた6月は緑が生い茂る時期なので、葉っぱに阻まれて周りの風景が見づらいのですが…その合間から見えてきたよ。
遠くの山ちょっと山を見て満足したら、先を進もう。
まず、小高山を下る。
そう、登ったら下るのが山なのだ。
そのまま進むと分岐点が現れた。
ここは長岩峠。
正丸駅にも分岐しているらしい。
正丸駅から伊豆ヶ岳を最短で目指すコースの分岐点がココになるのかな？
その先の道も気持ちいい。
ほらほら！真っ直ぐに伸びた木々に囲まれた尾根道がいいでしょ！
またも現れたぞ、分岐点。
何の分岐かしら？
ふむふむ。
左に進めば五輪山、右へ進めば五輪山を巻く道。
ちなみに注意書きが書いてあるので読んでみよう。
丸太階段が壊れている箇所がある。
巻き道には一部崩落箇所がある。
どっちを通っても注意しなさいってことね。
私は丸太階段を登って五輪山を経由することにした。
丸太階段が壊れていると書いてあったが、気になるほどではない。
階段を登りきった先が五輪山。
先程の小高山から15分ほどで着いちゃった。その位ちかい距離。
ここも木々に囲まれた展望少ない…山。
五輪なんて聞くと、
オリンピック並になんかすごい山？
って思ったりもするけど…里山によくあるピークっぽい山だった。
さて、五輪山も登ったら下る。
下っていった先には…
分岐点だ。
そうだ、ここだ。
ここか伊豆ヶ岳の名所だよ。
男坂と女坂
こちらが男坂と女坂の分岐になります。
男坂方面に看板が立てられており、落石危険や落石注意、通行自粛など…書かれています。
過去にココで落石事故があったのかな。
この男坂を回避するために右手に女坂という迂回路もある。
あるんだけど…男坂が気になる。
分岐点に立てられている伊豆ヶ岳ができた由来の看板を見ながら、どうしたもんかを考える。
やはり…女坂を行くべきなのかな…と思いつつ…女坂へ一歩踏み出すと…。
男坂へ向かっていく人がいるいる…。
………やっぱり男坂が気になる〜！
とりあえず、男坂を見てみよう！
そう思って男坂へ足を進めた。
おお！岩の壁が道を塞いでいる！
そこには数本の鎖とロープもある。
写真…分かりづらいですね。もっと引きで写真をとればよかった。
周りを見回すと…
私を抜いていった方々はさっさと登っていって居ない→人による落石リスクは少なくなった。
鎖を掴んでみると、しっかりしている。→いざってときに頼れる。
鎖に頼らなくてもホールドできる岩もある。→三点支持で登っていける。
って、コトで…登っちゃいました。男坂。
伊豆ヶ岳登山を計画した時に男坂のコトは事前に調べておいたので鎖場用の装備済。
今までの登山経験で鎖場歩きの経験があるので、私は男坂を登る選択をしました。
が
男坂は自粛が求められているコースなので、鎖場が怖い・高所がはげしく怖い・鎖場未経験・登山初心者・体調が悪い
など、不安要素がある場合は、男坂はやめましょう。
あんたは登っておいて偉そうに〜って思われる方もいらっしゃるでしょうが…。すみません…。
男坂を順調に登って、振り返ると
周囲の山が見下ろせるスポットだ。
ずっと木々に囲まれていたので、ここから見える風景が嬉しい。
再び男坂に向き合うと…もうちょっと鎖が続いていく。
先に上っている方が居たので、
あの人たちの姿が見えなくなって登っている音がしなくなってから登ろう。
落石があっても大丈夫そうな場所で上の様子を見ながらしばし待ち…再び鎖場を登る。
2段目の鎖場を登りきった先では、さっきよりも更に視野が広がって山が見えるー！
ふふ〜♪やっぱり山はいいなぁ！
鎖場が終わった後には大きい石がゴロゴロ。
ここを再び乗り越えて進んでいった先は岩と木の根っこが混ざりあった斜面。
ココには鎖は設置されていない。
でも、三点支持ができれば登れちゃいます。
ここを登りきった先が女坂との合流地点になります。
写真に撮り忘れたんだけども、この女坂との合流地点にも男坂を下るのを自粛する看板があります。
確かに…男坂を下りとして使うのであれば、私も歩かなかった。
鎖場の下りは…難易度かなり上がるからね
もう一度書きますが、いつまでたっても初級者な私が偉そうで、本当に申し訳ないんだけども。
鎖場が苦手、高所が苦手、岩場歩きの経験がない、登山初心者の方は男坂は止めて、女坂に進まれるのがいいと思います。
ネット上では男坂を登ったレポがたくさん乗ってますし、私のブログもその一つなんだけど…。
さて、ここまで着たら伊豆ヶ岳までもうチョットだ！
次回「電車で行く伊豆ヶ岳縦走登山（４）」に続きます。
