電車で尾瀬テント泊で燧ヶ岳(2)尾瀬沼編

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尾瀬と言ったら水芭蕉と見渡すかぎり一面の湿原!その湿原に囲まれながら、のんびり歩くのが尾瀬タイムよね〜。


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前回の記事は…

目次

大江湿原から沼尻峠まで

大江湿原から沼尻峠までのイラストマップ

では湿原を楽しみながら見晴キャンプ場へ向かって歩きだすことにしましょう。
時間は12時40分。
大江湿原から今日の目的地の見晴キャンプ場まではコースタイムで3時間
遅くとも16時までにはキャンプ場に着かねば!ゆっくりしている時間はない。

大江湿原の写真と登山者のイラスト

季節は7月中旬、水芭蕉の時期は終わっている(んだよね?)けれども、黄色いお花がところどころに咲いていて緑と黄色のコラボレーションが爽やかな初夏を思わせていい感じでしょう?

大江湿原を歩く写真と登山者のイラスト

起伏がない木道の上をスタスタと湿原を歩いていくうちに、気がつけば右手に山が。
あの山は燧ヶ岳なのかしら?
当ブログ、よく山を間違えているコトが多いので不安だわぁ。

大江湿原と燧ヶ岳の写真と登山者のイラスト

平らな湿原の中にひょっこり飛び出ている山の頂まで、かなりの登りが待っていそう。

明日わたしはあの山を登れるんだろうか?

不安なら登るな!って言われちゃうかもしれないが、自信満々もある意味危ない
登山に対しては

たまご

常に臆病であれ!

が私の山登りスタイル。
ってカッコつけて言ってみたが、登山に対してポリシーもスタイルも私はもってない。常に自信がないだけ。
こうして歩いていると、立派な尾瀬看板のある場所に辿りついた。

尾瀬の看板の写真と登山者のイラスト

尾瀬のあちらこちらに立っている、この看板も「尾瀬」に来た感を盛り上げてくれるよね。

尾瀬を歩く写真と登山者のイラスト

湿原も空もすごく広い尾瀬。
病気や仕事で縮こまっていた視野が一気に広くなる気がするわ。

道標の看板と湿原写真と登山者のイラスト

分岐点には道標が。
次の休憩ポイントまで3kmかぁ。近そうで遠いんだよなぁ。

遠くに見える尾瀬沼の写真と登山者のイラスト

遠くには尾瀬沼が見えるようになってきた。

尾瀬沼沿いに歩ける?

笑う登山者のイラスト

って思いきや、木道は樹林帯に向かっていった。

木道を歩く写真と登山者のイラスト

すると進行方向に金網が見えてきた。

ゲートと木道の写真と登山者のイラスト

ゲート?
あら〜こんなゲート、10年前に来た時あったかしら?
ゲートを通過し、チョット歩いたら燧ヶ岳・長英新道の登山口だ。

長英新道の登山口の写真と登山者のイラスト

明日の登山はここが下山口
明日の昼過ぎには無事に下山ができていますように!
明日は時間に余裕を持てるよう、早め早めの行動をしよっと。

湿原を歩く写真と登山者のイラスト

その後も木道に沿って進む。湿原地帯で視界が広がったと思えば、また樹林帯。

尾瀬の木道を歩く写真と登山者のイラスト

地図上では尾瀬沼に沿って歩いているはずだが、木々に阻まれて尾瀬沼の姿は全く見えない

尾瀬の木道を歩く写真と登山者のイラスト

想像では、左手に尾瀬沼を見ながら歩いてるハズだったのに…理想と現実は違うわね
すると、進行方向に小さな小屋が見えてきた。

沼尻峠休憩所が見えてきた写真と登山者のイラスト

上の写真左手に屋根が見えているでしょ?あれが沼尻峠休憩所

休憩する?先へ進む?


大江湿原から沼沢峠休憩所までは特に難所もなく歩いた。
だが、家から沼尻峠まで公共機関を使って移動してきた疲れ、沼尻峠からここまで歩いてきた疲れもあるので、沼尻峠休憩所でしばし休憩しちゃおう。

沼尻峠休憩所の写真と登山者のイラスト

沼尻峠休憩所は改装されたばかりみたいでピカピカよ!
ほら!自販機だってまだ何も売ってない!
(令和5年8月5日から沼尻休憩所公衆トイレは利用可能)

沼尻峠休憩所の写真と登山者のイラスト

ここがオープンしたら、素敵な休憩ポイントになりそう。
この休憩所からは小沼が見える。気温も適温
のんびりと過ごしたい場所だ。

尾瀬・小沼の写真と登山者のイラスト

よって、ここで休憩をすることに。
持っていたおやつを食べながらぼ〜っとする。
スマホも触らず、日常の余計なことも考えずぼ〜っと…。
こんなマッタリ登山、なかなかない。

今回の登山、尾瀬に決めて本当によかったな〜

笑っている登山者のイラスト

心底そう思う。

沼尻峠休憩所から見晴キャンプ場まで

沼尻峠休憩所から見晴キャンプ場までのイラストマップ

沼尻峠休憩所ではちょっと休憩した…つもりだが、気がつけば20分も休憩してたわよ。
恐るべしマッタリゾーン。
いつまでもここに居たい。いっそのこと泊まりたい気分だが…そうはいかない。
重いケツを上げて、見晴キャンプ場へ向かって歩きだす。

沼尻峠休憩所から出発する写真と登山者のイラスト

道標に目指す地点の「見晴」の文字がないのがチョット気にかかるけど、地図を見ればこちら方向なのは間違いない。

沼尻峠休憩所から出発する写真と登山者のイラスト2

7月現在、青々茂る尾瀬の湿原は秋になるとどのようになるんだろう?

たまご

秋にも来てみたいな〜

って、この時は思うけど…ワンシーズンに同じ場所に2度くるのはなかなか無いよね。

尾瀬の小川の綺麗さに喜ぶ写真と登山者のイラスト

川の透明度にうっとり。
私の家の近くの川は灰色で臭って…透明度0ですから。

尾瀬の風景にうっとりする写真と登山者のイラスト

湿原の間にある池に反射する雲がいいわね〜。
10年前はガツガツ登山がしたかった時期だったので、尾瀬の良さがイマイチわからなかったけど…

尾瀬の風景にうっとりする写真と登山者のイラスト2

ガツガツ時代が終わった今、尾瀬の良さが分かるようになってきた気がする。
この風景&のんびりと歩ける雰囲気がメンタルと身体に優しい。

ちょっとゴツゴツした登山道もある尾瀬の登山道の写真と登山者のイラスト

って、尾瀬を褒め称えていたら…チョットゴツゴツした道が出てきたよ。
しかもその先の道は…木道じゃない。

普通の登山道の尾瀬の写真と登山者のイラスト

この手の道は登山で慣れている道だから問題ないんだけど…尾瀬に求めているのはコレじゃない…。

息を切らせて登る写真と登山者のイラスト

そう思いながら進むと、木道と再会。

茂みが濃い尾瀬の登山道の写真と登山者のイラスト

途中にあった燧小屋の看板が下に落ちているのはなぜ?

道端に落ちている燧小屋の道標看板の写真と登山者のイラスト

だんだんと木道も荒れてきて…

たまご

あれれ?人気の見晴エリアへ本当に向かっているんだよね?

ってチョット不安な気持ちにも…なる。

ちょっと荒廃した木道の写真と登山者のイラスト

そして…だんだんとテント泊装備の入ったザックが重たくて辛くなってきた。
今日の重さは13キロぐらいかな?
感染症時代に入ってから重たい物を持っての通勤をしなくなって3年半経ってしまい、重たい物を持つのが辛い。

登山道を歩く写真と登山者のイラスト

毎日5キロほど背負いながら、往復6キロを自転車を漕いでいた習慣を失ったのは登山に対してはマイナスになってしまったようです。
テレワークはメンタル的には楽だったんだけどね。
で…このぐらいの時間になると登山道に人が居なくなった。

木道を進む写真と登山者のイラスト

時間はもうすぐ午後15時。
帰る人たちはとっくに帰っているし、泊まる人たちはほぼ行動を終えている時間帯だものね。

尾瀬の川の写真と登山者のイラスト

途中にあった川のせせらぎ。
この水は飲めるのだろうか?飲まないけど。

緑豊かな尾瀬の木道の写真と登山者のイラスト

そして…人が全然いないので、ちょっとだけ「熊」が怖くなってくる。
尾瀬もツキノワグマが出るよね。
熊鈴…出そうかな?

燧ヶ岳への分岐点の写真と登山者のイラスト

って、考え始めたら分岐点に着いた。
ここは燧ヶ岳への登山道分岐

見晴新道登山口の写真と登山者のイラスト

明日はここから登山をするのか〜。
現在…

重たいなー

ビビる登山者のイラスト

って、思っているテント拍装備のザックを背負って登れるのだろうか?

見晴キャンプ場を目指す写真と登山者のイラスト

今はネガティブなコトは考えず、とりあえず今はキャンプ場についてテントを設営することをクリアしよう。
そう思い進んだ先には道標…

見晴キャンプ場分岐点の写真と登山者のイラスト

あ〜出た出た。

どっちへ行っても見晴に向かう分岐点

キョロキョロする登山者のイラスト

どっちを歩いても見晴経は行けるけど、せっかくなら良い道を歩きたいよね。
どっちが良い道なのか、ちょっと悩むけど…いいや!直感で左!

見晴キャンプ場を目指す写真と登山者のイラスト2

結果を言いますと…次の日は歩かなかった方の道を通って燧ヶ岳登山口道まで戻ってきたけど…どちらを歩いても風景に大差はなかったです。

この道を進んだ先が見晴エリアで…山小屋がいくつか建っている場所を通過したら
見晴キャンプ場に到着。

見晴らしキャンプ場についた写真と登山者のイラスト

時間は15時20分。
キャンプ場は混み合っている。
尾瀬でのテント泊は尾瀬沼、山の鼻でテント泊をしたコトがありますが、今回の見晴キャンプ場は初めて。
見晴エリアはどんなキャンプ場なのか…?
それは次回「電車で尾瀬テント泊で燧ヶ岳(3)」に続きます。

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